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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

漢検(R)に再挑戦

2006-05-14 22:28:07 | 漢検(R)

ふとしたことから漢字検定(R)、言い換えれば漢検(R)をもう一度挑戦してみようと思いました。
きっかけは新書『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』。難読な漢字が数多く出てきて、何度も何度も電子辞書を引く羽目に。日本人でありながら漢字で苦労するなんて、こんな自分が情けなくなったのです。英語が書けない、話せないよりよっぽど恥ずかしいことです。
漢検2級に合格したのはもう12年近くも前、高校生のときです。ちなみに漢検デビューはその1年半前、3級を受検しました。それだけブランクがありますから、漢字力はかなり錆び付いています(汗)。本来なら準1級の出題漢字に取り掛かりたいところですが、それ以前に常用漢字を復習する必要があります。

早速本屋さんで以下の3冊を購入。すべて検定協会から発行されているものです。表紙が鮮やかな黄色ですので、外で勉強する際は目立つこと間違いなしです(笑)。

  1. 2級漢字学習ステップ
  2. 準2級漢字学習ステップ―文部省認定
  3. 漢検 四字熟語辞典

1と2の『漢字学習ステップ』は定番中の定番。1に関しては以前使っていた古いもの(B5判サイズで紫色の表紙)を持っていますが、あまりにも汚いので買い直すことに。書き込み式で、出題範囲の漢字が無理なく学べます。切り離せる解答、バラエティに富んだ問題、欄外コラムなど、旧版と比べて随分改良されています。
3は四字熟語が大の苦手なので購入。受験の有無を問わず、辞典として一生使えそう。見出し語の下に漢検の級が表示されているのですが、「5級」の熟語でもかなり怪しいものです(笑)。これに関しては特にしっかり覚えなければ。

それほど慌てる必要もありません。受検の機会はこれからもたくさんあります。たとえゆっくりでも、書き順など改めるべき部分を直しながら進めていきたいです。「資格取得」とか「勉強」とか思わずに楽しみながらやっていくのがいちばんだと思います。


漢検合格から10年

2004-11-26 15:19:53 | 漢検(R)

先日こちらにトラックバックしてくださった方のブログを見て、ふと10年前に漢字検定(漢検)2級に合格したことを思い出しました。かなり前のことですが、いまだに忘れられない思い出です。

もともと漢字は大の苦手で、小学校で習う漢字も怪しいほどでした。通っていた高校は英語と国語に力を入れていて、高校1年のときは毎週漢字テストが行われていました。初めのうちは「どうしてこんなことしなければいけないの?」と反発し、ほとんど勉強しませんでした。当然成績は悪く、担任の先生や国語の先生からは怒られっぱなし(笑)。再試験もさせられました。再試験の後は今までの自分に反省し、多少嫌々ながらも少しは真剣に勉強するようになりました。
そんな怠け者が漢検を初めて受けたのが高校2年生のときです。軽い気持ちで3級を受けたところ、日ごろのテストのおかげか一発で合格。この合格で自信がついてか、おそらく本気で漢字を勉強し始めたのはそれ以降だったと思います。さて、3級の次は2級受験(当時準2級はありませんでした)。さすが2級になると四字熟語など、かなりハードルは高かったです。しかし高校3年生の秋、3度目の受験でようやく合格できました。

その当時はけっこう苦労しましたが、今では高校の先生にとても感謝しています。もしそのときに漢字を勉強していなかったら、今ごろはどうなっているかと考えるだけでぞっとします。それに漢検合格のおかげで、「こんなダメな自分でもやればできるんだと」いろんなことに自信がつくようになりました。
最近国語の授業で、漢字の読み書きをきちんと教えない小・中学校が多いという話を聞きます。英語教育にはあれだけ熱心なのに、どうして自国の言葉には無関心でいられるのでしょうか。