マイナンバーカードを市より受領した。
もとよりマイナンバーカードは、写真入りで個人情報が明記されているので、
何かと小心者の為か、失くしたら大変と、家の中で厳重に保管している。
こうした中、テレビのニュースなどで、マイナンバーカードの不正事件が、
幾たびに発生して、何かと無知な私でも、大丈夫かしらと不信に思い始めている。
私はマイナンバーカード制度にも専門知識はないが、
国が国民に対して実施する場合は、利用する国民から信頼されることが第一歩と思っている。
総務省、厚生労働省、デジタル省などがマイナンバーカード制度に関わり、
総体的な責任元が不明確であるので、一元化した専門の『マイナンバー省』を新設し、
これらがすべて管轄責任とする。
それまで凍結して、これから3年前後、改めて開発、運営まで、不備がないようにした上で、
初めて国民に利用しやすいようにするのが、政府のありかた、
と私は思い深めている。
他人の年金情報が閲覧できる状態であったり、家族名義の銀行口座が紐付けられていたり、
顔写真が別人のものとなっていたりなど、全国でトラブルが相次ぎ、
自主返納をする人も増えているという。
国民のマイナカードへの不信感は募る一方だが、
政府は2024年秋までに、現行の健康保険証を廃止し、
マイナカードと連携した「マイナ保険証」に一本化する方針を貫いている。
もし、健康保険証が「マイナ保険証」に一本化されるなら、
多くの国民が、マイナカードを持たざるを得なくなる可能性が高いが、
そもそも現時点でマイナカードを使う機会は、どれくらいあるのだろうか。
総務省の公式サイトを見ると、
「マイナポイントがもらえる!」、「健康保険証として使える!」、
「本人確認書類になる!」、「各種証明書をコンビニで取得できる!」、
「転出届がオンラインでできる!」、「e-Taxをもっと簡単・便利に!」など、
マイナカードの“便利な”使い途が紹介されている。
しかし、実際にマイナカードを持っている人に聞いてみると、使用する機会はそれほど多くはないようだ。
神奈川県に住む主婦のAさん(60代)は、こう話す。
「5000円分のマイナポイントをもらうために、マイナカードを作りました。
それ以来、今のところ1回も使ったことがありません。
健康保険証としての利用申込みと公金受取口座の登録で、
それぞれ7500円分のポイントももらえるんですが、
その2つはなんとなく不安もあったので、スルーしました。
身分証明書も運転免許証があるので、マイナカードの出番はないです」
マイナカードを使って、コンビニで発行できる各種証明書とは、
住民票、印鑑証明書、戸籍証明書など。
これらの証明書を発行する機会がなければ、その恩恵もなかなか受けられない。
☆ワクチン接種証明書のためにマイナカードを発行
コンビニでは、マイナカードを使って、
「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」を発行することも可能だ。
スマホ向けの「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で証明書を発行する場合においても、
マイナカードが必要となる。
東京都に住む会社員のBさん(30代男性)は、証明書を取得するために、マイナカードを取得した。
「コロナが大流行していた頃、一部のコンサートでは、
参加するためには、ワクチン接種証明書が必要になるかもしれない
と噂されていたことがあったんです。
私は、とあるアイドルグループを推しているんですが、
そのコンサートに行くのに、ワクチン接種証明書アプリが
必須条件になる可能性もありそうだと思って、マイナカードを発行しました。
でも、実際に接種証明書が必要なコンサートはなかったので、
マイナカードも必要なかったですね。
そのアプリ以外で使ったこともないです」
2022年10月から実施された「全国旅行支援」で助成を受けるには、
「ワクチン3回以上接種」、もしくは「PCR検査などの陰性」の証明書が必要となっていた(一部例外あり)。
この助成のために、マイナカードを発行したという人もいる。
都内に住む会社員のCさん(40代女性)はこう話す。
「全国旅行支援の助成を受けるために、マイナカードを作りました。
作るのに時間がかかりましたが、ワクチン接種証明書アプリは、結構便利だと思いましたね。
でも結局、全国旅行支援のときにしか使っておらず、
今後もあまり利用する機会は、なさそうだなと思っています」
☆e-Taxなら完全に自宅で確定申告が完結
どうやら普通の生活をしている分には、
あまりマイナカードを使う機会は訪れなさそうだが、
個人事業主などで毎年確定申告をする人にとっては、マイナカードが活躍する場面がある。
パソコンやスマホで確定申告をする「e-Tax」を利用するには、
マイナカードが必要となるのだ。
都内の自営業のDさん(40代男性)は、一昨年の確定申告から、
マイナカードを活用しているという。
「e-Taxで確定申告をすると、税務署に行かなくて済むし、
税金の計算も、自動でやってくれる。
入力の作業は、ちょっと面倒かなと思いますが、手書きで申告書を作るよりは、楽です。
私の場合は、別途に書類を税務署に送付する必要もなく、
e-Taxなら完全に自宅で確定申告が完結する。
毎年の確定申告にかかる時間が圧倒的に少なくなったという点で、
マイナカードを作ってよかったなと思います。
ちなみに、マイナ保険証は使っていないので、
確定申告以外でマイナカードを使うことは、まだないです」
最大2万円のマイナポイントは、付与される権利があるのは、
今年2月末までにマイナカード発行の申請をした人であり、
今からマイナカード発行の申請をしても、ポイントはもえない。
利用機会も少なく、ポイントももらえないとなれば、
これから新たにマイナカード発行の申請をする理由が、
見つからないという人も、少なくないかもしれない。
マイナカードを国民に浸透させるのは、簡単ではなさそうだ。(了)・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
私はマイナンバーカードに関して、家内が過ぎし4年前に大病後は体調は万全でなく、
その上に新型コロナウイルスの感染が怖くて、市民が込み合う市役所には、
申請は長らく避けてきた・・。
この後、昨年の8月頃に、私の知人が申請して、
国からのマイナポイントの独り2万円の贈り物・・、頂いても良いのではないか、
と進言されて、遅ればせながらマイナンバーカードの申請を郵送で依頼してきた。
まもなく私たち夫婦は、昨年の10月21日に遅ればせながら、
マイナンバーカードを市より受領した。
もとよりマイナンバーカードは、写真入りで個人情報が明記されているので、何かと小心者の為か、失くしたら大変と、家の中で厳重に保管している。
こうした後、国からのマイナポイントの独り2万円の贈り物・・、
我が家では、スーパーにある衣服専門店で私の下着、靴下などで、
買い物に利用させて頂いた。
私が現役サラリーマン時代の頃は、外資系の会社であったので、定年の10年前の頃から
写真入りのIDカードを常時持たせられた。
しかしながら私は、運転免許書は62歳の時に更新を中止したり、
或いはパスポートも家内は海外旅行を敬遠したので、私は更新を中止したりした。
このような状況であったので、市役所に問い合わせると、
『住民基本台帳カード』の写真入りであったならば、
市役所、公共施設、銀行、郵便局、パスポートの申請の際、本人の確認に使える知り、
私は即急に申請して、その後の私は『住基カード』を持ち歩いたりしていた・・。
こうした中で、数年前までは、『住基カード』を持ち歩いていた。
『住基カード』と略称されている『住民基本台帳カード』を、
長らく身分証明証として愛用してきた。
もとより住基カードは、氏名、生年月日、住所が記載され、
ほぼ住民票と同じような内容がICカードとなり、
恥ずかしながら写真も明示されている。
やがて日本政府は、『マイナンバーカード』を普及させたい為か、
『住基カード』を廃止してしまった・・。
やがて昨年の秋、『マイナンバーカード』に加入すれば、
夫婦でマイナポイント4万円頂ただけると知り、
誘惑に負けて、『マイナンバーカード』に加入したりした。
こうした中、たまたま我が家のある信託銀行の改定時があり、
申請書類には、写真入りの身分証明書が必要に伴い、
私の『マイナンバーカード』を提示し、初めて有効活用ができたりした。
これ以外、現時点では、我が家では『マイナンバーカード』は活躍していないよなぁ・・、
と独り微苦笑したりしている。