図書館から借りた『学びとは何か-〈探究人〉になるために』を読了。
著者は『言語の本質』(共著)がベストセラーになった今井むつみ氏。本屋さんで著者の別の本を捲ってみて「難しそうな内容…」と敬遠していたのですが、本書を読んでみると意外と読みやすかったです。
それにしても脳があんな複雑な仕組みになっていたとは。生まれたての赤ちゃんは英語の「r」と「l」の発音をしっかり区別できていて、日本語にはそういう区別がないので1歳くらいまでに区別できにくくなる。脳って必要なものとそうでないものをきちっと分けて適応できるようになっているのですね。
姪が幼い頃、もやしを「めんめん」と言っていたことを思い出しました。うどんやパスタだけでなく細いものは何でも「麺」と思っていたのでしょう。そのうち麺は麺、もやしはもやしと少しずつ区別できるようになるなんて、子どもの脳もしっかりしていますね。
やはり、英語は「Book=本」などと、ただ闇雲に単語単位で丸暗記するものではないですね。英和辞書を引くと英語の「Book」には「本」以外の意味がたくさん載っていますし、文章で覚えないと身に付かないものだと改めて知りました。
いずれにしても学んで身に付けるのに近道はないということでしょうか。「タイパ」で失敗なく素早く学ぼうとする人が多いそうですが、回り道をしたほうが良い意味で経験にもなりますし、長い目で考えると勉強になると思います。
読んでみたいと思い図書館のサイトから予約したのですが十数人待ち。届くまでに日数がかかりそうですが、読める時を楽しみに待っています。
著者は『言語の本質』(共著)がベストセラーになった今井むつみ氏。本屋さんで著者の別の本を捲ってみて「難しそうな内容…」と敬遠していたのですが、本書を読んでみると意外と読みやすかったです。
それにしても脳があんな複雑な仕組みになっていたとは。生まれたての赤ちゃんは英語の「r」と「l」の発音をしっかり区別できていて、日本語にはそういう区別がないので1歳くらいまでに区別できにくくなる。脳って必要なものとそうでないものをきちっと分けて適応できるようになっているのですね。
姪が幼い頃、もやしを「めんめん」と言っていたことを思い出しました。うどんやパスタだけでなく細いものは何でも「麺」と思っていたのでしょう。そのうち麺は麺、もやしはもやしと少しずつ区別できるようになるなんて、子どもの脳もしっかりしていますね。
やはり、英語は「Book=本」などと、ただ闇雲に単語単位で丸暗記するものではないですね。英和辞書を引くと英語の「Book」には「本」以外の意味がたくさん載っていますし、文章で覚えないと身に付かないものだと改めて知りました。
いずれにしても学んで身に付けるのに近道はないということでしょうか。「タイパ」で失敗なく素早く学ぼうとする人が多いそうですが、回り道をしたほうが良い意味で経験にもなりますし、長い目で考えると勉強になると思います。
読んでみたいと思い図書館のサイトから予約したのですが十数人待ち。届くまでに日数がかかりそうですが、読める時を楽しみに待っています。