前回の記事でも触れたとおり、基本的な英文法が十分にできていないことが分かりました。そこで先日から、『ロイヤル英文法―徹底例解』を読んでいます。
この本は数年前、英語学校のビジネス翻訳クラスに通っていたときに買ったもの。文法書を買ったのは高校以来。きちんとした文法書が1冊あるといいなと思ったのです。
800ページ以上ある情報量で2,000円しないのはかなりお得感があります。たいていの本屋さんには高校参考書のコーナーにこの本が置いてありますが、むしろ語学コーナーに置いてほしいです。なぜなら大学生や英語を学ぶ一般の方にも読んでもらいたいから。けれども実際、語学コーナーには内容の薄い文法書ばかり並んでいます。
ちなみに高校時代は『基礎からよくわかる英文法』を使っていました。高校生ならお堅い『ロイヤル』よりもこちらがいいと思います。図やイラストが豊富に使われていて非常に解説が分かりやすく、英語の成績が上がったのはこの本のおかげといっても過言ではありません。ただ残念なことに、高校を卒業して間もなく処分してしまいました。
今読んでいるのは、第3章の「冠詞」。一応「復習」という形で読み始めましたが、はっきり言って新たに得る知識のほうが多いです。実際に英和辞典やほかの参考書を引っ張りだしては併読しています。
普段洋書などを読んでいても、なかなか細かい部分まで見ないもの。「冠詞」だけにとどまらず、できればこの本をまるごと1冊通読したいです。