詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

えびいも

2012-08-18 | 俳句


<えびいも>

京都先斗町(ぽんとちょう)の路地は京都らしい軒が連なりそぞろ歩きする
観光客も多い。最近はお昼を食べさせてくれる店も多く、一時代前のツンと
すましたイメージはなくなってきた。その中の一軒、ブランド野菜「京野菜」を
食べさせてくれるお店の軒先。えびいも(さといも)が玉ねぎと仲良く桶の中
「玉ねぎも京野菜かぁ?」と思いつつえびいもの絵になる姿に見入る。
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art labo そら

2012-08-17 | 随筆・雑感
   

<アートラボ そら>

4月より準備してきたギャラリーとミニ画材ショップ。今日スタート初日はハプニン
グの連続で、笑顔のスタート新生「アートラボ・そら」もっと発展的に「材料から展
示まで」をテーマにアートの発信基地としての役割を果たして行こうと思う。
スタッフもやる気満々で気軽に立ち寄れる街中ギャラリーを目指す、気取らない
ギャラリ-です。  中川貴雄個展8/17~9/1 ライブペイント中!8/17~8/19
ギャラリーへの道順:大阪地下鉄谷町線 谷町6丁目4号出口すぐ右の階段を下
り桃園公園を抜け左折でスグ 開廊時間12:00~19:00 休み:水曜日
※近くに直木賞記念館「萌」や創造空間「練」などがあります。
ART LABO そら tel06-6767-4006
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スタート

2012-08-17 | 随筆・雑感


<スタート>

4月より準備してきたギャラリーとミニ画材ショップ。今日産声をあげる。今まで
ギャラリーとして若いアーチストたちの交流の場として「そら」が有った。新生
「アートラボ・そら」もっと発展的に「材料から展示まで」を目指しアートの
発信基地としての役割を果たして行こうと思う。
スタッフもやる気満々で気軽に立ち寄れる街中ギャラリーを目指す。
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送り火

2012-08-16 | 短歌


<送り火>

16日の送り火でこの世に帰っていた魂が再び彼岸へと旅立つ。去年、今年と予期
せぬ災害に見舞われ幾多の無辜の命が失われた。命はここにあるからこそ生きて
いるのであり、いかに美辞麗句をもって弔われてもむなしい。せめて今、生きる人
の記憶の中だけでも平穏におわしますよう。合掌。
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くりの実

2012-08-15 | 短歌


<くりの実>

日一日と鋭さを増す栗のいが、突然の雨をもらったあとはなお清々しい。豊穣の秋
に備え熱と光のエネルギーをたっぷり蓄えて。丹波栗通常の実よりかなり大きい。
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あさがお

2012-08-14 | 


<あさがお>

今朝は激しい雷雨。声を殺して震えてるんだろな。
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つゆくさ

2012-08-14 | 短歌



<つゆくさ>

最近道端であまり姿をみかけなくなったなあ、と去年の撮影地へ行ってみた。きれい
に草刈されて全滅。公園のすみで少しだけ見つけた。ラピスラズリのブルーよりやや
明るいけど天然の色の輝きはすばらしい。むかしから花のしぼり汁を染色の下書き
(青花=今のチャコペン)として使われていたのはよく知られているところ。

つゆくさのゆくえ訪ねて虫の音をたよりにさがす朝露の中
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むくげの花

2012-08-13 | 短歌


<むくげの花>

ふるさとは霧島山の高千穂の峰がででんとパノラマで広がる高原で、むかし島津藩
の御用牧場のあった牧の原のとなり比曽木野というところだ。見渡すかぎり薄の草
原で今頃は畑や放牧場の仕切りに植えられたむくげが満開のことだろう。実家はも
うそこにはないが、むくげを見ると高千穂や幼いころの友人達を思い出す。

高千穂の峰は遠くてふるさとは心に生きるむくげ咲くころ
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珈琲用マグカップ

2012-08-12 | 陶芸・工芸


<マグカップ>

陶芸教室しばらくお休みで日曜は手持ちぶさた。以前作ったマグをながめて反省会
(ひとりで)このマグは手びねりで径80㎜×高さ100㎜・赤土。ひもを積み重ねきれい
に成形したあと、円空の仏のようなザックリ感がほしくてかきへらでそぎおとしたもの
表を赤土の地肌そのものにしたかったけど、漏れの心配と、使ってるうちこすれて
汚くなるとのことで、灰釉をかけた。この色合いもすきな色。武骨なマグ。
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赤花夕化粧

2012-08-12 | 短歌


<赤花夕化粧>

咲き残りの夕化粧一輪。なにもこの暑いさなか咲かずとも良いものを。茎は
曲がり折れて見る影もないけれど、朝顔の花に気を取られている私に向かって
わすれないで!と 訴えているようでとてもいじらしい。
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夕暮れ

2012-08-11 | 


<夕暮れ>

香里園駅のゆうぐれ。一日の激闘をねぎらうように今日が暮れる。
明日も無事な一日になりますよう。
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わたしへ

2012-08-10 | 


<わたしへのラブレター>

いつも通る水路横の庭に瑠璃茉莉花(るりまつり)が美しい。目が優しくなったら
「わたし」へのラブレター。いつも想いとうらはらな答えになってしまう不本意な
「わたしの言葉たちへ」
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ホームにて

2012-08-10 | 
  

<ホームにて>

朝 ホームに立つ
それぞれの
今日のスタート
昨日の疲れの残渣を
ふるいおとして
若者は若者なりの
年寄りは年寄りなりの
年月の抜け殻を
朝のホームに残して行く
再出発のざわめきの中
新しいスタートラインを
足元に確認している

朝のホームは
昨日を
リセットした人の
出発のための
スタートラインが
引いてある
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あさがお

2012-08-09 | 短歌


<あさがお>

あさがおのつるは伸び盛りのこどものようだ。曇っていようが晴れていようがおか
まいなしだ、めずらしく、もやっていない青い朝に元気よくのびをしたあさがおひと
つ、すがしくすらりとたつ姿は若い日のあなたの立ち姿そのもの。

おおそらをかくしてのびる朝顔の花はまぶしく祭りの朝に
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白い桔梗

2012-08-08 | 短歌


<白い桔梗>

紫の桔梗がみやびた宮廷を思わす花なら白い桔梗は静謐な空間の花鏡。余
人の立ち入ることを許さぬような胸にしみいる白さである。大原の寺の苔むし
た庭にぽつり、ぽつりと咲く風情は荒ぶる心もしっとりと落ち着かせてしまう。
静かに瞑想して自分とむきあう時、花の咲く音が遠くに聞こえるような・・・
こよみは立秋。

おおはらの里の苔むす庭に咲く白い桔梗の花しずまりて
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