行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

未成熟雌雄マユタテアカネ

2022-08-25 20:00:35 | 昆虫
丘陵の散歩道に雌雄の未成熟マユタテアカネ、
草陰に隠れるようにとまっていました(7/20)。


林縁の草藪に黄褐色の小さなトンボを見つけました。


大きな眉状斑と腹部下部の副性器からマユタテアカネのオス、
発生して間もない未成熟個体です。
アカネ属のいわゆるアカトンボの一種、
これから夏を過ぎ、秋に向けて少しずつ赤くなっていきます。


少し離れた草陰に再び未成熟のマユタテアカネがいました。


こちらはメスのようです。
オスに比べて腹部の黄褐色が少し淡く感じます。
メスは成熟しても赤化せず、体色がこの時期より全体に濃くなります。


正面から顔面を。
未成熟のこの時期から眉斑がはっきり見られます。


7月20日、草原にツチイナゴ(土蝗)がいました。
複眼の下に黒い線、胸部の側面にも黒い縦しまがある大型のバッタです。
昨年の夏に発生、秋に成虫となり、成虫で越冬、
春に生殖活動、約一年間生きてきた個体です。

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