五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

井戸水の水質検査

2011年03月25日 | 日々のつれづれに
我が家には井戸があって、昔は「よくある形の」ポンプをガチャガチャと動かして水を汲んでいました。
家を建て替えるときに古いポンプ自体は撤去したのですが、飲むことが出来る水なので、井戸はつぶさずに台所の流しや風呂場、トイレなどに引き込んで日常水として使っています。

井戸水はいいですね。
水道水に比べると、夏は冷たいし冬は温かい。
それになによりも美味しいのです。

安心して飲むためには、毎年の水質検査が欠かせません。
我が家では、もう何十年と町で行う飲料用井戸水の定期検査を行っています。

前日に町役場の窓口でペットボトルみたいな容器(4種類)を受け取り、翌朝一番の水を採取して提出します。
雑菌や大腸菌などの検査はもちろん、鉄分や各種イオン、濁度や臭気・味などの標準的な検査12項目に加えて、トリハロロメタンなどのアブナイ有機塩素化合物3種と砒素が入っていないかどうかも検査してくれます。

検査費用は全部で1万3千5百円。
これで、安心して井戸水が飲めれば安いものです。
本当は時節柄、放射性ヨウ素などもチェックしてほしいところですがね。

検査結果は二週間位したらわかるそうです。


余談ですが、

井戸は生活の上で大切な水を取り込む場所なので、昔から神様が宿っていると考えられており(神様がいるのはトイレだけではないのです)、井戸をつぶす際にはねんごろにお祓いをしなければならないとか。
我が家でも井戸を付け替える際には、地鎮祭でお酒などをまいたり供え物をあげたりしました。
おかげで今でも美味しい水が飲めるのだとと思っています。いや、本当の話。
コメント (2)
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