私は東京都の調布市に住む年金生活の76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた築後42年の一軒屋に住み、
お互いの感謝をしながら、日常をささやかに過ごしている。
今朝、ぼんやりと天気情報をテレビで視聴すると、
朝の6時は19度、昼下がりは26度、夜の6時は24度が予測され、
さわやかな秋晴れの一日となります、と報じられていた。
この後、整形外科で定例の右膝(ひざ)の痛みなどの診察、リハビリを受診した後、
都立の『神代植物公園』を訪ねてみよう、と思い立ったりした。

★ 今回、掲載した写真のすべては、本日『神代植物公園』で撮ったものである ★
私の住む地域の都立『神代植物公園』に於いて、
数多くの薔薇(バラ)が披露される恒例の『秋のバラフェスタ 』が、
今回は10月10日から31日まで開催されることとなっている。

しかしながら開催中は、毎年人出の多い中、
ゆっくりと鑑賞が出来ないと思われる上、新型ウィルスの対策の三密(密集、密接、密閉)」を避けたく、
開催される前の平日、本日がピッタリだよねぇ・・と思い強めたりした。

私は農家の児として長兄、次兄に続いて三男坊として生を受け、そして妹ふたりの間に育ち、
長年サンドイッチのような中で、過ごしてきた。
やがて小学2年生の頃から、父の妹である叔母が未婚だった当時、
都心に住んでいる友人が来宅して、私は言葉、しぐさ、表情にに魅了されて、
素敵なお姉さん・・と感じたりして以来、何かしら女性に憧憬を深めたりしてきた・・。
私は幼年期に農家の児として育てられた為か、父の妹である叔母が畑の一角に、花壇を作り、
仏様とかお墓にささげる花を見たりしてきたので、里花には愛惜を秘めているひとりである。
或いは田圃(たんぼ)とか遊歩道の片隅に咲いている野花も恋しく、長年に見惚(みと)れたりしている。
そして家内は中学生の頃から茶事を習ってきたので、私は婚約の頃から茶花を教えられて、
魅了されたりしてきた・・。
このように里花、野花、茶花に関しては、少しばかり知っているが、
洋花に関しては、殆ど無知な男である。
こうした中で、薔薇(バラ)の花に関しては、何かしら気品のある女性が高価なドレスを召したような、
或いは裕福な家庭で育っている高嶺の花のような女性と感じたり、
私は定年退職した60歳の頃まで、近寄りがたく気後(きおく)れしまい敬遠してきた・・。
そして何かと卑屈と劣等感を秘めてきた私でも、
遅ればせながらイギリス、フランスなどの文化を知る為には、
やはり薔薇(バラ)は欠かせない、と確信を深めたりした。

やがて年金生活の60代に国内旅行で『バラ園』があった時、鑑賞する時もあったりし、
私の住む地域の都立『神代植物公園』に於いて、恒例の『春のバラフェスタ 』、『秋のバラフェスタ 』などで、
数多くの美麗な薔薇(バラ)を鑑賞して、感性の衰えた私でも、魅了されてきた。
今回、私は『秋のバラフェスタ 』は、2年ぶりである。
やがてバラ園に着くと、お待ちしていましたわょ、と微笑まれたような
数多くの麗(うるわ)しきバラに、めぐり逢えた・・。

それぞれのバラの花形が美しく、やはり高貴な女性の容姿だよねぇ、と心の中で呟(つぶや)きながら、
私は下男のように跪(ひざまず)いて、撮ったりした。

周辺にいる私と同世代の10数人は、カメラの愛好家にふさわしく、
一眼レフの中でも高価なカメラ、レンズを使用して、撮られたりしていた。
私の所有しているコンバクト・デジカメの性能、そしてデジカメの技量の乏しい私は、
せめてバラに魅了された若葉マークのような初心者として、
心の思いは誰よりも・・、と思いながら20数枚を撮ったりした。

こうした中で、恥ずかしながら少しポケてしまった写真は3枚もあったりしたが、
こうしたことは高貴の女性の前では、私は幾つになっても、オドオドしてしまい平常心をなくしていた、
と後で気付いたりして、独り苦笑をしたりした。
このように一時間半ばかり、麗(うる)しい数多くのバラに、
綺麗な高嶺の人、と思い深めて過ごしたりした。

この後は、園内でいつも鑑賞している野花、里花など、
遊学した。




こうした中、『十月桜』なども鑑賞したが、
やはり櫻花は早春に咲き、春の便(たよ)りを告げる花なのに・・、
戸惑ったりした・・。


私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた築後42年の一軒屋に住み、
お互いの感謝をしながら、日常をささやかに過ごしている。
今朝、ぼんやりと天気情報をテレビで視聴すると、
朝の6時は19度、昼下がりは26度、夜の6時は24度が予測され、
さわやかな秋晴れの一日となります、と報じられていた。
この後、整形外科で定例の右膝(ひざ)の痛みなどの診察、リハビリを受診した後、
都立の『神代植物公園』を訪ねてみよう、と思い立ったりした。

★ 今回、掲載した写真のすべては、本日『神代植物公園』で撮ったものである ★
私の住む地域の都立『神代植物公園』に於いて、
数多くの薔薇(バラ)が披露される恒例の『秋のバラフェスタ 』が、
今回は10月10日から31日まで開催されることとなっている。

しかしながら開催中は、毎年人出の多い中、
ゆっくりと鑑賞が出来ないと思われる上、新型ウィルスの対策の三密(密集、密接、密閉)」を避けたく、
開催される前の平日、本日がピッタリだよねぇ・・と思い強めたりした。

私は農家の児として長兄、次兄に続いて三男坊として生を受け、そして妹ふたりの間に育ち、
長年サンドイッチのような中で、過ごしてきた。
やがて小学2年生の頃から、父の妹である叔母が未婚だった当時、
都心に住んでいる友人が来宅して、私は言葉、しぐさ、表情にに魅了されて、
素敵なお姉さん・・と感じたりして以来、何かしら女性に憧憬を深めたりしてきた・・。

私は幼年期に農家の児として育てられた為か、父の妹である叔母が畑の一角に、花壇を作り、
仏様とかお墓にささげる花を見たりしてきたので、里花には愛惜を秘めているひとりである。
或いは田圃(たんぼ)とか遊歩道の片隅に咲いている野花も恋しく、長年に見惚(みと)れたりしている。
そして家内は中学生の頃から茶事を習ってきたので、私は婚約の頃から茶花を教えられて、
魅了されたりしてきた・・。
このように里花、野花、茶花に関しては、少しばかり知っているが、
洋花に関しては、殆ど無知な男である。

こうした中で、薔薇(バラ)の花に関しては、何かしら気品のある女性が高価なドレスを召したような、
或いは裕福な家庭で育っている高嶺の花のような女性と感じたり、
私は定年退職した60歳の頃まで、近寄りがたく気後(きおく)れしまい敬遠してきた・・。
そして何かと卑屈と劣等感を秘めてきた私でも、
遅ればせながらイギリス、フランスなどの文化を知る為には、
やはり薔薇(バラ)は欠かせない、と確信を深めたりした。

やがて年金生活の60代に国内旅行で『バラ園』があった時、鑑賞する時もあったりし、
私の住む地域の都立『神代植物公園』に於いて、恒例の『春のバラフェスタ 』、『秋のバラフェスタ 』などで、
数多くの美麗な薔薇(バラ)を鑑賞して、感性の衰えた私でも、魅了されてきた。

今回、私は『秋のバラフェスタ 』は、2年ぶりである。
やがてバラ園に着くと、お待ちしていましたわょ、と微笑まれたような
数多くの麗(うるわ)しきバラに、めぐり逢えた・・。

それぞれのバラの花形が美しく、やはり高貴な女性の容姿だよねぇ、と心の中で呟(つぶや)きながら、
私は下男のように跪(ひざまず)いて、撮ったりした。

周辺にいる私と同世代の10数人は、カメラの愛好家にふさわしく、
一眼レフの中でも高価なカメラ、レンズを使用して、撮られたりしていた。
私の所有しているコンバクト・デジカメの性能、そしてデジカメの技量の乏しい私は、
せめてバラに魅了された若葉マークのような初心者として、
心の思いは誰よりも・・、と思いながら20数枚を撮ったりした。

こうした中で、恥ずかしながら少しポケてしまった写真は3枚もあったりしたが、
こうしたことは高貴の女性の前では、私は幾つになっても、オドオドしてしまい平常心をなくしていた、
と後で気付いたりして、独り苦笑をしたりした。

このように一時間半ばかり、麗(うる)しい数多くのバラに、
綺麗な高嶺の人、と思い深めて過ごしたりした。

この後は、園内でいつも鑑賞している野花、里花など、
遊学した。




こうした中、『十月桜』なども鑑賞したが、
やはり櫻花は早春に咲き、春の便(たよ)りを告げる花なのに・・、
戸惑ったりした・・。



このように、ときには感性も衰えた76歳の私でも、
身も心も秋麗のひととき過ごし、独り微笑んだりした・・。