五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

日本-韓国戦から

2009年03月18日 | 日々のつれづれに
野球というスポーツは突き詰めて考えれば「確率」のスポーツです。

打者は10回のうち3回ヒットを打てば名選手と呼ばれます。
投手は一試合3点以内に抑えれば名投手と呼ばれます。

そういうスポーツで、本塁打に頼らず、効率的に得点を挙げるというためには、
その「確率」を考慮した戦いをしなければなりません。

無死で走者が出た時を考えます。

安打1本では、一塁走者を還すことはできません。
しかし、二塁走者なら安打1本で得点できるのです。

無死ですから、残り3人の打者のうち2人が安打を打って得点する確率と、
無死で出た走者をバントで二塁に送り、残り2人の打者のうち1人の安打で
ホームに返す確率とは、どちらが確率は高いでしょう?

正解は後者。

だからこそ、1点を争う場面での犠牲バントが重要になってくるのです。

そうであれば、再三無死の走者を出しながら、併殺でチャンスをつぶし続けたのは、
首脳陣の作戦ミス以外のなにものでもないでしょう。

重要な試合では「結果オーライ」を期待してはいけません。
泥臭く1点にこだわって取り続けること。

とにかく相手よりも1点多ければ勝利なのですから。
コメント
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