詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

わくら葉

2014-11-10 | 短歌


<わくら葉>

しぐれに打たれる落葉は情感が有る。いまだ鮮やかな色を残しながら次世代の
芽を育んでいた桑の葉がはらりと枝を離れ小川の橋げたに舞い降りる。朝から
しとしと降っていた雨は惜別の涙を流す。明日にはこの葉も茶色に変わり、土へ
と還ってゆく。生ある物の輪廻の世界である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時雨降る

2014-11-10 | 俳句


<時雨降る>

昨日は朝から冷たい雨だった。いつもは自転車で10分ほどの距離を歩いて陶芸
教室へ行った。広い通りでなく細い道を近道しながら30分程かけて。民家の間
ではなく、けやき通りに並行して作られている疎水沿いの遊歩道を。スニーカー
は濡れたけれどいろんな発見が有り心楽しい30分間だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする