2泊3日の旅行の2日目。自宅ほどはよく眠れませんでした。いつもはベッドで寝ているためでしょうか。宿泊先って眠れないことが多くて。
朝8時にバスは出発。この日からバスガイドさんが一緒でした。
まず最初に向かったのは「足立美術館」。ここで約2時間、日本人による絵画を見学しました。横山大観氏の作品が中心でした。
音声ガイドを借りることもできます。本当はじっくり全部のガイドを聴きたかったのですが、時間制限があったので一部だけ。もし全部聴いていたら何時間あっても足りないかも。
中の作品も良かったですが、窓の外から見えるお庭も素敵でした。ということで、そんなお庭をデジカメで撮影。何枚か撮ったのですが、写真はその中の1枚。作品はダメですが、お庭はカメラ撮影OKなのです。お庭の風景は季節によってがらりと変わるそうです。今度は夏以外に訪れるといいですね。
売店ではストラップ、葉書などのグッズが売られていました。そこでは母と一緒にクリアファイル、葉書、栞を買いました。
昼食は「島根ワイナリー」でお蕎麦を食べました。食前酒として白ワインが出ました。
売店ではワインの試飲が出来ました。約10種類のワインが飲み放題。甘口が中心でしたが、なかなか美味でした。もちろん未成年やお酒の飲めない人向けに葡萄ジュースもありました。
そして「出雲大社」へ。かなり太いしめ縄が目につきました。重さは忘れてしまいましたが、たしかトン単位です。近くでも見るとけっこう迫力がありました。
ツアー参加者全員が集まり、団体祈祷が行われました。しかし、何を言っているのか全く理解できませんでした。本当なら教会に通っている以上こういうのはあまり参加してはいけないのでしょうが、今回は日本の文化を知るということで。
祈祷の直後、日本酒を少しだけいただきました。杯は持ち帰ることが出来ました。それにしても今回の旅行はお酒の出番が多いです。1日目の記事で書くのを忘れましたが、前の日の夕食に食前酒の梅酒が出たのです。梅干しが苦手な私でも美味しく飲めました。母からは「お酒が強いのね」なんて言われました。
出雲大社を出た直後、参加者全員におみくじが配られました。ほとんどは「家内安全」なのですが、3つだけ「小御像当籤」が書かれていたのです。おみくじを引くと…

上の写真のように何と「小御像当籤」でした。そんなわけで特別にもう1つお守りを貰いました。開封せずに肌身離さず持ち歩くといいらしいです。でもクリスチャンがそんなものを持ち歩いたらいけませんよね。
旅館へ向かう途中、写真の場所でトイレ休憩。見た感じはお城ですが、本物のお城ではありません。実はお菓子屋さんなのです。1日目にもバスの車窓からこの建物が見えました。お城の形だけにけっこう目立ちます。
ここのお菓子屋さんの名前は「お菓子の壽城」。店内ではいろいろなお菓子を試食できました。お煎餅、お饅頭、お餅入りの和菓子、飴…。試食だけでお腹が満たされました。だから国内旅行って太るのですよね。
夕方5時半ごろ鳥取県三朝温泉の某旅館に到着。その前にバスガイドさんから、旅館の近くに混浴の露天風呂があるとお話がありました。ガイドさんは勇気を振り絞って入ったとか。
そしてバスは露天風呂の目の前を通りましたが、何と男性が入っていました。しかも屋根がないし車窓から丸見え。これではよっぽど勇気がないと入れません。自分の体形に自信のある方はどうぞって感じです。
その旅館は前日に泊まった場所より古い感じでした。お部屋の電話はダイヤル式。床は歩くと時々音がしました。一応お部屋の番号はあるのですが、昔は「阿蘇」「嵐山」「吾妻」というような呼び方だったらしいのです。その証拠に番号は後からドアと鍵に貼ったようでした。母は「安いツアーだからね」なんて言っていました。
その代わりお食事は美味しかったし、お風呂も良かったです。夕食では蟹や揚げたての天ぷらが出ましたし、大浴場は広くて中で水車が回っていました。
この日も夜10時過ぎにお布団に入りました。
3日目に続く…。