ふとしたことから漢字検定(R)、言い換えれば漢検(R)をもう一度挑戦してみようと思いました。
きっかけは新書『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』。難読な漢字が数多く出てきて、何度も何度も電子辞書を引く羽目に。日本人でありながら漢字で苦労するなんて、こんな自分が情けなくなったのです。英語が書けない、話せないよりよっぽど恥ずかしいことです。
漢検2級に合格したのはもう12年近くも前、高校生のときです。ちなみに漢検デビューはその1年半前、3級を受検しました。それだけブランクがありますから、漢字力はかなり錆び付いています(汗)。本来なら準1級の出題漢字に取り掛かりたいところですが、それ以前に常用漢字を復習する必要があります。
早速本屋さんで以下の3冊を購入。すべて検定協会から発行されているものです。表紙が鮮やかな黄色ですので、外で勉強する際は目立つこと間違いなしです(笑)。
1と2の『漢字学習ステップ』は定番中の定番。1に関しては以前使っていた古いもの(B5判サイズで紫色の表紙)を持っていますが、あまりにも汚いので買い直すことに。書き込み式で、出題範囲の漢字が無理なく学べます。切り離せる解答、バラエティに富んだ問題、欄外コラムなど、旧版と比べて随分改良されています。
3は四字熟語が大の苦手なので購入。受験の有無を問わず、辞典として一生使えそう。見出し語の下に漢検の級が表示されているのですが、「5級」の熟語でもかなり怪しいものです(笑)。これに関しては特にしっかり覚えなければ。
それほど慌てる必要もありません。受検の機会はこれからもたくさんあります。たとえゆっくりでも、書き順など改めるべき部分を直しながら進めていきたいです。「資格取得」とか「勉強」とか思わずに楽しみながらやっていくのがいちばんだと思います。