Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

女子高校生と高齢者との会話

2025-01-30 13:56:49 | 日記・エッセイ・コラム
某激安スーパーへ行った時の出来事です。
そのスーパーは近くに高校があるのですが、そこの学校の生徒と思われる女子高校生を何人も見かけました。あの時間はたしか午前11時頃。おそらくもうじき卒業を迎える3年生の登校日だろうと思われます。
いろいろ買い物をしながらお惣菜売り場へ向かうと、10代の女の子と思われる笑い声が聞こえてきたのです。よく見ると高校生数人と高齢の夫婦が会話をしていたのです。何を話していたのかは分かりませんでしたが、楽しそうに話していました。そして別れる際には高校生が元気よく「ありがとうございましたー」と挨拶をしていきました。その様子を見て何だか心が温まりました。
最近では赤の他人同士、特に年齢が異なると、お互い会話をすることは少なくなっています。せめて同じマンションの居住者同士で「こんにちは」と挨拶する程度でしょうか。防犯上から最近の小さな子どもたちは「知らない人に声を掛けてはダメ」と注意されていますし、高齢者も「最近の若者は何を考えているのか分からないし怖い」と感じていることでしょう。それに高校生くらいですとスマホでのやりとりは多くても、リアルではコミュニケーションが苦手な子も多いでしょう。
世の中が物騒と言われて久しいですが、同世代や年齢の異なる同士でもう少しお互いのコミュニケーションがあってもいいのではと思います。挨拶だけでもいいので声を掛け合えば犯罪も減るのでは。私が子どもの頃は小さな個人店が多く、母はお店の人ともよく会話をしていましたが、今ではセルフレジが増えてそんな会話もめっきり減りました。たしかに効率化はされますが少し寂しいですよね。

僕たちのインターネット史

2025-01-25 14:31:08 | 本-その他
図書館から借りた『僕たちのインターネット史』を読了。
表紙からすると先日読んだ『平成ネット史 永遠のベータ版』と内容が似ているかと思っていたら、全く別物でした。本書は1980年代~2010年代のネットについて触れられていて『平成ネット史』と一部時代が被るのですが、視点などが違います。特に女性からすると「こんな本、よく図書館に置けたよね」なんて感じる部分もあるかもしれません。
20年以上前はCD-ROMの付録が付いたパソコン誌が多かったと思います。そもそも今ではパソコン誌そのものがかなり少なくなりましたよね。CD-ROMにはフリーソフトが収録されていて、ネットからダウンロードする代わりにそこからソフトをパソコンにインストールしていたのです。若い人からすると「わざわざ雑誌を買うなんて高くつくのでは?」と思われるでしょうが、当時はネット回線の速度がかなり遅かったので、ダウンロードするだけで何十分もかかったし、ネットの接続料金(当時は定額制ではなかったのです)もかかったのです。
「島宇宙」なんて言葉は知りませんでした。様々な価値観が乱立して同じ価値観の人たちが集まって、別の価値観の人たちとは交流のないという意味だそうですが、今はまさにそういう考えの人が案外多いかもしれません。だから、SNSなどで特定の考えだけしか入ってこないし、お互いの対立も激しいものになっています。狭い部分だけで「これが全て」と思わず、もう少し考え方のや知識の視野を広げたいものですね。
今では誰もがネットに繋がっていますが、本書を読んで「一部の人が繋がる時代も良かった」と感じる人がいると思います。特に1980年代のパソコン通信の時代は特定の人しかやりとりできなかったそうで、却ってお互いが今よりも「密」だったのでしょうね。





ところで、元アイドルグループのメンバーと某テレビ局の問題がけっこう騒がれていましたね。私はTVニュースが嫌いで一切見ていないし詳細は分かりませんが、ネット上でもかなり叩かれていたようで。でも、そんな叩く暇があれば、もっと勉強とか趣味などに自分の時間を使えばいいのでは。時間は有限ですし、もしかしたら明日死ぬかもしれません。よく亡くなる直前の人が言うのは、「もっと自分に正直に生きればよかった」だそうです。叩く人は自分が本当は何がしたいのか、何のために生きてきたいのか見えていないのではないでしょうか。そういう人に限って「時間がない」と嘆きながらSNSやネットニュース、動画に何時間も費やしては悪口を叩いたりしているのでは。一度だけの人生、もっと有効に使いたいですね。

デジタル格差の広がり

2025-01-23 14:04:44 | デジタル・インターネット
時々「デジタル格差」という言葉を耳にしますが、デジタル機器を使える人とそうでない人の間にかなり差が広がっていると思います。
デジタル格差というとまず、「若い人vs.高齢者」のイメージがありますが、同じ世代同士でも使い方に差があるかと。たとえばスマホ1台でも上手にアプリを使いこなせる人とそうでない人がいるように。アプリのクーポンやポイントカードをしっかり管理したり学習アプリを活用している人がいる一方で、SNS、ゲーム、動画アプリに何時間も浪費してしまう人もいます。また、パソコン、タブレット、スマホと、それぞれの機器を目的に合わせて上手に使っている人もいます。私の場合長い文章を打つ時はパソコン、「日経電子版」を読む時はタブレット、ちょっとした調べ物はスマホと分けています。
貧富の差でデジタル格差が広がっているのも問題だと思います。ある程度の収入がないと自宅をWi-Fi環境にすることができません。パソコンがなくて(または使ったことがなくて)スマホで卒業論文を書く大学生もいるそうですね。
いちばんの問題は情報を上手く収集できないことでしょうか。ネット上では正しい情報もそうでない情報も処理できないくらいに溢れかえって、偽の情報で騙されることも。また、自分に都合のいい情報ばかり集めて、そうでない情報には一切触れなかったり嫌悪感を覚える人も。それと、「X(旧Twitter)」では少数派のこと(例えばTOEIC900点以上持っている人など)が大きく見えてしまい、大半の人がそうだと錯覚してしまうことが多いです。偏った情報ばかり目に向けないように私も気を付けてはいます。出典元など一次情報に当たるのがいちばんなのでしょうが、なかなか難しいですね。
お店などで支払いをする際によくあることですが、レジの前でスマホを片手に持って画面を見ている人がいるのでデジタルクーポンなどを出すのかと思っていたら、お財布からポイントカードやクーポン、現金を次々に出していたので、「スマホを使えばもっと楽で得して便利なのに、この人はいろいろな面で損しているなぁ」と思ってしまいます。別にスマホの使い方は人それぞれですが、スマホアプリで便利なことは躊躇せずにどんどん取り入れてほしいですね。
70代の母はスマホを持っていて、PayPayやNAVITIMEなどのアプリは使っていますが、Google検索で調べ物をしたことがありません。ですので、映画情報や外出先のアクセス方法などは私が代わりにパソコンやタブレットで調べています。もちろん母は文字入力はできるので、そろそろ検索方法を教えようかなと思っています。母からすると「面倒そう」「難しそう」と思われるかもしれませんが、根気よく教えれば便利さを実感できると思いますし、何でも自分から積極的に調べれば少しは「脳トレ」にもなるのではと。まずはちょっとでも興味を持ったら何でも試してみることですね。

ルポ スマホ育児が子どもを壊す

2025-01-22 14:23:44 | 本-その他
図書館から借りた『ルポ スマホ育児が子どもを壊す』を読了。
本書のタイトルからだとスマホばかりが出てくるイメージがありますが、運動、遊び、友達関係など、その周辺もカバーされており、どっちかと言えば最近の子育てや子どもたちの現状の全般を書いています。けっこう深刻な話が続く1冊ですが、今の子どもたちが将来私たちの社会を支えていくのですから、目を背けるべきでないと思います。
子どもたちの運動不足は前々から聞いたことがありますが、あれほどまでに酷いとは。まずハイハイをしない赤ちゃんもびっくりですけれど、体育座りもバンザイもできないとは。でも、運動不足は幼児にも限らないと思います。以前にも書きましたが、足をズルズル音を立てて引きずりながら歩く若い人が多いこと。それだけ足腰がしっかりしていないのでしょう。私の場合小さい頃は比較的中で遊ぶことが好きでしたが、それでも公園や車の少ない路上で遊んだりしましたし、友達の家に遊びに行くのにも坂を上り下りしましたし、そのことで基礎体力はついたと思います。
生まれた頃から携帯電話やスマホがあることも大きいと思います。スマホで寝かしつけないと眠れない幼児もそうですが、1日何時間もSNSや動画視聴に費やすのも問題です。大体「ながらスマホ」「スマホ依存」の大人が多いのですから、まだ分別のつかない子どもだってそんな大人を見て真似するのでしょう。「食事中や談話中はスマホを見ない」「夜遅くまでスマホゲームをしない」など、大人がしっかりスマホの使い方の手本を見せることがいちばんではと思います。
あの「コロナ禍」は大人だけでなく子どもたちにとっても苦しかったと思います。大人にとって「3年」と聞くと短くも思えますが、まだ人生の短い子どもたちの感覚だとかなり長く感じたでしょう。マスク着用、「黙食」、「ステイホーム」が強制され、修学旅行に行けず部活や行事も中止になって、大切な学校生活がすっかり変わってしまったのですから。特に小学校~高校の間にコロナ禍にどっぷりはまってしまった子どもたちはかわいそうです。ちょうど遊びたい盛りなのに好きなように動けないのですから。
子どもを欲しくない若い人が増えていると聞きますが、40代の私でも分かる気がします。子どもが騒がないか心配しながら申し訳ないよう振る舞わなければいけないし、電車の中で赤ちゃんが泣いたり公園などで外遊びをすると「うるさい」と怒鳴られ、ちょっとしたトラブルがあると「あなたの育て方が悪い」と注意される。いくら保育園を増やしても手当を厚くしても、育児する自信がなくなりますよね。


平成ネット史(2回目)

2025-01-18 14:04:24 | 本-その他
図書館から借りた『平成ネット史』を読了。今回で本書を読むのは2回目。ネットや携帯電話の移り変わりについてふと読みたくなって再び本書を開くことに。
「パケ死」「ダイヤルアップ接続」「iモード」「ADSL」…。次々と懐かしい言葉が出てきますし、40代前後の人なら誰でも「うんうん分かる♪」「そんなことあったなぁ」と頷くでしょう。私の場合、2000年に携帯電話(ガラケー)、2001年にパソコンを初めて買いましたが、あの喜びや驚きは今でも忘れられません。携帯電話がカラー液晶というだけで画期的でしたし、パソコンのネット通信速度はかなり遅かったのにもかかわらずそれでもネット生活を楽しんでいました。それが今ではTVやゲーム機まで高速インターネットに繋がる時代。30年ほどでこんなにネットが進化するとは思いませんでした。
本書をよ~く見ると、ページ数とかタイトルなど、「平成レトロ」を思い出させるドット文字風のフォントになっています。Kindle版もあるそうですが、ぜひぜひ紙の本をお勧めします。
ところで、スマートフォンの電話機能はたくさんある機能の中の1つなのになぜ「iPhone」とか「スマートフォン」など「電話」を意味する「フォン」が名前に入っているのか、以前から不思議に思っていました。本書によると、最新技術に疎い田舎のおばあちゃんでも抵抗なくスマホに手に取ってもらいやすいという配慮からだそうです。なるほどね…。私だったら「モバイルコンピューター」など変な名前にしてしまいそうです…。


ドンキはみんなが好き勝手に働いたら2兆円企業になりました

2025-01-14 14:05:20 | 日記・エッセイ・コラム
図書館から借りた『ドンキはみんなが好き勝手に働いたら2兆円企業になりました』を読了。
本書ではアルバイトさんですら仕入れなどの権限があることとか、社長でさえも口出しできない話など、他店ではありえないことばかりが書かれていますが、メインの内容としてドン・キホーテのPB「情熱価格」が触れられています。そう、商品に「ド」と大きく書かれてあるあれです。
「これこそがドン・キホーテ」と言わんばかりに「情熱価格」ではユニークな商品をどんどん出しています。写真がカラーでないことは残念ですが、実店舗で確認してみます。実際にご飯と唐揚げの皮だけのお弁当もあり、他店ではまず見られない商品もあります。「ドン・キホーテには面白い商品があるしまた行きたい」とか「あの商品があるからドン・キホーテへ行く」などと、お客さんに満足してもらいたいのですね。
そういえば母がこんなことを言っていました。母が妹と浅草へ行った時のこと。在日観光客の人が「情熱価格」のお菓子のパッケージを指さして「これどこ?」と別のお店の人に聞いていたのです。するとお店の人は「あっち」とドン・キホーテの方の道を指さして答えたそうです。海外の人にも「情熱価格」は伝わっているほどのブランドになっているのですね。
実は「情熱価格」がリニューアルされてから一度もその製品を買ったことがない私。PBと言うとどうも「安かろう悪かろう」というイメージがあって、一般的なブランドより安いけれど品質は落ちるという認識でした。今では公式アプリから直接「ダメ出し」できるそうですし、そういうイメージが覆されたかと思います。今度店舗を訪れる時は、「情熱価格」のお菓子でも買ってみようかしら…。


通信の世紀―情報技術と国家戦略の一五〇年史―

2025-01-06 14:16:44 | 本-その他
図書館から借りた『通信の世紀―情報技術と国家戦略の一五〇年史―』を読了。
本書は明治時代以降の電報、電話、インターネットなど、約150年間の通信の技術について書いた1冊。
100年以上前に既に海底ケーブルが登場しているとは意外ですね。国際電話なんて戦後の話と思っていましたし、無線もそんなに古いとは知りませんでした。
電報の暗号化については、まるでスパイ作品を読んでいるようで面白かったです。今となっては当時の暗号化は簡素なものですが、その当時としてはそれが最新でしたし、秘密の文章を送るのには欠かせないものだったのですね。
インターネットが一般的になったのはおよそ30年前。今では小学生さえもスマホやタブレットで気軽にネット接続をする時代ですし、これからはますます変化が激しくなりそうですね。


謹賀新年2025

2025-01-03 13:58:08 | 日記・エッセイ・コラム
2日遅れですが…。皆様、明けましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いします。
いつもと似たような時間に起きた元日。朝10時過ぎ、福袋などを買いに近くの某大手スーパーと商業施設へ。個人店を除き、Yuki地域では元日から開店している場所が多いのです。場所にもよりますが、店内は人でいっぱいでした。特に「カルディ」は物凄いレジ待ち。それでも横浜などに比べたらかなりすいています。
お昼前には妹家族4人が自宅にやってきました。3月に高校卒業の甥は大晦日に一晩中起きていたらしく、眠たそうにしていました。昼食には前日までに用意していたおせちを母を含めた6人で食べました。

それでは、元日に買った物の一部をアップします。
まずはマックの福袋。

妹家族には内緒にしていたので、帰ってからこっそり自室で開封。内容はビックマック型のランタンなどオリジナルグッズが4種類と、ハンバーガーなどの商品無料引換券です。
グッズは「BEAMS」とのコラボで、「平成レトロ」のような柄があしらわれて可愛いです。引換券はポテトやナゲットなど定番のものばかりでハズレはありませんでした。この引換券だけで元が取れます。
次にカルディの福袋。
なお、一度全部出してしまうと元に戻せなくなるので、一部の商品以外まだバッグの中に入ったままです(汗)。毎年疑問に思うのですが、どうやって「テトリス」のようにああいう風に上手く商品を入れられるのでしょうか?

毎年入っている干支のチョコレートは今回はこんな感じ。

裏には72年前(1953年)と48年前(1977年)の巳年の出来事を紹介。

1977年は私の生まれ年(年齢がバレました)なのですが、「津軽海峡冬景色」ってそんな昔のヒットソングだったのですね。その歌を歌う石川さゆりさんってホント年齢不詳です…。
最後は激安スーパー「ロピア」のオリジナル商品。

1つ500円ですが、お買物券200円分付いているので実質300円(税込み)。実はただのキーホルダーではないのです。ロピアのカートを使うには100円玉が必要(返却時に戻ります)なのですが、100円玉の代わりにこれを挿してカートを使うのです。いちいち100円玉をお財布から探す手間がありませんし、100円玉が全くない時でも大丈夫。特にカートの数が残り少ない「カート争奪戦」の時に役立ちそう。ただし、同じく100円玉を使う「オーケー」などの他店では使えません。

というわけで、元日はバタバタ1日が終わってしまい、ブログどころかパソコンを開けませんでした。昨日今日になってやっと落ち着いています。昨日はパソコンから1日遅れでFacebookとメールで新年の挨拶。今日もお買い物に行きましたが、人は少なめでした。
昨年末から風邪を引いている母は、まだコンコンと咳をしています。昨日の午後は疲れて寝ていましたし、今日も1日自宅にいます。1日でも早く回復することを願います。

最後になりましたが、皆さんにとって本年も充実した実りのあるいい年でありますように。