図書館から借りた『沸騰!図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ (角川oneテーマ21)』を読了。
著者は佐賀県武雄市長である樋渡啓祐氏。本書はそんな彼の「武雄市図書館」再生奮闘記です。
改装する前の図書館はごく普通の図書館で、ちょっとでも喋っていると図書館の人から怒られていたとか。だから子連れの人にとっては入りにくい場所でもありました。そんな図書館を彼がTSUTAYAと提携して、誰でも入りやすい、居心地のいい図書館にしたわけです。スタバのコーヒーを飲みながら本が読めるなんていいですね♪しかも年中無休。
ただ、同じ本を何冊も揃えるのに(「複本」というらしいです)著者は反対していますが、その行為は別にいいのではと思います。経済的な事情などでその本を買いたくても買えない人はいるでしょうし、何ヶ月も予約待ちはイライラします。
因みに自宅マンション近くの図書館は比較的新しくて明るいし、割と過ごしやすいです。ちょっと喋るくらいでは怒られないですし、小学生以下の子どももけっこういます。ただ、武雄市図書館と比べてしまうと、雲泥の差はあると思います。本書の冒頭に図書館のカラー写真が載せられているのですが、あんなお洒落な図書館が近くにあれば、毎日だって通いたくなります。
沸騰!図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ (角川oneテーマ21) 価格:Kindle版で9月27日現在¥720(税込) 発売日:2014-05-10 |