白木蓮
2012-04-02 | 短歌
<白木蓮>
白い花はどれをとっても美しい。この色の無い姿が想像を超えた世界へと誘うのだ
ろうか否である。よく見ると白には暖かい白とか、青っぽい白とか無限のグラデー
ションがある。見る人の、その時の気分によって感じる色も千差万別なのだ。色を
限りなく美しいと感じる時、ひとの心は無垢に帰っているのではないだろうか。
白い色を愛して止まない人のために花となり雪となり形を変えて心に深く残って行く
のだろう。
※最もお気に入りの木蓮の写真/CASIO EXILIM 8.1 携帯電話にて撮影
永遠の白という名の奥深き彩をきざむわれもまた白