Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

英語嫌いの増加

2023-06-29 14:38:26 | 英語学習
図書館から借りた「AERA」5月15日号によると、英語嫌いの生徒さんが増えているそうですね。
小学校での英語の授業が必修になり、中学校に入ってからは内容が難しくなっているとか。中学校の教科書は疑問文とか助動詞など、早い段階で習うそうですし、習う単語数も増えているらしいです。
なぜそうなっているかと、小学校である程度単語とか文法などを学んでいるという前提だそうです。ただ、教える側は準備するのに大変とか。それに3、4年生で週1時間、5、6年生で週2回英語の授業があるだけで、消化しきれないといいます。「英語のシャワーを浴びる」とのことですけれども、そんな授業時間だと「水滴」くらいでしょう。
だいたい少ない時間で英語を習得する自体、無理があるのでしょうね。英語が好きな子どもは授業以外に自宅や英語スクールなどで勉強してますます英語好きになって、嫌いな子は取り残されてますます苦手だったり嫌いだったりします。やはり授業が中途半端だったりついていけなかったりすると嫌になりますよね。
それと「授業をすべて英語で」だと、どうやって文法を説明するのか難しかったりします。高校などある程度文法を身に付いていれば英語での説明は分かりやすいかもしれませんが、中学生レベルだと無理でしょうね。
そんな中途半端だったら、小学校で英語の授業なんてやらなければいいのにと思います。本ブログでも何回か書いていますが、代わりに国語の授業に重点を置くべきです。何しろ母国語をマスターできなければ、どんなに英語を勉強しようと無駄だと思います。
実は私もそれほど英語は好きでなかったのです。高校1年生の時受けた英検3級の面接で「Do you like English?」と訊かれ無難に「Yes, I do.」と答えましたが、実のところ「So-so.」くらいでした。高校での授業と英検3級合格が理由で英語が好きになったのですが、英語の勉強は早いか遅いかは問題ではないでしょう。

「英語の勉強」と「英語を使う」の境目

2023-04-12 15:19:47 | 英語学習
前から気になっていることがあります。それがタイトルの件なのですが…。特に私のように学校を卒業してから何年も英語を学習されている方ならそう思っているのではないでしょうか。
英会話レッスンを受けたり単語集を開いたり、資格試験の問題集を解くのは勿論前者でしょう。でも、英語でインタビューやスピーチを聴いたり洋書や英字新聞を読むのはどちらでしょうか。前者なのか後者なのか、かなり曖昧です。
私は毎朝、オンラインで英字新聞を読んでいるのですが、それを「勉強」とは思わず、ただ日本語を英語に置き換えて読んでいるだけだと考えていますし、生活の一部とも思っています。ウォークマンで英語を聴いているときも「勉強」という感覚がなく、内容を楽しんでいるという感じです。
「勉強」と深く考えず、もっと気軽に捉えているから、英語に触れる習慣が続いているのかもしれません。続かないのは最初からいきなり飛ばしすぎて無理なところから入ったからなのでしょう。最初は5分でいいから少しずつ英語を使う時間を作れば、そのうち慣れてきて、歯磨きのように習慣になると思います。

ところで、ちょっと古いデータなのですが、社会人の1日の平均学習時間は約6分と知りました。しかも大半の人は学習時間ゼロです。Twitterユーザーのように1日何時間も勉強する人は極一握りなのですね。
ちなみに英語学習者の間では1週間の平均英語学習時間は2~3時間。こんな短い学習時間ではなかなか英語力は伸びないでしょう。現在の小学校では週1回英語の科目があるそうですが、自宅などでも英語に触れなければ全く意味がないと思います。それだったらその1時間を国語の授業に充てて、基礎である自国語をきちんと勉強すべきです。

短大時代のクラスメート2人のある会話

2022-11-13 14:51:56 | 英語学習
短大時代のことで未だに覚えていることがあるのです。
それはクラスメート(短大では珍しくクラス担任制でした)2人のこんな会話です。

「私の(英和)辞書って全然使えない!」
「私のも~。」

英語英文科に進んだのにもかかわらず、当時の私の英語力はTOEICスコア400点台、英検2級1次試験不合格。そんな英語初心者の私でもその会話には違和感がありました。「果たしてそう断言できるほどの英語力はあるの?」「真剣に英語を勉強しているの?」と当時の私でさえ感じました。
たしかに「すぐに英語ペラペラ」などと謳う胡散臭い英語教材もたくさんありますけれど、この場合、名の知れた英和辞典ですからね。未熟と言いますか、経験不足と言いますか。
私も英語学習でいろいろ経験しました。有名どころの参考書をせっせと買ってみたり、途中で投げ出してしまったり、何度も躓いたり。クラスメートの会話も英語学習の中のほんの初期の段階だったでしょうし、今ではそれが間違いだと気付いているかもしれないし、いちいち気にする必要もないでしょう。
現在の英語力は英検準1級、TOEIC780点ですし、まだまだ伸ばしどころはあると思います。不平不満が出てくることもありますが、少しずつ英語力を伸ばしていきたいです。

信用できる英語学校って?

2021-09-29 10:49:47 | 英語学習
随分前の話ですが、通っていた英語学校の先生から

「ここだけでは(英検に)受からないわよ」とか
「ここでやっていることはほんの一部」などと

言われたことがあります。
その英語学校では自習用にとNHK語学講座のCDを録音してもらえましたし、洋書や英字新聞も借りられました。
でもそれって事実だと思うのです。やはり普段から英語に触れていないと英語力は伸びません。本当のことをありのまま伝える、そういう英語学校こそが信用できます。
よく「通うだけで英語力が伸びる」とか「聞き流すだけで英語が聞き取れるようになる」なんて謳っている英語学校や教材がありますが、それって嘘でしょう。もし本当だとしたら、誰でも英語が話せるはずですから。
先日、TOEICの結果発表があったそうですね。990点満点ばかりの報告を見ると「誰でも簡単に取れるのでは」と錯覚するかもしれませんが、見えないところで相当な努力をしてきたと思います。英語力が伸びるか伸びないかは結局、本人の努力次第です。

英語の苦手な姪

2017-11-12 14:26:21 | 英語学習
久しぶりの英語学習ネタ。元々本ブログは英語関連ばかり取り上げていたのですが、最近は和書とか日本語のネタばかりになっています…(汗)。
数日前に妹から、中学1年生の姪の英語の出来が良くないことを聞きました。昨日学校帰りの姪がうちに来たので詳細を尋ねたところ、どうも英作文が苦手らしいのです。彼女は6月の英検で5級を取得していますが、それでも弱いようですね。
母と私からのアドバイスとして、教科書を最初から復習すること、そしてCDを聴いて音読することを勧めました。特に中学生レベルの英語は基礎の基礎ですし、その基礎の土台がしっかり出来ていないといつか崩れてしまいます。彼女はまだ1年生ですし、今からやり直しても遅くはありません。

ところで今日、本屋さんへ行って、「Penguin Readers」を買ってきました。散々迷った結果、選んだのは…

Penguin Readers: Easy Starters MARCEL AND THE WHITE STAR (Penguin Readers (Graded Readers))
Penguin Readers: Easy Starters FLYING HOME (Penguin Readers, Easystart)
Penguin Readers: Easy Starters A NEW ZEALAND ADVENTURE (Penguin Readers (Graded Readers))

の3冊で、どれも英検5級程度の入門レベル。本文は14~15頁ほどありますが、カラーイラストが中心で1頁当たり6行ぐらいしかないので、そんなに負担にならないと思います。
日本発行の洋書シリーズだと「ラダーシリーズ」があるけれども、こちらは英検4級レベルからで姪にはまだ難しい。それに頁数が多いので、Penguin Readersに慣れてからでないとかなりの負担になってしまうと思います。
姪は読書好きなので、こういう洋書を読むことで少しでも英語が楽しめるようになればいいかなと思います。
ついでに…、私が読むために『日本人のこころ Japanese Values and Virtues (ラダーシリーズ Level 5)』も買っちゃいました(笑)。英字新聞は読んでいるけれど、洋書とは随分ご無沙汰しているなぁ…。でも会社内でこんなの読んでいると、カバーを掛けていてもかなり目立ちそう(汗)。別に悪いことはしていないけれど、どんな目で見られるかしら?
補足ですが、Penguin Readersに代表されるGraded Readersの場合、Amazonよりもリアルな本屋さんで買った方がお財布に優しいです。それにAmazonだと最悪だと届くのに何日もかかります。比較的広い本屋さんでは買えるので、面倒でもぜひ足を運んでみてください♪

TOEIC(R)偏重

2015-12-09 21:42:00 | 英語学習
予約していた『PRESIDENT (プレジデント) 2015年 9/14 号』がやっと読めました。
特集は「『英語』0秒勉強法」でそこそこ期待はしていたのですが、正直内容にがっかりしました。
「英語勉強法」と言っても「TOEIC(R)でいかにスコアを上げるか」がメインで、純粋に英語力を上げる方法はあまり書かれていませんでした。「これはTOEIC(R)に向かない」など、TOEIC(R)偏重と思われる内容ばかり。
たしかにTOEIC(R)が悪とは言い切れません。私も毎年TOEIC(R)を受けていた時がありましたが、スコア目標を立てることでモチベーションが上がりましたから。それにある程度は英語力のものさしにもなります。
でも、「単にTOEIC(R)スコアを上げたいから」などという理由で英語を勉強するのもどうかと思います。本誌には「TOEIC(R)の裏ワザ」のようなことが書かれているけれど、それにも限界があるのでは。TOEIC(R)の勉強だけでは本物の英語力は身に付かないと思います。
私の場合は公式問題集を解いただけで、TOEIC(R)の勉強は殆どしていません。洋書や英字新聞を読んだり、またはCDを聴いたりして、特別にTOEIC(R)対策をしなくても自然とTOEIC(R)に結果がついてくると思います。それに自然に英語に触れた方がよほど楽しいです。
本誌のような記事ってこれからも他の雑誌にも出てくるでしょうが、「TOEIC(R)だけの勉強」は御免です。

PRESIDENT (プレジデント) 2015年 9/14 号
クリエーター情報なし
プレジデント社

つい買ってしまったリスニング教材

2015-11-25 21:29:16 | 英語学習
久しぶりの英語ネタ。元々本ブログは英語学習ブログなのですが、最近は和書レビューブログ化しています…(汗)。

最近はリスニングとして『マララ・ユスフザイ国連演説&インタビュー集』を聴いています。CDにはマララさんのインタビューや演説が入っているのですが、まだ10代なのに彼女の意見がしっかりしていること。私の10代の頃とはまるで大違いです(汗)。

で、今日はお休みだったので、某ショッピングモールへ。寒くて雨が降っていたからか、モール内は比較的すいていました。
あるテナントさんでかわいいセーターを見つけました。欲しいなぁと誘惑されそうになりましたが、今月はピンチだし似たようなカーディガンがあるのでやめました。
その他いろいろなお店を見ながら、本屋さんへ辿り着きました。そこの本屋さんは私の住む地域では最大で、語学書も充実しています。それで偶々見つけたのが『[生声CD&電子書籍版付き]対訳 セレブたちの卒業式スピーチ ――次世代に贈る言葉』。1,296円(税込)と安いし、シュワちゃんやティム・クック氏など有名な方々ばかりだし、見つけるなり即購入。これから聴くのが楽しみです。
しかし、「ス●ードラー●ング」ってどうしてあんなに高いのでしょう?そのためにウン万も払わなくても巷の本屋さんでは安価で良質なCD教材がたくさん売られているし、NHKの語学講座は無料ですし…。

[生声CD&電子書籍版付き]対訳 セレブたちの卒業式スピーチ ――次世代に贈る言葉
クリエーター情報なし
朝日出版社

英語学習の継続は力なり

2015-10-19 21:34:56 | 英語学習
母は毎朝とある情報番組を見ているのですが、あるコーナーに私もついちらっと目が行ってしまいました。
登場したのは小学生で英検1級に受かった、現在中学生の男の子。何とTOEIC(R)も970点だそうです。他人と比較するのは良くないけれど、やはり凄いです…。何だか英検準1級、TOEIC(R)780点の私が情けなくなりました(汗)。
その子はどういう勉強法をしたかというと、只管英語に触れていたらしいです。英語の勉強を始めた3歳の頃は1日3時間ほど英語に接していたとか。洋書を読んだり英語のDVDを見たりと、どっちかというと英語を「楽しむ」って感じで、ガチガチの「勉強」ってわけではないですね。
別にその子は帰国子女でも留学生でもなく、高い英会話スクールに通っているわけでもありません。勿論、日本語も大切にし、和書も読んでいるらしいです。
こういう勉強法って特に目新しいわけではありませんし、当たり前と言えば当たり前です。英語力を身に付けるには何と言っても「継続」ですから。でも大抵の日本人は大金を払ってスクールに通ったり教材を買ったりはするけれど、すぐに挫折してしまう。英語ってそんなすぐに身に付く筈はないです。
今はWebで気軽に英字新聞が読めたり、Kindleの無料の洋書が買えたり、勉強しやすい環境だと思います。CDなど音声も手軽に手に入るし、図書館によっては洋書も置いてあります。その代わりに選択肢が多すぎて、どれが自分に合っているか迷ってしまうことも。派手な宣伝に惑わされず、地道に英語学習を続けたいですね。

禁断の英語攻略

2015-06-16 21:04:26 | 英語学習
図書館で予約していた『週刊ダイヤモンド 2015年 4/4号 「雑誌]』がやっと借りられたので早速ページをペラペラ捲ってみました。
特集は「禁断の英語攻略」で、「NHK英語の秘密」、「『TOEIC(R)』の謎」とある。英語学習者は放っておけないタイトルですね。
TOEIC(R)はどっちかと言えばテクニックのことが書かれていました。例えばリスニングでは説明が流れている間に問題文を読んでおくとか、Part 5では全文読む必要がないとか。「必勝ボキャブラリー」も載っていて、上級になるとけっこう難しいです。
NHKの英語講座に関しては、これから聴く人もそうでない人も参考になるかと。ラジオとTVを合わせると以前よりバラエティに富んでいるように思えます。どれだけ真剣に番組を制作しているのかが分かりました。私も一時期NHKを聴いていたけれど、下手な英会話スクールに通うよりもNHKをやった方がずっと英語は上達します。
オンライン英会話も気になります。講師はフィリピン人など必ずしも英語ネイティブとは限らないけれど、英語を話すのは非ネイティブの方が多いですからね。それにネイティブだって文法を間違えることも多いらしいですし。
残念ながら英検のことは載っていませんでした。う~ん、社会人には英検は不人気なのでしょうか?英検はけっこう使われている単語ばかり出てくるし、4技能がきちんと身に付くからいいと思うのですが…。

週刊ダイヤモンド 2015年 4/4号 「雑誌]
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社

単語力不足

2015-05-29 20:39:44 | 英語学習
久しぶりの英語ネタ。って、ここって元々こういうブログなはずですが…(汗)。
いつも読ませていただいている大阪の主婦さんのブログを読んで、最近英単語力不足だなぁと感じました。主婦さん、再度英検1級を受けられるとか、受けられないとか?数年前に合格されたというのに再チャレンジなんて偉いですね。もし私が1級を取ったら「卒業」という形で一生受けないかも。
で、結局買ったのが『英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)』。準1級も併せて買おうかと思いましたが、載っている単語の9割くらい知っていて意味ないのでやめました。Amazonならストレートで買えますが、カバーが付かない→1級の問題集が丸見え→自分が準1級取得者バレバレ→恥ずかしい、ってことで、英検に限らず検定本はAmazonでは殆ど買いません。でも気合を入れるために胸元に「英検準1級バッジ」を付けていることが多いから同じこと?
旧版と大きく変わったこと、それは音声がWebから無料でダウンロードできること。今までは別売でCDを買わなければいけなかったですから(しかも高い!)、これは大きいです。ファイル形式がMP3だから、ウォークマンやスマホにも取り込めるとのこと。序でに過去問もそうしていただけると助かります、旺文社さん…。

実は私、こういう単語集と言うのが苦手ですし、あまり使ったことがありません。2級受験の時は母に単語集を買ってもらったものの、途中で挫折してしまいました。準1級受験の時は英語学校で対策講座を受けていたので買う必要がありませんでした。
単語って様々な文章を読むことで覚えるのが良いのかもしれません。単語集を使うのもいいですが、それは「確認」という形で。普段からバッグに入れておいて、ちょっとした隙間時間に単語集を使うといいですね。そう言えば高校時代、英語科の先生から「ほら、こうしている間に単語1つ覚えられるでしょ?」なんて言われた記憶が。たしか彼女は10代で1級に合格したと思います。
日頃英語に接していて、やはり単語力は大切だなぁと痛感します。たとえ多少文法が滅茶苦茶でも単語で通じることがありますからね。

英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)
クリエーター情報なし
旺文社