今日は両国にある復興記念館を目指して走った。
先日読んだ復興建築の東京地図でこの場所が紹介されていた。
ここは横綱町公園の敷地内で、慰霊堂震災記念堂が併設されている。
以前慰霊堂におじゃました際、そのあまりの重さに這うようにして脱出、脇にある復興記念館に立ち寄る余裕など全くなかったのだ。
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先ずは清澄町の旧東京市営店舗向住宅
今まで気付いていなかったのだけど、どの建物も角のところの意匠が同じになっているものがあった。
そして復興記念館。昭和6年築だそうです。
復興というキーワードで建築を巡るというなかなか味のある企画であった本ですが、ドラスティックに方向性を示して、多少強引にでも復興の道を推し進めた後藤新平の姿を改めて見直しているという点でもとてもタイムリーな内容になっておりました。
不明瞭な内容で安全確認したり、計画停電やら電気料の値上げをちらつかせて原発を再稼動させようとしていたり、消費税増税をごり押ししようとしている現行政権とそれを囲む政治家の器の小ささが際立つというものだ。
ところでグローバル経済の推進は地方経済の衰退が避けられないと僕は思います。東日本大震災で被害が大きなところはどこも地方の小都市ばかりであるわけで、そんな状況のなかTPPだなんで言い続けていること事態、まったく被災者のことを省みていない連中だと思う次第です。
なんてことを考えつつ、復興記念館を見学。
どうしてもみたかったのは二階にある大東京復興模型。昭和5年の作ということですが、精巧なつくりで建物や道路などが作りこまれたジオラマです。
僕はこの地図のまわりをぐるぐる回って随分沢山の時間を過ごしてしまいました。
これ自宅に欲しいわー。ほんとステキ。
そして、慰霊堂。前回腰を抜かしかけた場所ですが、素通りするのはよくない。
ちゃんとお参りしてまいりました。
見上げると照明の球体を抱えてかじりついている怪物が。
復興地図によれば、この怪獣は、急激な近代化(欧米的な合理化)への反論であるという。
そして怪獣は落命した幾万の無念を媒介しているようにも思えると。
僕も同意します。
国民を民意を弱者をないがしろにする政治家はこの怪獣に食われればいい。
慰霊堂で手を合わせましたが、今日はとても静か、穏やかな気配に包まれておりました。
そして清澄通りを北上、北十間川そして旧中川をつたって荒川にでました。
更に中川に抜けて帰路につきました。
46キロ。
心地よいポタでありました。
それにしても体重が全く減りません。これは間違いなく食べすぎだよな。
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