詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

人待ち月

2014-05-10 | 俳句


<人待ち月>

5/10夕方5時ごろの月。日の入りまでもう少し時間が有り手持無沙汰の月がすり
足で天空をよぎって行く。ただ写真を撮ったり、肉眼で形を観察したりするのには
都合の良い時間帯ではある。みんなが見上げてためいきなどついてくれるのは少
し時間がかかる。
※天文的に人待ち月という呼び名はない。勝手な呼び名です。
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あこがれ

2014-05-10 | 


<あこがれ>

飛行機乗りになりたかった。パイロットは英語をしゃべらなくちゃいけないと
知らなかった頃の話である。船乗りになりたかった。船乗りは泳げなくちゃ
いけないと知らなかった頃の話である。風はいつもそばにいると思っていた
風が台風や木枯らしの仲間だと知らなかった頃の話である。いつのまにか
月日がすぎて大人になりあこがれだけが残った。
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「 朝 」

2014-05-10 | 


< 朝 >

気持ちの良い朝だ。みんなおはよう。珈琲のお湯がまだ沸かないので冷たいウーロン茶
で目をさます。目一杯絞ったボリュームのステレオからグリーグの「 朝 」が流れている。
この一週間大変だった。この静かな時間自分が蘇生する。
※グリーグ ペールギュントより/前奏曲「朝」
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