詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

白やまぶき

2012-04-19 | 短歌

やまぶきの実の黒きこと知らずして白山吹の花を愛でおり

<白やまぶき>

やまぶきいろ。黄色をやや濃くした彩度の高い色で、時代劇などで

山吹色と言うと小判の輝きをイメージする。一重にしろ八重にしろ

この黄色に暗いイメージはない。初夏の代表的な花と言えよう。

山吹に実がならないと言うのはすでに衆知する処だが 白い山吹には

黒い実がなる。 白い山吹は純白の花弁が4枚の一重咲で黄色の花に

比べおしゃれな女性のようでやや趣がことなる。葉や茎は間違い

なく山吹一族のそれである。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする