夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京郊外は、朝、昼そして夜も『4度』の横並びの寒さに、高齢者の私は微苦笑させられ・・。

2011-12-02 16:31:15 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、結婚前後の5年を除き60年を超えている。
そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

今朝の7時過ぎに玄関の軒下で、小雨降る玄関庭の樹木を眺めたりしていると、
少し寒いじゃないの、と思ったりした。

この後、地元の天気情報をネットで見たら、
朝の6時は4度、昼下りは4度、夜の6時は4度、
午前中まで小雨が降り、ときおり霙(みぞれ)、その後の午後は曇りマーク、
このように表示されて、横並びの4度の寒さの一日かょ、と苦笑させられたのである。

一昨日の11月30日は、11月初旬のように秋日和に恵まれて、
穏やかな晩秋の陽射しの中、家内と歩いたりした。

そして昨日の12月1日になると、急激に秋から冬の寒さとなり、
午前中は冷たい雨が降り、昼下がりは曇りとなったが、6度ばかりの寒さとなり、
私は思わず、どうしてなの、と空を眺めながら、天上の気候の神々の采配に戸惑ったりした。


私の住む地域では平年ならば、
落葉樹の多くが紅色、朱紅色、黄色などに染めらる錦繍(きんしゅう)の時節は、
11月3日の『文化の日』の頃から、11月23日の『勤労感謝の日』の頃まで、
その後は銀杏(イチョウ)の黄色に染まり、たわわに落葉するのが12月初旬となり、
晩秋から冬に移るのが毎年の情景となっている。

しかし今年の秋は暖かな日に恵まれたせいか、少なくとも10日ばかり遅れている、
と私は苦笑したりしてきた。
その上、桜(サクラ)、モミジ、ドウタン躑躅(ツツジ)等の朱色を誉(ほ)めたり、
白梅、公孫樹(イチョウ)、コナラ等の黄葉の彩(いろど)る錦繍の情景を観たりしてきたが、
鮮度がなく、何かしら綺麗さが欠け、少し薄汚れたように視えるのである。


このように感じながら、毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受してきた。

そして昨日も先ほども、急速に冬のような寒さの中、
私は薄手の冬のスポーツシャツを着て、その上に冬用のフルーフのトレーナー、
そして冬の長ズボンで身を固めれば、たとえマイナス5度になっても寒さを感じ、
震えることはない、と颯爽と歩き廻っている。

この私の心の奥底には、私の現役時代のサラリーマンの終末期に、
リストラ烈風で出向となった5年間の体験で、ひととき身も心も寒いと感じた時もあったので、
このような4度ぐらいの寒さは、微笑(ほほえ)みながら歩いているのである。


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