ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

留学生

2006-06-04 22:07:59 | 日記・エッセイ・コラム

交換留学生たちのオリエンテ-ションに立ち会った。それぞれ20名ほどの高校生たちである。僕のクラブがホストしている子はマックスという名でブラジルからやってきている。1年間の留学を終えて7月23日には帰国の予定である。                                       今日は日本での体験を日本語で発表したが、10ヶ月前と比べて格段に上達した。しかしマックスは今日のスピーチの内容に不満があるようだ。指導の先生に一部を添削されてしまって、自分の述べたいことが述べられなかったという。確かに、関わった日本人を喜ばせるような優等生的な内容であった。子供のことゆえもっと自由に発表させたほうが良かったと思う。                                              ところで子供とはいえ彼は、デイズニーランドやゲームセンターのような騒々しいところは喜ばない。金閣寺・銀閣寺・姫路城に強く興味を抱き、「将軍」なる本を静かに読んでいる。ちょっと変わった少年である。                                  オリエンテーションの帰り途、T駅前で団子を買う。夕方には売切れてしまうほどの「たかが団子、されど団子」である。