警察庁が一般道の規制速度を状況次第でその上限を時速80キロまで認め、制限速度の見直しをするよう全国の警察本部に通達したと言う。
これは何で今なんだろう。これまでも車の性能の向上とは全く関係なく制限速度規制で押さえ込み続けてきたのが今になって突然の見直し。
個人的には道交法を常に完全に守り続けて運転していると言う人が極々少数になってしまい、まるで割れた窓のようなに放置され、所謂窓ガラスは尽く常に破られるものであると言う状態を続けてきたのが、ここに来て改訂なんて超変だと思う。
そもそも、既に大勢は勝手な速度で走っているのではないかな。無謀なスピードを出して事故を起こすようなことは勿論論外であってはならないけど、今僕が個人的に危険だと思うのは、寧ろ車の流れを無視してひたすらマイペースで走り続けている奴らの方だ。
信号が変わりそうでも、アクセルもブレーキも踏まず全く同じペースでのんびり走って、最終的には赤信号を無視して交差点を通過する。こんな車をよく見かける。
一体こんな運転しているのはどんなヤツだと思うのだが、信号無視で行っちゃうで確かめようがない。しかし後ろからシルエットを見る限り、老人でもなくおばさんでもない。隣に女の子を乗せて、帽子をあみだに被ったりしている若い兄ちゃんだったりするのである。
こいつら一体どこで免許取ってきたのか。
そして道交法が改定されても、こんなへたれな運転をしている若者は消えない。速度制限が上がった分危険は増すのではないかという気もする。
では、やはりどうして今このタイミングで改訂するんだ速度規制。
すっごく不思議な話だと思う。