詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

すぐそこに春

2016-02-20 | 短歌


<すぐそこに春>

菜の花を見るとすぐ脳裏に浮かぶお気に入りの詩があります。

風景 純銀もざいく     山村暮鳥

いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
   いちめんのなのはな
    いちめんのなのはな
     いちめんのなのはな
      いちめんのなのはな
    かすかなるむぎぶえ
       いちめんのなのはな

       いちめんのなのはな
      いちめんのなのはな
     いちめんのなのはな
    いちめんのなのはな
   いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
    ひばりのおしやべり
いちめんのなのはな

いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
   いちめんのなのはな
    いちめんのなのはな
     いちめんのなのはな
      いちめんのなのはな
    やめるはひるのつき
       いちめんのなのはな。


あたり一面菜の花がいっぱい。いい香りがしているイメージの広がる詩です。
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森の梅

2016-02-20 | 俳句


<森の梅>

近くの地元の氏神様「山田神社」はお椀状のこんもりした森に包まれている。
一時期その形状から古代の円墳の名残かなあと思っていたが 縁起を見ると
そうでもないらしい。今は周囲に住宅が建て込んでいるが、昔は田んぼの中の
神社だったのだろう。そこの森の端っこは毎年、蝋梅と梅の花のお世話になる
ところ。わずかに残った田舎の風景が懐かしい。
コメント (2)
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