Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法

2024-11-02 13:02:45 | 本-その他
『GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法』を読了。
おそらくAmazonで買ったと思います。Kindle版もあったはずですが、読みたいページをパッと開きたいので紙版にしました。
生き方のコツを100項目掲載。さすが全ては実行できませんが、気になったところだけでも取り掛かっていいと思います。「他人を裁かない」「大好きなことをする」「完璧主義をやめる」「ポジティブになる」など、一見易しそうに見えて案外難しい。本書で参考になったことは真似て、少しずつ自分の生活を充実させていきたいです。
「今日が人生最後の日のように生きる」って分かる気がします。人生これからと思っていても、もしかしたら明日に事故などで死ぬかもしれません。そう思うと「今のうちに思い切り好きなことをやっておこう」という気になりますね。つい「また今度」「時間が出来たら」と先延ばしにしてしまいがちですが、そう考えていたらその日はずっと来ないと思います。
平均で1日5時間もTVや動画を見ているなんて驚きです。そんなにダラダラ時間を消費するよりも読書や自分の心から好きなことに充てる方が人生豊かになるでしょうに。特にショート動画アプリはどんどん自分が好きそうな動画がどんどん流れて来るそうですから、そういう誘惑には気を付けたいですね。
それと私の場合、他人の悩みを聴いてあげられるのは内容によってです。以前、毎週のように母の愚痴をずっと聴いていたら、こちらが精神的に病んでしまったのです。そういう場合は何でも聴いてあげられる人に話をするのが一番でないでしょうか。


ゲーム障害再考

2024-10-29 14:16:35 | 本-その他
図書館から借りた『ゲーム障害再考』を読了。
精神科医、ゲーム製作者、プロゲーマーなど、様々な人の文章が読めたのが良かったです。それぞれいろいろな意見がありますが、正解はどれとは言えないと思うのです。
「ゲーム=悪」とか、不登校や昼夜逆転がゲームのせいだけに決めつけるのは良くないですね。学校が嫌で不登校になって、その結果長時間ゲームをやり始めるというパターンもありますから。ゲーム以前から既に問題が起こっていることも少なくないと思います。
「桃太郎電鉄」で地理の勉強ができたとか、「ポケモンGO」で外に出るようになったなど、ゲームによって良い結果をもたらす場合も多いです。実際に授業の一環としてゲームを取り入れている学校もあるくらいですし、老人ホームでWiiで遊んで元気になったお年寄りもいるそうです。何もかもゲームが悪いというのは、数十年前のTVを見たり漫画を読んだりすると馬鹿になるという考えと同じだと思います。それなのにTVや漫画が今でも存在するのは良い影響もあるからなのでしょう。
一定期間スマホやインターネットなしで生活しても、もはやスマホはインフラですし、周りを見ればスマホを弄っている人ばかりですし、その後利用時間はそうそう短くならないと思うのです。全くスマホを使わないなんて非現実的にしか思えません。結局ネットサーフィンやSNSなど無駄な時間を少しずつ削って、その削った時間をオフラインの活動に充てるのがいちばんかと。本書を読んで、ゲームやネットとの上手な付き合いを考えたいですね。


私たちはなぜスマホを手放せないのか

2024-10-25 14:11:15 | 本-その他
図書館から借りた『私たちはなぜスマホを手放せないのか』を読了。
本書はAmazonのサイトでたまたま見つけて、「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ借り」。誰もがスマホを注視している表紙が印象的で読んでみました。でも、その姿が不気味に感じられて、カバーを付けて読んでしまいました。表紙からすると気軽に読めそうに見えますが、けっこう真面目な内容です。「自分はスマホを使いすぎているかも」と思ったら読んでほしい1冊です。
「スマホ中毒」って若い人がメインだと思っていたら、意外にも中高年でもそういう人がいるとか。そういえば先日、自宅近くを歩いていたら、イヤホンを付けてiPhoneを弄りながら歩いていた年配の女性を見かけました。年配の人はスリなど犯罪に巻き込まれやすいので、その人がちょっと心配になりました。
「歩きスマホ」など「ながらスマホ」の危険さや、「マルチタスク」の弊害も書かれていました。歩きながらもしくは運転しながらのスマホは「自分は大丈夫」と思っていても、事故になる確率が何倍にもなるのでかなり危険とのこと。合法であるもののハンズフリーの通話でも事故の原因になる可能性が高くなるとか。また、マルチタスクをしているつもりでも実際は複数のことを交互に行っているだけでかえって効率が悪く、1つのことに集中した方が作業は短時間で済むそうです。
「退屈」もスマホによる影響でしょう。時にはぼんやりしたり考えごとをすることが必要なのですが、それに耐え切れずすぐにスマホをチェックしてしまう。退屈への解消にぴったりなスマホでだんだん耐えられる時間が短くなるわけですね。情報過多で心が疲れてしまいますし、時にはスマホから離れてゆっくり過ごすのもいいかもしれません。
寝る30分~1時間前にはスマホの電源を切る私ですが、さすがに朝はすぐに電源を入れて画面を見てしまいますね。SNSは見ませんが、天気予報アプリでどんな服装にするべきかチェックしているのです。朝からスマホを長時間使わないように気を付けます…。
本書を買おうかどうか迷いましたが、お値段何と3,500円(+消費税)也。それにけっこう文字数があるしそれなりに読む時間がかかるので、もう2度目は読まないかも…。スマホの使い過ぎの危険と付き合い方はそれなりに理解できましたし、本書を買うくらいなら別の本を買います。



妹が最近、職場の某高級スーパーでパソコンの使い方を教わっているそうです。実は妹、パソコンの操作を知らないそうなのです。自分には関係のないことだと妹は言い張っていましたが、やはりパソコンは必須でしょう。もし転職してもパソコンの知識が役立ちますし、プライベートでも使えると何かと便利だと思います。

本で救われたこと多々あります

2024-10-20 13:49:20 | 本-その他
最近のニュースによると、1ヶ月に1冊も本を読んでいない人が6割以上いるらしいですね。以前から読む人と読まない人が分かれていたと思うのですが、そこまで読まない人がいるなんてびっくりです。
やはり読まなくなった理由のトップはスマホやタブレットなどの電子機器で時間が取られるからだそうです。ホント、特に電子機器で最も身近なスマホはSNSや動画の誘惑が多いですからね。ほんの少しだけとスマホを開くといつの間に1時間経っていたなんて人の話を聞きますし。私の場合目が疲れるので15分以上連続で画面や文字の小さなスマホを見られないし、「歩きスマホ」や電車の中でのスマホは酔って気持ち悪くなってしまうので絶対に無理ですが、かえって「スマホ中毒」にならずに済んで良かったかもしれません。
でも本って人生を変える力を持っているし、たまたまリアルの本屋さんで手に取った本によって救われたこともあります。「数百円~何千円もする本は高い」と言う人がいますが、本によって自分を変えられることを考えると決してコストは高くないです。それにボーっとSNSを見る時間があるのなら、その代わりに本を読む時間に充てられるはず。まずは近くの図書館とか本屋さんに行って、興味のありそうなタイトルを探してみるといいかもしれません。
私が影響を受けた本は何冊もありますが、その中でも代表的なものを紹介します。

●『ウェブ進化論』

当時漢検2級だった私が準1級を目指すきっかけとなった1冊です。読めない漢字がどんどん出てきて、漢字力のなさを痛感したのでした。本書を読んでいなかったら漢検準1級を受けて合格していなかったでしょうし、漢字教育士も目指していなかったでしょう。それに漢字仲間もできました。

●『日本の漢字』

漢字の面白さを知るようになった1冊。「漢検配当外」の漢字や奇抜の漢字がゴロゴロ出てきます。本書を読了後、故白川静先生や阿辻哲次先生などの漢字関連の本も手に取るようになりました。

●『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』

自宅近くのリアル書店でたまたま見かけたのが本書。「変わったタイトルだなぁ」と思いつつパラパラ捲ってみて「これだ!」と思って即購入。SNSや人間関係の悩みをズバッと解決してくれます。著者のJamさんの本は他にも多数出ていますが、最も開いているのが本書かも。その結果、よく読んだ証としてけっこう手垢が付いています。

●『「ひとりが好きな人」の上手な生き方』

今年買った1冊です。たまたま見たWeb記事で本書が紹介されていて、「まさに私のこと…」とKindle版を購入。あまりにも内容が良くて、結局はいつでもすぐに開けるように紙の本も買いました。実は昨晩も寝る前に本書を開いたのです。一般的に「内向型」って不利に思われがちですが、無理に「外向型」になろうとしなくてもいいし、上手に自分の性格と付き合おうというのが本書。無理に人と付き合わなくていいし、人疲れしたら1人きりの時間を大事にするなどが書かれています。

言葉の海へ

2024-10-18 14:36:00 | 本-その他
図書館から借りた『言葉の海へ』を読了。
本書は明治時代に発行された国語辞典『言海』でお馴染みの大槻文彦氏の生涯を描いた1冊。「生涯」と言っても若い頃が中心で、彼の祖父や父の時代にも触れられています。
大槻氏は国語の文法の大切さを強調していますが、英語学習ばかり注目している現在と通じるところがあると思います。国語の授業では動詞や形容詞の活用形を習った記憶がありますが、それ以外になると殆ど覚えていません。やはり自国の言葉を疎かにしていると、外国語習得にも支障が出てきます。
『言海』については最終章で触れられています。もう少し辞書の執筆の場面にページを割いてくれたらとも思いましたが、大槻氏の苦労が十分に理解できました。
まだきちんと中身を読んでいませんが『言海』、そしてその後発行された『大言海』は、明治時代の背景が分かる読み物としても最適だとか。すべて目を通すのは難しいかもしれませんが、パラパラ捲ってみたいですね。




内容は良いらしいのですが、文庫版のため字がかなり小さく、潰れているところもあるという話です。


最近中古で買ったのですが、まだ1ページも開いておらず…。せめて前書きと後書きだけでもじっくり読みたいです。

先日自宅近くのスタバへ母と行った時のこと。お店の人が「モバイルオーダーでお待ちの○○さん」と呼んでいたので、母と2人で「へっ?」と思ったのです。その「○○さん」とは母と私の苗字。比較的珍しい苗字ですし、どうして本名で呼ばれたのか不思議に思いました。よく考えたらモバイルオーダーで注文していませんし、カウンターに置かれた紙コップのラベルに「○○」とローマ字で書かれていました。同じ苗字の人はあまり見かけないのですが、案外身近にいるものですね。

ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

2024-10-06 13:23:14 | 本-その他
図書館から借りた『ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~』を読了。
本シリーズも合わせてもう11冊目。あとがきからすると、まだまだ続きそうですが…。
今回は昭和・平成・令和と3世代にまたがるお話。高校時代の智恵子さん、栞子さん、扉子ちゃんが見事な推理をします。3世代にわたるこの3人はホント見た目がそっくりだけでなく、「本の虫」をしっかり継いでいますね。
昭和と平成に関しては時代を感じさせるところも。昭和のシーンでは8mmビデオが出てきたりJRの前身である「国鉄」と書かれてあったり、平成のシーンではネット時代の初期が描かれています。
本書では夏目漱石の作品名が幾つも出てきます。高校時代に『草枕』を読まされて感想文を書いた記憶はありますが、他の作品は覚えていません。漢検1級対策を兼ねて、漱石の時代の本を読んだ方がいいのでしょうか?


「言海」を読む

2024-10-01 13:23:58 | 本-その他
図書館から借りた『「言海」を読む』を読了。
明治時代における国語辞典の代表、故大槻文彦氏によって生まれた『言海』について書かれています。辞書は一般的に「引く」ですが、本書では「読む」となっており、『言海』がその収録語から明治時代の背景を知るための読み物となっています。
国語辞典というと漢字の書き方や言葉の意味が分からない時に引く程度で、「読む」という行為はしたことがないのですが、本書のように関連する見出し語を次々と読んでいくのも楽しいかもしれませんね。最近買った『大言海』でそういう読み方をしてみようかと思います。
本書でも紹介されている、大槻氏の生涯を描いた『言葉の海へ』も読みたくなり、図書館のサイトから予約しました。本書でも同氏の略歴が書かれていますが、さらに詳しく知りたいと思いました。






辞書と日本語~国語辞典を解剖する~

2024-09-11 14:37:45 | 本-その他
図書館から借りた『辞書と日本語~国語辞典を解剖する~』を読了。
企画から用例集め、校正、印刷など、辞書を1冊作るのにどれだけ手間暇がかかったか改めて理解できました。
最も興味を引いたのが収録語について。『広辞苑』のような中辞典と『三省堂国語辞典』のような小辞典と比べてももちろんですが、小辞典同士てもどこにウェイトを置くかはそれぞれ異なるようです。
本書でも触れられていますが、私も冒頭にある凡例はほとんど読んだことがありません。辞書の特徴や使い方をきちんと説明しているだけあって、そこを読まなければ100パーセント活用は難しいとのこと。時間が合えば読みたいと思います。
ただ、内容そのものは良かったのですが、2002年発行の本書はちょっぴり古臭さを感じました。たとえば「フロッピーディスク」なんて出てくるけれど、10代~20代の若い世代は聞いたことも見たこともないでしょうね。今ではスマホアプリでも辞書が引けますから時代を感じます。
本書を読んでいるうちに、中辞典『大言海』を買おうか迷ってしまいました。図書館で現物を見たいのですが、Yuki地域の図書館には置いてないらしく、隣の地域にある図書館まで電車で行こうと考えています。『大言海』よりも規模の小さい、文庫化された『言海』も出ているそうなのですが、虫眼鏡が必要なくらい字がかなり小さいそうです。1人で『言海』を編集してしまった大槻文彦氏には頭が下がります。




2028年 街から書店が消える日

2024-09-09 13:50:29 | 本-その他
図書館から借りた『2028年 街から書店が消える日』を読了。
「本当に?」と思えるほどびっくりするようなタイトル。さすがに2028年はないと思いますけれども、もしかしたら現実になるかもしれません。本書では生き残りに苦戦したり廃業に追い込まれたりした本屋さん、どうすれば本屋さんが生き残るのかなどが書かれています。ちょっと難しい箇所もありますが、いずれにしてもリアル書店の本音が伝わってくると思います。
私に強烈なインパクトを与えたのがこんな文章。

「紙の本は、どこで買えるのですか?」

えっっ、嘘でしょう…? あまりにも仰天して、思わず本書をひっくり返しそうになりました。ブックカフェのアルバイトの面接で若い人がこう質問したそうですので、冗談ではなさそうです。小さい頃にリアルの本屋さんで絵本やコミックを買ってもらったことはないのでしょうか? たしかに電車やカフェでも紙の本を読む若い人はほとんど見かけませんし、若い人に限らず大半の人がスマホをずっと弄っていますよね。でもいくらスマホで漫画や雑誌記事を読んだりできても、限度というものがあります。
Yuki地域でも例外ではなく、本屋さんが数店潰れています。中には賑わっている本屋さんもありますが、雑誌の数がかなり減って時代を感じます。私も電子書籍Kindleを使っていますしそれ自体は悪いとは思いませんが、リアルの本屋さんで実際に内容を手に取ったり、たまたま良書を発見することは大きいです。じつは私もリアルの本屋さんで偶然いい本を見つけて、考え方や生き方が良い方向へ変わったことがあります。翌日に本が届くネット書店もいいけれども、リアルの本屋さんも捨てがたいです。
やはり本を買い切りにするとか、本屋さん側が仕入れる本の冊数を決められるなど、そろそろ制度も変える時期に入ってきていると思います。また、本屋さん自体も本の並べ方を工夫するとか有料イベントを行うなど、ネット書店では真似できないことを行うといいのではと思います。


「ひとりが好きな人」の上手な生き方

2024-09-04 14:30:00 | 本-その他
Kindle本『「ひとりが好きな人」の上手な生き方 』を読了。ページ数は少なく、1~2時間で読み終えました。
私は典型的な「内向型」。人混みの中だと疲れてしまう。本を読むことが好き。大勢の前で話すのは苦手。好きな分野や得意な分野ならたくさん話せる。小学校時代は休み時間に1人で漫画を描いていたし、それから後も友達と群れることが少なかったです。
でも、本書を読んで、無理に外向型にならなくていいんだと安心しました。外向型の方がリーダー向けで昇進しやすく、話し上手で、いろいろと有利でないかと思いましたが、誰かと一緒でないとダメなど、案外短所もあるものと知りました。
あのビル・ゲイツ氏も内向型とは知りませんでした。彼が読書好きとは別の本を読んで知りましたが、内向型だからってリーダーに向いていないわけではないようですね。
直近の会社で勤めていた時、当時中高生だった甥や姪が土曜日はほぼ毎週、家に寄ってきたのです。場合によると妹と旦那さんと家族4人来ることも。本当はお休みの日くらい家でゆっくりしたかったのですが、「こういう年頃の『漢検ブラザーズ』は今しか見られない」と、心の中ではけっこう我慢していたかもしれません。おそらく病状が悪化したのはそういう疲れからでしょうし、まさか休職→退職にまでなってしまうとは思いもしませんでした。やはり正直に「休みたい」「1人になりたい」と告げておけば良かったです。
それに、カフェは1人で本を読んで過ごしたいし、美術館や博物館も1人で行く方がじっくり自分のペースで見学できて好きです。内向型の人の中にはカフェは他人がいて疲れるという人もいるそうですが、集中して本を読めば周りは気にならないし、1時間くらいであれば私は大丈夫。
集中力がある、根気強い、物事をよく考えるなど、長所もたくさんあるし、内向型の性格を上手く活用したいですね。
読みたい部分をすぐに開けるよう、また、繰り返し読みやすいよう、紙の本を注文しました。「電子も紙も両方買うの?」とびっくりする人もいるかもしれませんが、本当に読みたい本なら両方あってもいいくらいです。購入者限定でワークシートをダウンロードできるようなので、紙の本が届いたらプリントして書き込んでみたいです。