先程、私は長らく愛読しているネットの【NIKKEI STYLE】を見ている中で、
『 猛暑乗り切る「ぶらぶら運動」 自律神経をリラックス 』と見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、
私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や14年目となっている。
こうした中、平素の買物の担当者の私は、家内から依頼された品を買い求めた後は、
帰宅後も私は独りで外出して、自宅から3キロ以内の周辺にある住宅街、遊歩道、小公園などを
本格的に意識して、歩き廻り、季節のうつろいを享受している。
こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

しかしながら、過ぎし6月29日に気象庁より梅雨明けと宣言されて以来、
35度前後の熱い日が続き、何かと熱さに苦手な私は戸惑ってきた。
そして何かと気弱な私は熱中症になって、救急車で病院に搬送されて、
気が付いたら病院のベットだった・・こうしたことは困苦するので、
歩くのは歴然と低下して、付近を少しだけとなり、
帰宅すれば、室内で冷房の冷風に甘えたり、水分補修として冷茶、アイスコーヒーなどを飲んだりしている。
このように歩くことが激少しているので、今回の《・・「ぶらぶら運動」・・》って、どのようなことですか、
と思いながら記事を精読したしまった・・。
この記事の原文は、早稲田大学スポーツ科学学術院の荒木邦子さんの寄稿文であり、
『NIKKEIプラス1』の2018年8月4日に掲載された記事のひとつで、
関連のネットの【NIKKEI STYLE】に2018年8月15に配信され、無断であるが転載させて頂く、
《・・猛暑乗り切る「ぶらぶら運動」 自律神経をリラックス

酷暑が続くこの夏、暑さによる不快感が長引くと、
自律神経が乱れて、心身の不調を招く。
暑い時期でも取り組みやすい「脱力・ぶらぶら運動」で、
心地良い感覚を味わいながら体調を整えよう。
猛暑の中、通勤や買い物で外出したり、涼しい屋内に入ったり、
室内外の温度差が大きい環境を行き来すると、自律神経の乱れを招く。
快・不快への対応やホルモンの分泌、内臓や血管の働きを調節している「脳幹部」にかかる負担も大きくなり、
自分の意志でコントロールできない心臓や血管にも悪影響を与える。
だからといって、エアコンの効いた涼しい部屋に、こもってあまり動かずにいると、
血流が悪化し、かえって体調を崩すことも。
暑さが厳しい季節は、炎天下での激しい運動は避けなければならないが、適度に身体を動かすことは不可欠だ。
実際のところ、暑さによるだるさや寝不足から、
この時期はあまり動きたくないと感じる人が多いだろう。
疲労感や食欲不振などの不調を感じたときこそ、「快」の感覚を意識的に取り戻すことが大切。
気持ちよい運動で血行を促し、自律神経をリラックスさせて酷暑をしのごう。

まずは椅子に腰掛けて、腕を下ろしてリラックス(「胸を開いて深呼吸」の写真)。
親指を外に開きながら、両腕を後ろへ引く。
自然と胸郭が開き、心地よい呼吸ができる。慣れたら大きく深呼吸しよう。
そのままの姿勢で腕の力を抜いて、ぶらぶらと振る(「座って腕振り」の写真)。
次は脚の脱力(同右)。
座ったまま肩幅程度に脚を開き、膝に手を添えて開閉を繰り返す。
動かしながら、股関節や太もも、ふくらはぎの力を抜いていこう。
続いて、立った姿勢で腕振り運動(「横振り」の写真)。
まずは横振りから。脚を肩幅程度に開き、上体はやや前に倒して、
腕をだらんと下ろし、腕を左右に振る。
少しずつ腕の力を抜いて、心地良いと感じる程度に15~20回、大きく振る。
横振りの次は、腕を前後に振る(「前後振り」の写真)。
左右の腕を交互に前に振って力を抜き、慣れてきたら腕を振った勢いでそのまま一回転する。
片手は前回し、片手は後ろ回しになる。
腕を振るときは、膝や腰を柔らかく使い、全身をなめらかに動かすのがコツだ。
締めくくりは脚振り(「脚振り」の写真)。
壁のそばに5センチ程度の安定した台を用意する。
壁に手を添えて片脚を台に乗せ、反対側の脚はリラックスして下ろす。
台の上の軸足をしっかり保ち、下ろした脚を前後に振る。
自然に、腕が脚と交互に前後に動くはずだ。
脚を緩めることで股関節の近くにある大きなリンパ節を刺激し、体液と血液の流れを促進しよう。
ポイントは股関節の力を抜くこと。脚は大きく動かさなくてよい。
肩や腕には無駄な力をいれないこと。力んで動かすと、身体が反って膝や腰に負担がかかる。





記録的な暑さが続く今年は、いつもにも増して十分な休養や栄養摂取を忘れずに、
脱力・ぶらぶら運動で「快」の感覚を増やしつつ体調を整えて乗り切ってほしい。・・》
私は記事を読みながら、転載して下さった写真の数々を見ながら、
真似事をしたりした。
そして少しづつ真似事をして、
涼しい風が吹く初秋の時節まで続けよう・・と微笑んだりしている。