夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

コロナ禍にシニアが健康を保つコツ、遅ればせながら76歳の私は学び、やがて微苦笑して・・。

2020-10-09 15:05:11 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot.】に於いて、
『 
社会的に孤立し閉じこもると死亡リスクが約2倍に・・
           コロナ禍にシニアが健康を保つコツ  』
と題された見出しを見たりした・・。

私は健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、

ときおり願いながら散策したりしている。

こうした深情を秘めている私は、
今回の《・・ コロナ禍にシニアが健康を保つコツ ・・を読み、
遅ればせながら学びたく、記事を精読してしまった。




この記事は、『週刊朝日の 2020年9月25日号より抜粋された記事のひとつで、
関連の【 AERA dot.】で9月20日に配信され、
無断ながら記事の大半を転載させて頂く。

《・・認知症や高齢者の心の問題に詳しい順天堂大学名誉教授で、
アルツクリニック東京(東京都千代田区)院長の新井平伊さんによると、
コロナ禍でも家に閉じこもらず人との交流を続けることが、
うつ病や認知症の予防につながる。

SNSやオンラインの習い事で刺激を受けるのもいいが、
大切なのは本人がその取り組みを楽しむことだという。

https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2020091700049_2
★ 外出の頻度や孤立と死亡率の関係 (週刊朝日2020年9月25日号より)★



「よくあるのが、高齢の親を心配した家族が、
『健康にいいから』と脳トレや運動などを勧めるパターンです。

実は、善意であっても、人に強制されてやらされるのは、
苦痛でしかないのです」

そうはいっても、コロナで遠方の祖父母や高齢の親に、

長期間会えなければ、心配になる。

「電話やメールでもいいので、連絡を取って

『大切に思っているから、心配している』
と家族だからこその愛情を伝えてください。

まずは、ご本人が元気を取り戻すこと。
運動や趣味を再開したり、
外出をしたりしようかな、と思ってもらえるようなアプローチが必要です」



東京都健康長寿医療センター研究所で、

社会参加と地域保健研究チームのリーダーを務める藤原佳典さんも、
 コロナ禍でシニア世代が健康を保つポイントは、
習い事でもボランティアでも仕事でも、社会参加活動をやめないことだと訴える。

「高齢者の場合、いちど活動団体が解散したり、

本人が仕事や活動を停止したりした場合、
復帰するケースは少なくなります。

よほどの気力や体力を持って『戻る』という意思が本人になければ、
 大半が面倒になり、自宅にこもりがちになってしまう。

コロナで重症化しやすいリスクを持つ高齢者が、
外での活動を怖いと思うのは、正常な感覚です。



しばらく自宅で過ごすシニアの方は、
復帰という目標や仲間との約束に向けて、
自主トレーニングや充電期間だと考えてほしいのです」

コロナ禍で活動をやめて何もしない生活が続くと、どうなるか。

参考になるデータがある。

藤原さんの研究チームが2008年から6年にわたり、
公共交通機関の使用や買い物、食事の用意など、
日常生活に問題のない健康な高齢者1023人を対象に行った追跡調査の結果だ。

同居家族以外との対面や、電話、メールなどの非対面のコミュニケーションが
週1回未満の社会的孤立傾向と、
外出が1日1回未満の閉じこもり傾向が重なった場合、
6年後の死亡率が、両方の傾向に当てはまらない人に比べて、
2.2倍高くなった。



藤原さんによると、シニアの社会参加活動は、

おおよそ「就労」、「ボランティア活動」、「趣味・稽古」、
「友人・近所づきあい」、「通所サービス」に分けられる。

継続的な社会活動を通じて、健康を維持するためには、
責任と報酬が発生する「就労」活動が有効だという。

 https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2020091700049_3                                                         
★ ライフステージに応じた社会活動とフレイル予防 (週刊朝日2020年9月25日号より)★

「ボランティアやサークル活動ですと、コロナ禍だから休みましょうとなりますが、
仕事となれば習慣的に社会参加が日常生活に組み込まれます。

シルバー人材センターに登録すれば、
自宅近くや屋外での3密を避けたシニアの就労の場も見つかります」
(略)

コロナ禍でも人生100年時代を元気に過ごすために、

自分だけのひとり時間を見つけてみよう。(本誌・永井貴子)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




私は民間会社のある会社に35年近く奮戦し2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
多々の理由で年金生活を始めた・・。

我が家は子供に恵まれなかったので、家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
            
家内は長年専業主婦として少なくとも洗濯、掃除、料理してきたので、
その間のささやかな息抜き・・趣味ごとを邪魔にするのは、
まぎれなく天敵と私は確信し、せめてながら平素の買物専任者を自主宣言をしたりした。

そして独りで最寄りのスーパー、駅前のスーパーとか専門店に往還したり、
買物メール老ボーイとなっている。

帰宅後は、独りで自宅付近の3キロ範囲の遊歩道、小公園を歩いたりして
季節のうつろいを享受してきた。



或いは私は両親から血液B型をさずかり受けたお調子者の為か、
家内が煎茶かコーヒーを飲みたいことを素早く察知して、茶坊主に徹し、
日に6回前後は淹れたりしている。



                 
    
私は年金生活の2004年(平成16年)の秋の当初から、
平素の買物を自主的に専任者となり、
独りで殆ど毎日のように家内から依頼された品を求めて、買物メール老ボーイとなっている。

こうした中、最寄のスーパーに買物に行ったり、
或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパー、専門店に行ったりしているが、
根がケチなせいか利便性のよい路線バスに乗るのことなく、歩いて往還している。

その後、独りで自宅から数キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

こうした根底のひとつには、私は健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活17年を過ごしてきた。




     
 
こうした中、私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。


或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、

しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行を私たち夫婦は幾たびか重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしてきた。



          
      
午後からの大半は、随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、 
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

この間、私は年金生活を過ごしている中で、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。
      

そして私は愛読しているブログの数多くの御方の投稿文を読ませて頂いたり、
コメントを頂戴したり、返信をしたりしている。
或いは数多くの御方の投稿文を読ませて頂く中で、ときおりコメントをしたりしている。

こうして私はブログに関しては、ほぼ毎日3時間前後は要して、過ごしている。

こうして年金生活を過ごしたりし、ときおり小庭の手入れをしたり、
家内と共通趣味のひとつである国内旅行を遊学してきた。




このように私は昨年まで過ごしてきたが、
今年の2月の上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、重苦しい閉塞感に、戸惑いながら過ごしてきた・・。


そして、いつになったら終息なるの、と思いながらマスクをして、

人出の少ない処を選定して、独りぼっちで散策している。

このような不用不出の外出自粛の風潮で、私は日常生活のペースは戸惑い、
昨今は自粛の解消の中で、開放感に満ちたりしているが、
ある面は新型コロナウイルスは終息せず、心が幾分晴れないのが本音となっている。




こうした中で、自身の人生は、後悔のないように、
残された歳月を一日、一日大切に過ごそう、と自身を叱咤激励する時もある。

今回、《・・コロナ禍にシニアが健康を保つコツ・・》を学び、
やがて知人、或いは見知らぬ御方と談笑するのは好きであるが、

ボランティアやサークル活動が苦手な私は、微苦笑をしたりしている。
コメント (2)
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