詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

花筏(はないかだ)

2012-04-15 | 短歌


<はないかだ>とても粋なコトバにつられて桜の落花の時期でないと巡り合えない美しい
風景を探した。この表現は散ったはなびらが水面をつかずはなれず流れてゆく、花が筏を
組んで流れる様をあらわしている。私自身ここに流れる花は100%桜でなければこの絵は
なりたたない。まるで日本画の流麗な世界ではないかとおもう。今年は散るはなびらが多
すぎて絢爛豪華になりすぎた。

春の雨花のいかだの連なりを濡らしてひかる水面をゆけり
コメント (2)
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