我が家の菩提寺・市川三郷町 宝寿院(ほうじゅいん)にしだれ桜を見に行ってきました。
母のお墓から見下ろすことの出来る本堂の前庭にあります。
宝寿院は鎌倉時代の造園家でもある夢窓国師が修行・得度したとされる寺で、母親の供養のために植えたといわれるしだれ桜が代を重ねて今に至っています。
毎年、他の桜に先駆け、三月の彼岸の頃に咲き始めるのですが、今年は少し遅れたようです。
子供の頃に見た桜に比べ、だいぶ勢いが衰えたような気がしますが、やさしく優雅なたたずまいは変わりません。
金剛山宝寿院はJR身延線市川本町駅下車徒歩2分。
今日の新聞に、境内に設置されていた震災の義捐金を募る箱からお金が盗まれたという記事が載っていました。
多くの困っている人がいて、それを助けようとして預けた浄財を盗むなんて見下げ果てたヤカラです(怒)。
一方、こちらは同じ市川三郷町内にある福寿院(ふくじゅいん)の境内にあるしだれ桜です。
福寿院は自宅から歩いて5分くらいの場所にあるお寺で、家内がときどき買い物に行く「魚桂」さんという魚屋さん(とてもおいしい!)の隣にあります。
同じしだれ桜でも宝寿院のものに比べると背が高く堂々としています。
満開はもう少し先かな、という気がしました。