五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

印傳の小銭入れ

2009年03月31日 | 日々のつれづれに

今日は3月31日。

会社では、今期(今年度)限りで退職する方の歓送会などが行われます。
私の職場でも、長い間お勤めになった方の最後の出社の日でした。

職場の者でお金を出し合って記念の品などを贈ったのですが、
私も当の本人から記念の品をいただきました。

いただいたのは印傳(いんでん)の小銭入れ。

印傳(印伝)というのは、鹿の皮をなめして染色したものの上に、
漆(うるし)で模様をつけたもの。

この素材を使ってバッグや財布、小銭入れ、キーケースなどを作ります。
独特のやわらかい肌触りとしゃれたデザインが特長です。

この小銭入れは「甲州印伝」といって、甲府市にある上原勇七商店の
製品です。そういえば退職された方も私とおなじ山梨県人。

黒地に茶色で波と花びらをあしらったデザインは、なかなかに渋く、
なおかつ洗練されていて、選んだ人のセンスの良さがわかります。

もったいなくて普段使いはできそうもないけれど、
使い込むほどにしなやかな風合いになるこの印傳。
うーむ、どうしたものか。
コメント
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