75歳の頃より、ときおり無念ながら、物忘れもあり、
ボケてはいけない、と思いながら、自身を叱咤激励をする為に、
人生は気合いだ、と心の中で呟(つぶや)く時もある。
或いは何かと単細胞の私は、好奇心をなくしたら、この世は終りだ、
と思いながら、年金生活を過ごしている・・。
このような思いのある私は、
先程、ときおり愛読している【現代ビジネス】の記事を見ている中で、
『 夏にやりがち《そうめんを食べ続ける》と老けやすいカラダに・・・
老化スピードを速めてしまう「意外な食べ物」』、
私は、どのようなことなの・・と思いながら、記事を読んでしまった。
☆「命の回数券」テロメア
そもそも「老化」とはどのような現象なのか。
今年92歳を迎えてなお現役の、女子栄養大学副学長・香川靖雄氏が解説する。
「細胞内の遺伝を担う染色体の両端についている、
紐のような構造『テロメア』が、老化と深く関わっています。
細胞分裂のたびに短くなっていき、ある程度までテロメアが短くなると、細胞分裂が止まる。
こうして分裂しなくなった細胞が、老化細胞となります。
老化細胞ばかりになれば、寿命が尽きますから、テロメアは『命の回数券』と呼ばれているんです」
長寿の人が持つテロメアは長い。
それをなるべく短縮しないことが、老化を遅らせるカギだ。
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たとえば、喫煙や高血圧、肥満などで、細胞が慢性炎症を起こしている場合、
それを修復しようと分裂を繰り返すことで、テロメアが短くなる。
このテロメアの短縮を遅らせる効果があるのが、ビタミンの葉酸だ、と香川氏は強調する。
「葉酸は、テロメアを含むDNAの合成や修復に不可欠なものですが、
日本人の6割は、葉酸が欠乏しやすい遺伝子を持っている。
そこで葉酸の含まれる食品を積極的に摂取することが重要です」
たとえば、ブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜が挙げられるが、
気軽に摂取できる緑茶も良い。
ただし、注意点があると香川氏は語る。
「葉酸は、光に当たると徐々に分解されるので、
ペットボトルに入ったお茶では、ほとんど摂取できません。
また、サプリで大量摂取すると、健康被害につながることが報告されています。
私がお勧めするのは、ネットでも販売されている、穀類に葉酸を加えた葉酸米を食べることです」
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☆糖はできるだけ避ける
慢性炎症以外にテロメアの短縮を促すのは、「酸化」と「糖化」である。
ビタミンCやビタミンEなどを含む抗酸化作用のある食べ物が
老化のスピードを抑えるのはよく聞く話だが、
過剰な糖質により、たんぱく質を劣化させる「AGEs」がつくられてしまう「糖化」にも気を付けたい。
みぞぐちクリニック院長の溝口徹氏が語る。
「体内にあるたんぱく質に、糖がくっつき、
その機能が落ちることが『糖化』であり、老化のスピードを速めます。
果物に含まれる果糖は、他の糖類と比べ糖化させやすく、過剰摂取はお勧めできません。
菓子パンや清涼飲料水などに含まれる果糖ブドウ糖液糖は、
できるだけ避けることが大事です」
そう語る溝口氏は、夏に食べたい『そうめん』に含まれるグルテンも、
肥満や疲れに関係し、老化を進めることがわかってきたと警鐘を鳴らす。
『そうめん』や『うどん』、『パン』よりも
『十割そば』や『納豆』、『豆腐』を食べると良い。
後編記事『「サンダルよりスニーカーを履いたほうが寿命は延びます」
老化スピードを遅らせるために、今すぐできる「生活習慣」』へ続く
こうした記事の後に、総体的に一覧した
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「週刊現代」2024年8月3日号より・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回の《・・夏に食べたい『そうめん』に含まれるグルテンも、
肥満や疲れに関係し、老化を進めてしまう
老いを加速させる『やりがちな』7ヶ条、79歳の私は学び、
多々教示を受けたりした・・。
こうしたことを日常生活に忠実に守り、過ごしたいなぁ、と微笑んだりした・・。
しかしながら、『そうめん』や『うどん』、『パン』よりも
『十割そば』や『納豆』、『豆腐』を食べると良い、とアドバイスを受けても、
いずれにしても残された人生、健康で彩(いろどり)のある日々で過ごしたい、
と独り呟(つぶや)いたりしている。