夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年金小父さん、『アラフォー』を知りたくて・・♪

2008-12-02 06:10:48 | 時事【社会】
私は年金生活の五年生の64歳の身であるが、
昨夜.NHKの『ニュースウオッチ9』を視聴ていたら、
今年の流行語大賞に『アラフォー』と『グ~!』が決定した、と報じられていた。

何か今年で話題になった言葉に贈られる【2008ユーキャン新語・流行語大賞】が発表されたらしく、
40歳前後(アラウンド・フォーティー)の女性を表す『アラフォー』と、
お笑い芸人のエド・はるみさんの『グ~!』が年間大賞に選ばれた、
と伝えていたのである。

私はお笑い芸人は苦手なので、『グ~!』などには興味はないが、
『アラフォー』には、日頃から中年の女性の言葉、しぐさに関心がある私としては、
無知だった私は、恥ずかしく、やむえずネットで検索したのである。


検索した結果、【YOMIURI ONLINE】の『エンタメ』に於いて、

   『アラフォードラマが人気 他世代の女性や男性も注目』

と題された記事があり、この解説が少しボケた私は、一番解かりやいかったのである。

読売新聞の2008年11月6日に配信された記事で、無断であるが、転載させて頂く。

【・・
今年の春から、「アラフォー」(アラウンド・フォーティー=40歳前後)と呼ばれる世代の女性を
ターゲットにしたドラマが次々と登場、毎クールで話題を集めている。
その人気の背景を探った。(小林佑基)

10月からTBS系でスタートした「SCANDAL」(日曜後9・00)は、
20代から50代までの主婦たちが繰り広げるラブサスペンス。
物語は鈴木京香演じる40歳の高柳貴子を中心に展開する。
恋や家族、お金など女たちの本音が描かれ、
視聴率は初回16・9%、2回目も14・4%と好調だ。

プロデューサーの生野慈朗・TBSテレビ制作局担当局長は
「30~40歳代の女性をメーン視聴層として意識した。
その世代は誰もが生活にひそかな『スキャンダル』を抱えている。
ドラマに重ね合わせられる部分があるはず」と話す。

生野局長によると、企画を出したのは2年前で、
「アラフォー」ドラマの流行に乗ったわけではないという。
「気がついたら、周りに増えていた印象だ」と驚く。

「アラフォー」という言葉を前面に打ち出したドラマは、
今年4月クールのTBS系「Around40~注文の多いオンナたち~」が最初だ。
結婚や仕事など、選択肢が増えた現代女性の不安や悩みを描き、
平均14・7%の視聴率を獲得した。

テレビ朝日も7月クールに大石静脚本の「四つの嘘」を放送。
高校の同級生の死をきっかけに再会した40代女性3人が、
それぞれ抱える悲しみや醜さと向き合う姿を描いた。

「Around40」は米国のCNNニュースでも日本の現象として取り上げられ、
主演の天海祐希がインタビューを受けた。
10月にはドラマDVDのほか、プリンセスプリンセスの「M」など、
1978~99年のヒット曲を15曲収録した同名のCDも発売された。

また、海外ドラマでも、30代独身女性4人を主人公にした
米国の人気ドラマ「SEX AND THE CITY」がテレビ東京で7月から放送された。

テレビドラマ評論家として活躍する中町綾子・日大芸術学部准教授は、
「一口にアラフォードラマと言っても、
『Around40』が働く女性、『四つの嘘』が私生活中心、
『SCANDAL』は満たされないセレブ主婦と、描かれているものはかなり違う」と指摘する。

その上で「80年代後半から90年代初め、
『東京ラブストーリー』などのドラマに熱い視線を送っていたF1層(20~34歳の女性)が、
現在アラフォー世代になり、そんなファンに支持されている」と分析。
また、アラフォーは社会的にも注目されており、
「女性の他の世代や、男性からの関心も高い」と話す。

稲増龍夫・法政大教授(メディア文化論)は
「30歳代半ばの団塊ジュニアがアラフォーにさしかかっているため、
その世代を知りたいという欲求も大きいのでは」と語る。

また「出産を決断するか否かという意味で、40歳は女性にとって新しい節目。
しばらくはこのブームが続くだろう」と予想している。

・・】

注)記事の原文より、あえて改行を多くした。


私は殆ど民間放送のテレビ・ドラマには失望しているので観ることはないので、
無知だったことに、何故かしら安堵したのである。
そして、私の若き40代には、
プリンセスプリンセスの歌を鼻歌で唄ったりしたことを思い出したりしたある・・。


私はこのサイトに【真夏日の想いで・・♪】と題して、
2006年7月14日に於いて投稿しているので、再掲載をする。

【・・
東京の郊外は、快晴となり、暑さが増してきた。
先程、庭に下り立ち、木陰で煙草を喫っていたら、熱さが身体に感じ、
居間の冷気の中で、冷やした煎茶、アイス・コーヒーを飲んだりしている・・。

昼過ぎには、32度前後まで上昇する、と天気予報は報じていた。

暑さの苦手な私は、居間の冷気の中で、このパソコンを触ったり、
読書、昼寝に限ると思ったりしている。

先程、煙草を喫っていた時、庭の手入れで草抜きをしていた時が想いだされた。

確か平成元年の頃だった。
会社の激務の週を終え、快晴で35度近いの日曜日だった。

麦わら帽子を被(かぶ)らず庭に飛び出て、伸びた草を抜きはじめた・・。

♪八月の風 両手でだきしめたら
 イマジネーション 飛び立つのサヴァンナへ

とプリンセス・プリンセスの『世界でいちばん熱い夏』や

♪ダイヤモンドだね AH AH
 いくつかの場面
 AH AH 
 うまく言えないけれど
 あの時感じた AH AH

と『Diamonds』を唄いながら、
45歳前後の中年の私は、汗水を流しながら、炎天下の中、草抜きをした。

夕方になると声も枯れて、体力も使い果たした。

その晩、軽い日射病で苦しんだりした。

翌朝の月曜日は、週の初めであるので、
何時もより早めに自宅を出た。


あの頃は若かった、と想い出したりしている。

・・】


私にも現役時代、このような思いでもあり、
わずかながらも恋心を秘めて言動した体験もあったので、
40代前後の揺れ動く気持ち・・少しは解かった、
と微笑んだのである。

だけど、【アラウンド・フォーティー】と明示して下されれば、
40歳前後の方たちね、と素直に理解できるが、
昨今の風潮として短く圧縮した言葉が流行りなせいか、
【アラフォー】とお洒落で短くした言葉は困るなぁ、というのも本音である。



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