詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

秋の絵筆/しおん

2017-10-17 | 短歌


<秋の絵筆/しおん>

淡い紫になぜこうも心惹かれるのだろう。瑠璃茉莉・アガパンサス・藤・嫁菜・しおん
数え上げればきりがない。きっと、赤や黄色のように綺麗だけれどこちらが思わず身構
える色でないからだろう。妙に安心感がある。かといって私の好きな色は濃紺なのだが。
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雨の日は

2017-10-16 | 短歌


<雨の日は>

昨日から冷たい雨が降っている。冬の手前の頃のような底冷えのする雨が。
止むでもなし降るでもなし 心の迷いを写し取るような雫の落ちる音。
水たまりの波紋が昨日と今日の小さな輪を広げ重ね消してゆく 雨の日。
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陶芸教室/角浅植木鉢

2017-10-15 | 陶芸・工芸


<陶芸教室/角浅植木鉢>

幅260×奥170×深さ45(脚高30) 赤土 たたら 焼き締め(一部黒天目)

今年の陶芸教室は今日15日と22日で成形を終了する。
前回作った作品が焼きあがって来ていた。家で手狭になっていたもみじのための鉢である。
先輩のアドバイスに従って釉薬は極一部、あとは地肌をむき出しにした焼き締め。この方
が水はけがよく、通気性があるらしい。苔が美しくなってくる頃なので来年が楽しみだ。
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記念写真/コスモス

2017-10-15 | 短歌


<記念写真/コスモス>

おはよう地球。おはよう仲間たち。

コスモスが満開だ。数が少ないとか弱げな風情だがたくさんになるとまるで様子が変わる。
にぎやかな娘たちの中に紛れ込んだようにいっぺんに華やかになる。 カメラを向けると
いっせいにピースをする。笑い転げる。そしてやかましい。「私も私も!」と。

今日15日と22日で今年の陶芸作陶が終わる。先日のトトロの耳がとれていたのでもう一度
挑戦するつもり。

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デュランタ・タカラズカ

2017-10-14 | 俳句


<デュランタ・タカラズカ>

この花が作られたとき、あのタカラズカのスターが正装したときみたいに華やかな
イメージからこの名前になったんだとか。白いフリルがとても印象的で、美しい花
である。良くキアゲハが群がっているのもスター性のある証なのだろう。
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駅の追憶/秋桜

2017-10-13 | 


<駅の追憶/秋桜>

コスモスの揺れているのを見ると思い出す風景がある。
いなかの駅 古い小さな駅舎 待合室の木のベンチ 時間が来ないと駅員がいない
切符の窓口、もちろん自動販売機などじゃない 改札口も自動でなく木の手すりで
切符をパチンとしてもらう。プラットホームは砂利 空気が澄んで遠くの山並みが
近く見える秋の日 何もかもが普通だった遠い昭和のあの頃。
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ほととぎす

2017-10-12 | 俳句




<ほととぎす>

「特許許可局♪」と鳴くあの「ほととぎす」の斑点がこの花の斑点と似ていることから
ホトトギスと呼ばれるユリ科の植物。山深い陰地などでよく見かける。葉が痛みやすく
きれいな葉にはなかなか巡り合えない。峠道の畑横でみかけたので撮影。花の枝?ぶり
が独特。生け花には好まれるかもしれない。
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道草/壁の穴

2017-10-11 | 俳句



<道草/壁の穴>

壁に空いた穴はとてもミステリアス。

むこうがどうなっているのか、何があるのか「メヒシバ」の兄弟たちも背伸び

して覗こうとしているけれど、 ところがどっこい穴の方からこちらの馬鹿さ

加減をしっかり見られているのだからね。^^

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秋の陽/嫁菜

2017-10-10 | 俳句


<秋の陽/嫁菜>

秋は静かに動いて行く。空にも、道端にも。田んぼのあぜ道には嫁菜やえのころぐさが
揺れ透明な空気が辺りに満ちる。この空気の中淡藤色の嫁菜の花は目立ちもせず風景に
溶け込んで季節の移りを見送っている。

藤色の薄い色を薄藤さらに薄い色を淡藤色という。日本画岩絵の具の白(びゃく)に
近い色目である。
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爽風/そばの花

2017-10-09 | 俳句
 


<爽風/そばの花>

河原に野生化したそばが花を咲かせている。ずーっと前どこかの畑で栽培されていた物が
大雨などの急な増水などで逃げ出したものだろう。もともとやせた土地などに強い植物と
して知られているが、この辺りで栽培されているのはほとんど見ない。河原は土地が肥え
ているのか背丈も高く、花も広がって付いている。小さな花は歯の生えかけた赤ちゃんが
笑っているようでかわいいものだ。

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夜明け

2017-10-08 | 


<夜明け>

満月を過ぎた月も美しい。日の出前西寄りの空に煌々と輝いている。満月に近いという
ことは人間の視覚的に太陽と月の距離が離れているということだ。月の形が細くなるに
連れ視覚的距離は近くなるということだ。太陽と地球の間に月が割り込んでくるように。
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丸葉縷紅草/まるば るこうそう

2017-10-08 | 短歌


マルバルコウソウ

ルコウソウ

<丸葉縷紅草/まるば るこうそう>
おはよう地球。おはよう不思議花。
川の土手は野草の宝庫だ。実は先日から気になっていた小さな(1.5cmくらい)花がある。
ルコウソウだと信じていたが葉っぱがルコウソウの葉ではない。 ルコウソウの葉は名前の
由来になった櫛歯形の独特の形をしている。グーグルで調べたらマルバルコウソウだと。
検索を(ルコウソウによく似た野生の朱色の花)そのままポチッ。昼顔の仲間でドンピシャ
嬉しい限りである。
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秋の空/うろこ雲

2017-10-07 | 俳句



<うろこ雲>

空が高くなってきた。

伊丹空港を離陸した旅客機の航路になっているらしくひっきりなしに

飛んで行く。最近物騒で航空機が何を落とすかわからないので

ついつい空を見上げてしまう。

つい最近まで雲が有るとその雲に隠れたり、見え隠れしていたのだが、

本格的に秋になったのだろう雲の下を飛んで行く。

秋の雲は高いそして航空機のシュルエットを見せる美的センスがある。

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豊作/猫じゃらし

2017-10-06 | 俳句


<豊作/猫じゃらし>

この辺りの稲刈りが始まった。稲刈り機が田んぼが風邪ひくんじゃないか と思うくらい
スカッと刈り取ってゆく。田んぼの脇で自転車を止めてしばらく眺める。
突然田んぼの端っこから雀の群れがバッ!と飛び立ちびっくりした。刈り取られる心配の
ない猫じゃらしが時々強くなる北からの風に一斉になびく。豊作の風景である。
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いぬたで

2017-10-05 | 俳句


<いぬたで>

花壇に雑草「いぬたで」を植えている。いつも写真をとらせてもらう峠道の畑横に
はえていたものをそこのおばさんに貰ったもの。「こんなものを・・・」と不思議
がられたが花壇でも元気に花をつけている。お世辞にも美人ではないがそれなりに
懸命に咲いているのがいい。家人には単に雑草にしか見えないらしく、わざわざ植
えたと言っても見分けは付かないらしい。やはり野に置け秋の草である。
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