図書館で『専門医がやさしく教える 心のストレス病』を借りてきました。自分の病気である神経症について、またその病気の治し方を知りたかったからです。難しくなく、さらっと読めてしまいました。
神経症はストレスが重なって起こる病気。神経症といっても様々なタイプがありますが、共通して言えるのが不安感。鍵のかけ忘れを何度も確認する、意欲がない、自分が存在しているという実感がないなど、読んでいてうなずきました。
治療法としてゆっくり休むことが基本だそうです。思うように動けないのは病気のせいだと考え、自分を責めないこと。そして焦らずゆっくり時間をかけて治していくこと。いつかは治るのだから希望を捨てないこと。といっても早く仕事をしたいなどと思うと焦ってしまうんですよね。考え方を改めなくては。
ストレス病を遠ざける方法として、朝型の生活をする、ストレスがあるのは当たり前だと考える、バランスの良い食事をするなど。また、ストレスを軽くするために行動を変えていくのがいいそうです。例えば嫌なことはさっさと忘れる、休日は仕事のことを忘れる、趣味を持つなど。それらをいっぺんにやろうとしないで少しずつ実行していけばいいとか。1つずつだったら何とかできるかも。
病気が完全に治るにはまだまだ時間がかかりそう。だからこそ上手に付き合っていくことが大切だと思います。
専門医がやさしく教える 心のストレス病 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2008-01-26 |