五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

古の日本グランプリふたたび

2014年05月19日 | ミニカー
昨年の5月に販売されて、私などごく一部の読者から熱烈な歓迎を受けた(と思っている)Racing on「古の日本グランプリ」の続刊が販売されました。

名付けて「古の日本グランプリ PartII」。
前号がトヨタと日産の開発したビッグ・マシン中心だったのに対し、今回はそれだけではなく、もっと幅広いクルマを取り上げています。

雑誌の中身すべてをお見せしてしまうのは反則でしょうから、ここでは特に私の印象深いクルマを3台取り上げて、内容をちょこっと紹介してみたいと思います。

まず、1969年のレースで総合2位に入ったニッサンR382のオレンジ色の20号車(型番上は16号車というのだそうです)。

レースの後、長らく放置されていたこのクルマは最近レストアされてコースを走るまでになりました。
前号から続く再生の物語、読みごたえがあります。

追記:
カーナンバー20はずっとオレンジ色と思っていましたが、本当はサファリ・ブラウンというのだそうです。
サファリを制したブルーバードの「あの」カラーですね(なつかしい!)。

2つ目は、わずか1.3リッターのエンジンのレースカーで日本グランプリを走ったダイハツのP-5の物語。


ダイハツのレースカーについてはこれまでブログ「1300ccの意地」や「ダイハツの系譜」で取り上げました。
今回は、当時のドライバー吉田隆郎さん、久木留博之さんのインタビューや、別掲載の記事で武智勇三さんを取り上げていますので、こちらも十分に読みごたえがあります。

最後は、これも私の大好きなクルマ、いすゞのベレットR6が残存していたという記事。

何といっても、非力なエンジンを空力で極限までカバーしようとしたそのスタイリングに特徴のあるR6クーペ。
ついでに別プロジェクトで立ち上げられたというR7スパイダーについても触れられているのが私としてはうれしい。
残念ながらR7は残存していないそうですが、エブロさんがミニカーを発売してくれるのを今でも待っております。

他にも、これも私の以前のブログ「歴戦の雄ポルシェカレラ6」で取り上げたシャシー番号120のポルシェカレラの記事や、あの福澤幸雄さんと河合稔さんの記事、Can-Amに挑もうとしたニッサンの計画の記事などもあり、前号をはるかにしのぐバラエティに富んだ内容となっています。

あのころに思いを馳せたい方は是非ご購読をお勧めします。
「Racing on 古の日本グランプリ PartII」は本体1,435円です。

※ミニカーはすべてエブロ製、1/43スケール。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする