夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

高齢者こそ肉食を、骨折・貧血予防、老化遅らせる効果も、高齢者の私は学び、やがて微笑みがえし・・。

2018-08-02 14:23:06 | ささやかな古稀からの思い

先ほど、長らく愛読しているネットの【NIKKEI STYLE】を見ている中で、
『 高齢者こそ肉食を 骨折・貧血予防、老化遅らせる効果も  』と見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごして、年金生活は早や14年生になっている。

私は民間会社の中小業のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職した身であるが、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となり、遠い勤務先に勤めて、出向先で定年退職時となった。

やがて遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまったので、
やむなくサラリーマン生活を卒業し、年金生活を始めた・・。

                 

こうした中で、食事に関しては、朝食と夕食は家内と共に談笑しながら頂いているが、
年金生活の当初より、昼食だけは、お互いに制約することなく、自由食としている。

私は幼年期に農家の児として育ったので、齢ばかり重ねた今でも、
朝食は、ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた庶民の一汁三菜(いちじゅうさんさい)の真似事をしている。

私の朝食の原則として、前菜を必ず頂いている。
タマネギをスライスし、生ワカメとあえて、そしてミッカンぽん酢とお醤油をかけて、
大きな皿に盛大に食べたりしている。

やがて十六穀米の入った白米のご飯を半合ばかり盛ったお茶碗、インスタントのワカメの味噌汁、
納豆、コブの佃煮、シラス干し、福神漬けを必須として、
これ以外はカブの醤油漬け、カブの葉の塩漬け、焼きノリなどを
加える時もある。
そしてシャケの瓶づめ、或いはサバ缶のミソ煮で頂くことが多い。

家内は時折つきあうが、大半は食パンにジャム、オレンジ・ママレード、或いはブルーベリーを塗り、
二枚ばかり食べながら、ホット・コーヒーを飲みながら頂くことが多い。
そしてバナナなど果物も食べたりしている。

                             
                                                    
やがて夕食の時は、私は前菜として、冷凍のブロッコリーを電子レンジで少し温めて、
やはりミッカンぽん酢とお醤油をかけて、食べてきたが、
一年前の頃からは、ニンジンを千切りにして、電子レンジで少し温めて、
ゴマドレッシングに少しお醤油をかけて、食べている。


そして何かと肉類が大好きな私は、牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉など150グラム程度に、
キュベツなどの野菜を多めに頂いたりし、

ときにはシイタケ、シメジ、マイタケなどの茸(きのこ)も好きで、食べたりしている。

こうした中で、5日毎にウィスキーの濃い水割りを飲んだりしている。

家内は肉と野菜を食べたりした後、プリンかショートケーキを食べたりしている。

このような朝食と夕食の食事内容が、真実一路のように殆ど変化がなく、過ごしている。

                 


このような食事をしている私は、【 高齢者こそ肉食を 骨折・貧血予防、老化遅らせる効果も  】と題された記事に、
何かと肉類が大好きな私は、どのようなことですか、と誘惑されて記事を精読してしまった・・。

この記事の原文は、
日本経済新聞の2012年8月21日の朝刊に掲載された記事のひとつで、
上林由宇太さんが綴られた記事で、関連の
関連の基幹サイト【NIKKEI STYLE】に配信されていた。

そして少し古い記事であるが、食事の大切さには、すべて時空を超越するょ、と私は思い、
無断であるが転載させて頂く。
 

《・・高齢者こそ肉食を 骨折・貧血予防、老化遅らせる効果も

                

高齢者こそ、「肉食」のススメ。
中高年にとって、肉を食べるのは、肥満の原因といわれてきた。

しかし、食が細くなりがちな高齢者は、意識して肉を食べるようにした方がよい。
転倒による骨折や貧血などを防げる。

老化を遅らせる効果も期待でき、専門家は「毎日食べてほしい」と話す。

東京都健康長寿医療センター研究所(東京・板橋)で開かれた高齢者向けの「お達者料理教室」。
70歳以上の男女16人が、ひき肉を使った料理に挑んでいた。

この日のメニューは、しいたけの肉詰めクリームソース。
動物性たんぱく質やミネラル分がとれ、味付けも高齢者が食べやすい。
3年前から参加している78歳の女性は、「以前は、肉なんて全く食べなかった」と話す。

この教室の目的は、肉に含まれる動物性たんぱく質や油脂の重要性を知ってもらうことだ。
「高齢者は、何となく肉を避けている人が多い。
家庭のメニューに取り入れてもらえれば」と同研究所の成田美紀研究員は話す。

                

☆やせ形の寿命短く

中高年にとって、肉のとりすぎは、メタボリック(内臓脂肪)症候群につながるという印象が強い。
だが、高齢者だと事情が変わる。

同研究所が高齢者を8年間追跡調査したところ、
体重を身長の2乗で割って出すBMI(体格指数)が、20以下のやせている高齢者は、
早く亡くなる傾向にあった。

老化に伴って食が細くなるうえに、栄養の吸収効率が下がる。
野菜ばかり食べていたら、栄養不足になってしまうからだ。

特にたんぱく質が不足すると、足腰の筋力が低下し、転倒しやすくなる。
高齢者の弱った骨は、折れる危険性も高く、寝たきりになってしまう。
病原体などから身を守る免疫機能も低下しがちだ。




人間の筋肉や内臓などを作るたんぱく質は、20種類のアミノ酸からできている。
トリプトファンやリジン、バリン、メチオニンなど9種類の「必須アミノ酸」は、
体内では合成できず、食事で補うしかない。

肉は、魚介類とともに、必須アミノ酸をバランスよく含んでいる。
一方、植物性食品は大豆を除いて、含有量が少ない。

「肉は、最も効率的に必須アミノ酸を体内に取り込める」と、
日本獣医生命科学大学の西村敏英教授は強調する。

肉に含まれるアミノ酸は、加熱調理しても壊れにくい。
体内で吸収される効率も97%と高く、植物性の84%を上回る。

貧血予防にも、役立つ。
貧血は若い女性に多いと思われがちだが、高齢者でも10人に1人いるとされる。
特に多いのが、鉄分が不足することで起こるタイプだ。

鉄分が多い食品というとホウレンソウを思い浮かべる人が多いが、
体内に吸収されにくい構造になっている。

肉に含まれる鉄分は、吸収効率が20~30%と、植物性のものよりも2~5倍高い。
牛肉の赤身やレバーは、鉄分を多く含む。

脂肪に含まれるコレステロールも、適量なら血管を丈夫にし、
脳卒中を防止する効果がある、との報告も出ている。

                

☆目安は1日100グラム

では、どれくらいの量を食べればよいのか。
獣医生命大の西村教授は「1日に100グラムが目安となる。
最低でも、朝食、昼食、夕食のどこかで、食べるようにしてほしい」と話す。

厚生労働省は大人が1日に摂取するたんぱく質の目安を
男性60グラム、女性同50グラムに設定している。

肉100グラムだと、とりすぎのような気がするが、たんぱく質の量はその2~3割ほど。
高齢者は吸収効率が落ちており、食べ過ぎは気にしなくてよいという。

高齢者は、かむ力が落ちており、弾力のあるステーキや、とんかつは食べにくい。
都医療センター研の成田研究員は
「ひき肉や薄く切った肉を使えば、加熱調理しても硬くなりにくく、食べやすくなる」と助言する。

長く煮込めば、軟らかくなるので、シチューなどのメニューを選ぶのも手だ。
肉の線維を包丁で細かく切ることも大切だ。

「脂っぽさがいやだ」という人には、焼き鳥や焼き肉などの網焼き料理がお勧めだ。
調理の過程で脂が落ちる。
レモンやゆず、ポン酢などと一緒に食べると、さっぱりして食べやすくなる。

一人暮らしだと食事をつくるのが面倒で、弁当などで済ますという人も多い。
仲間が集まって一緒に、食材の買い物や料理をすると、食が進みやすいという。
楽しく量を食べるために、会食の機会を増やすことも大切だ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

記事を読み終わった後、何かと肉類が大好きな私は、その日に応じて牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉など150グラム程度を
愛食しているので、そうですよねぇ・・と微笑んだりした。

私は牛肉はステーキ、或いはスライスにされている焼肉、豚肉は肩ロース、
鶏肉はモモ肉、そしてラム肉はスライスにされている焼肉などを、
「肉を食べると健康になる」と、年金生活を始めた頃に学んできたので、こよなく愛食しているひとりである。

こうした中で、肉類を頂く時、よく噛(か)むことは、
ストレス解消や肥満の防止、記憶力の向上などに効果がある、と学んだりしてきた。

私は65歳の頃から体力の衰えを実感させられているが、
せめて程ほどの美味しいな食べ物、そして適度な熟睡する睡眠をして、或いは歩くことなどを
何より健康体の源(みなもと)と思ったりして過ごしてきた。

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
今回の『 高齢者こそ肉食を、骨折・貧血予防、老化遅らせる効果 』に、
そうですよねぇ・・と微笑んだりしている。

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