五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

プロ野球開幕に思う

2011年03月17日 | 日々のつれづれに
「強行」といっていのか。

プロ野球は、パリーグが開幕を来月中旬まで延期することに決定したのに対し、セリーグは当初の予定通り今月25日開幕に開幕することにしたそうです。

確かに「選手がプレーすることで、観客に勇気を与えられる」という意見もあるでしょうが、現状はまだまだ被災地が復興に向けて動き出しているとはいえない状況です。
福島原発にしても予断を許さない状況ですし。

客観的に見て、被災地のかたがたに勇気を与えるよりも、被災地に送るべきエネルギーや資材を消費してしまうことの方が影響が大きいのではないでしょうか。
周波数の違いから西日本から東日本に送電することは難しいにしても、ガソリンや食料などは送れるはずですもんね。

観客方が楽しんでこその感動であり、その上での勇気付けであるべきです。


ついでだからセンバツにも一言。

甲子園で開催するとはいえ、被害を受けた東北のチームが関西まで来ることは大変です。
出場するすべての球児たちには酷かもしれませんが、勇気を持って中止とした方がいいのではないでしょうか。

苦しい中で選手を送り出した地元の人たち
被災地の復興を手伝いながら甲子園に来て戦ったチーム
それを温かく見守ったスタンドの観衆

というような「美談」を作りたいのかもしれませんが、球場で黙祷するよりも義捐金を送る、あるいは地元で援助物資を送るボランティアでもしてあげた方がいのではないかと思います。(無職の身でエラそうなことを言ってますが)
コメント
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