新設級の名前はどうなるのでしょう? 「ほぼほぼ2級」とか「シン・2級」など、様々な意見が飛び交っていますが、「準2級プラスα」なんでどうでしょうか? 英語表記も当然考えないといけませんよね。
さて、準2級が新設されたのが1994年ですが、実は私、その年の夏に準2級を受け、一発で合格しました。つまり、「準2級第1期生」ですね(笑)。
その時に対策に使ったのがこちらのテキスト↓
現在、準2級の旺文社テキストは水色ですが、当時はこんな表紙。
ちなみに裏はこうです↓
当時のリスニング対策はカセットテープ。この数年後にCDに変わったと思います。今ではほとんどのリスニング教材はアプリですから、時代を感じますね。
当然過去問はありませんでしたし、どう勉強すればいいか本当に困りました。インターネットが一般的に普及する前ですから、情報を得るのも難しかったです。予想問題集も4月~5月頃と遅めに出ましたし、最後まで解かないで終わりました。本番の1週間くらい前に学校で習った単語がいくつか出てきましたし、ほぼ学校の英語の授業範囲で勉強したようなものでした。やはり学校の勉強も疎かにできませんね。
ところで、今回の級の新設はともかく、英検協会さんにお願いしたいことがあります。それは…。
●1級と準1級の間に級を新設してほしい
とにかく難易度の差があり過ぎです。
●受験料を安くしてほしい
特に1級は万単位ですし、他の級も気軽に受けられる受験料ではありません。特に中高生の親御さんにとっては痛い出費でしょうし、金銭的に受けられない子も出てきます。入試や就職に英検の級を求められる場合がありますから、もう少し何とかならないでしょうか?
●1級面接の受験地を増やしてほしい
中には往復6時間かけている人もいるので驚きです。私は住んでいる場所と同じ県内の横浜市で受けられるのでまだいい方ですが、地方に住んでいる受験者も考慮すべきです。