五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

別の樽で寝かしてみましょうか

2009年03月30日 | お酒のハナシ
「少し変わったモルトを飲んでみますか?」

といって、AOTETSUのマスターが選んでくれたのが写真のスコッチ。
「ブルィックラディ」のマンサニージャ(Manzanilla)。

マンサニージャというのはスペインのシェリー酒。
その樽で何ヶ月間か仕込んだアイラモルトです。

オフィシャルのブルィックラディはヘビーではないが、ピートの香りが強い酒。
それがシェリー樽で仕込むことにより湧き立つような芳香をもった酒に変身します。

ボトルに描かれた牛は、スペインの闘牛でもモチーフにしたのでしょうか。

アランモルト



一方、こちらは「アランモルト」のモスカテル(Moscatel)。
こちらはポルトガルのワイン樽で8か月仕込んだもの。

1995年に設立された「アランモルト」は新しい蒸留所ですが、
バランスのとれた味で、私の好きなスコッチのひとつです。

度数が55%と強いため、少し水を足して飲むといい、と言われましたが、
加える水の量によってこれほど味が変わるなんて、発見です!

度が強すぎると、香りよりも刺激を強く感じてしまうものなんですね。
ブランデーのようなスコッチなんて言いすぎでしょうか。

スコッチには、オフィシャルのボトルの他に、樽を買って自分で仕込む
そういったメーカー(というか販売業者)のボトルがあるんですね。

スコッチの世界はなかなかに奥が深い。

ブルィックラディ/アランモルト/グレンファークラス
コメント
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