行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヒヨドリバナとコチャバネセセリ

2022-08-24 20:00:54 | 花と虫
早くもヒヨドリバナが咲き、
その花にコチャバネセセリが吸蜜していました(7/20)。


ヒヨドリバナ(鵯花)
日本各地の林道の脇や草原などに自生するキク科の多年草です。
花期は8-10月頃、ヒヨドリが鳴く頃に開花することから
この名が付けられたといわれていますが、
今はヒヨドリは一年中鳴いていることもあるからでしょうか、疑問符です。


ヒヨドリバナにも種類がいくつかあり、
調べて見るとこの花は狭義にはオオヒヨドリバナといわれるもののようです。
分布域が広く、明るい草原にふつうに見られる、
草丈も花冠など、全体が大きな種です。


7月20日、
早くも咲いたオオヒヨドリバナにコチャバネセセリ夏型が吸蜜していました。
フジバカマ同様、アサギマダラが好んで吸蜜するヒヨドリバナです。


コチヤバネセセリ、
茶色の小さなセセリチョウ、
翅の裏側は褐色で白斑があり、黒褐色の脈が目立つのが特徴です。


年2回発生するコチャバネセセリ、
夏型は第2化、7月に発生しているようです。
4月-5月に発生する春型に比べて翅色は少し明色、
また羽を縁取る縁毛が春型が黄白の一色に対し、
夏型は黄と黒のまだらとなり、オシャレに感じます。


夏型のコチャバネセセリが
山道に植えられたキバナコスモスに停まり、
すぐに飛んでいきました(7/18)。

コメント
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