先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 平均寿命は長いのに・・「健康寿命」が残念すぎる日本人が知らない「5つのM」 』、
と題された見出しを見たりした。
『 平均寿命は長いのに・・「健康寿命」が残念すぎる日本人が知らない「5つのM」 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
ささやかに過ごしている。
こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸16年半を過ごしてきた。
そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。
このような心情のある私は、
今回の《・・「健康寿命」が残念すぎる日本人が知らない「5つのM」・・》って、
どのようなことなのょ・・、と思いながら記事を読んだりした。
この記事の原文は、麗しき女性向けの公式サイトと思われる【mi-mollet(ミモレ)】に於いて、
5月8日に配信され、無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。
《・・加齢は悪いことばかりではないという点をこれまで紹介してきましたが、
老化が健康の不具合とつながりやすいこともまた、見逃せない事実です。
その中には、必ずしも防げないものもある一方で、
多くの健康上の不具合は防げる、
あるいは進行を抑えることができるということもよく分かっています。
2 こころ
認知と精神 二つ目のMindは、
「心」や「知性」を意味すると共に、ここでは認知機能や精神状態を指します。
認知症やうつ病は、高齢者でよく問題になる病気です。
いくら体が元気でも、脳や心も元気でないと、
結局体の具合が悪くなり、人の助けが必要になっていきます。
このMindでは、「こころ」を軸に考えていきます。
3 よぼう
多様な病気 3つ目はMulticomplexity。
これは一般に、多様な疾患を抱えた状態を指しています。
歳を重ねていく中で、生活習慣病、がん、感染症、心臓の病気など、
さまざまな病気のリスクが増えていきます。
これらは、運悪く発症してしまうものがある一方で、
工夫をすれば未然に防ぐことのできる病気もたくさんあります。
このような多様な病気を防ぐためにできること、
また多様な病気との付き合い方について考えていくのが、
このMulticomplexityの軸です。
ここでは、「よぼう」の視点がとても大切になります。
4 くすり
ポリファーマシー 4つ目はMedication。
Medicationは、ズバリ「くすり」のことです。
高齢になると、多くの方がたくさんの薬を飲むようになります。
1日に服用する薬の数が非常に多い状態を「ポリファーマシー」と呼びます。
薬やそれが治療する病気の性格上、
どうしても長い間飲まなければならない薬、
飲んだ方が良い薬があることに間違いはありません。
一方で、やめられる薬、やめた方がいい薬もあるにもかかわらず、
それに医師も患者さん本人も気がつかずに続けられてしまっているケースが
多くあるのもまた事実です。
こうしてポリファーマシーが蔓延してしまうのです。
このMedicationの軸では、そういった「くすり」の問題を明らかにし、
どのような工夫ができるかを考えます。
5 いきがい
人生で一番大切なこと 最後に忘れてはならないのが、
Matters Most to Meです。
これは、「あなたの人生にとって何が最も大切か」という視点です。
人はそれぞれ、自分の健康上のゴールや好みがあるはずです。
人によっては、寝たきりになってでも、
とにかく長生きをすることが大切と考える一方で、
人に依存しない生き方こそが大切だと考える人もいます。
あるいは、登山が好きな人にとっては、
山登りのない人生など考えられないかもしれません。
このように、個々人の「いきがい」、
最も大切なことは何かに目を向けることも、
上手に歳を重ねる上で大切なポイントになります。
上手に歳を重ねるための方法論は、
このように5つの視点で整理することができます。
5つのMは、「からだ」、「こころ」、「よぼう」、「くすり」、
「いきがい」とまとめることもできるかもしれません。
この5つのMは、現在では米国中の老年医学専門医にその考え方が浸透し、
高齢者を診療する基本指針とされています。
私自身も日々5つのMに沿って診療を行っています。
日本ではまだ浸透するには至っていませんが、
この5つのMはただ高齢者の診療に活用できるだけではなく、
より若い世代が上手に歳を重ねる上での指針にもなるのではないかと考えています。(略) ・・山田 悠史・・》
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
ささやかに過ごしている。
こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸16年半を過ごしてきた。
そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。
このような心情のある私は、
今回の《・・「健康寿命」が残念すぎる日本人が知らない「5つのM」・・》って、
どのようなことなのょ・・、と思いながら記事を読んだりした。
この記事の原文は、麗しき女性向けの公式サイトと思われる【mi-mollet(ミモレ)】に於いて、
5月8日に配信され、無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。
《・・加齢は悪いことばかりではないという点をこれまで紹介してきましたが、
老化が健康の不具合とつながりやすいこともまた、見逃せない事実です。
その中には、必ずしも防げないものもある一方で、
多くの健康上の不具合は防げる、
あるいは進行を抑えることができるということもよく分かっています。
★人生最後の約10年を、健康でない状態で生きる日本人
日本人は、平均で男性なら約81歳、
女性なら約86歳まで生きると報告されています(参考文献1)。
しかし、もしかすると多くの人にとって、もう一つ大切なことは、
「生きる」に加えて「元気に自立して生きる」ということかもしれません。
この違いを明確にするため、平均寿命とは別に、
健康寿命という言葉が定義されています。
この「健康寿命」という言葉は、ご存じだったでしょうか。
これはまさに「元気に自立した生活を送ることのできる期間」を指した言葉です。
この健康寿命を先の平均寿命と比べてみると、老化の課題が浮き彫りになります。
実は日本人の健康寿命は、男性なら約72歳、
女性なら約75歳と報告されています。
すなわちこれは、日本人が平均的に最後の約10年を、
支援や介護を受けて生きているということを意味しています。
この10年も、できることなら人の助けを借りずに
健康に暮らしたいと思う方が多いのではないでしょうか。
では最後の10年も元気に生きるために、何ができるのか。
考えなければならないことは、実はたくさんあります。
しかし、この「考えなければならないこと」を
5つのコンセプトに整頓してくれたのが「5つのM」です。
この考え方は、2017年にカナダおよび米国の老年医学会から初めて提唱されました。
この「5つのM」、Mobility、Mind、Multicomplexity、Medications、Matters Most to Meの5つからなります。
ここではそれらを一つずつ、簡単にご紹介していきたいと思います。
女性なら約86歳まで生きると報告されています(参考文献1)。
しかし、もしかすると多くの人にとって、もう一つ大切なことは、
「生きる」に加えて「元気に自立して生きる」ということかもしれません。
この違いを明確にするため、平均寿命とは別に、
健康寿命という言葉が定義されています。
この「健康寿命」という言葉は、ご存じだったでしょうか。
これはまさに「元気に自立した生活を送ることのできる期間」を指した言葉です。
この健康寿命を先の平均寿命と比べてみると、老化の課題が浮き彫りになります。
実は日本人の健康寿命は、男性なら約72歳、
女性なら約75歳と報告されています。
すなわちこれは、日本人が平均的に最後の約10年を、
支援や介護を受けて生きているということを意味しています。
この10年も、できることなら人の助けを借りずに
健康に暮らしたいと思う方が多いのではないでしょうか。
では最後の10年も元気に生きるために、何ができるのか。
考えなければならないことは、実はたくさんあります。
しかし、この「考えなければならないこと」を
5つのコンセプトに整頓してくれたのが「5つのM」です。
この考え方は、2017年にカナダおよび米国の老年医学会から初めて提唱されました。
この「5つのM」、Mobility、Mind、Multicomplexity、Medications、Matters Most to Meの5つからなります。
ここではそれらを一つずつ、簡単にご紹介していきたいと思います。
★健康老後のための「5つのM」とは?
1 からだ
身体機能 一つ目のMobilityは、
「可動性」や「移動性」などとも訳される言葉です。
身体の機能、「どのぐらい動けるか」を指します。
若いうちは何の支えもなしに自由に動きまわることのできた人でも、
歳を重ねていくうちに杖や歩行器が必要になることがあります。
また、車椅子や寝たきりになる人もいます。
このMobilityでは、「からだ」に焦点を当ててアプローチします。
身体機能 一つ目のMobilityは、
「可動性」や「移動性」などとも訳される言葉です。
身体の機能、「どのぐらい動けるか」を指します。
若いうちは何の支えもなしに自由に動きまわることのできた人でも、
歳を重ねていくうちに杖や歩行器が必要になることがあります。
また、車椅子や寝たきりになる人もいます。
このMobilityでは、「からだ」に焦点を当ててアプローチします。
2 こころ
認知と精神 二つ目のMindは、
「心」や「知性」を意味すると共に、ここでは認知機能や精神状態を指します。
認知症やうつ病は、高齢者でよく問題になる病気です。
いくら体が元気でも、脳や心も元気でないと、
結局体の具合が悪くなり、人の助けが必要になっていきます。
このMindでは、「こころ」を軸に考えていきます。
3 よぼう
多様な病気 3つ目はMulticomplexity。
これは一般に、多様な疾患を抱えた状態を指しています。
歳を重ねていく中で、生活習慣病、がん、感染症、心臓の病気など、
さまざまな病気のリスクが増えていきます。
これらは、運悪く発症してしまうものがある一方で、
工夫をすれば未然に防ぐことのできる病気もたくさんあります。
このような多様な病気を防ぐためにできること、
また多様な病気との付き合い方について考えていくのが、
このMulticomplexityの軸です。
ここでは、「よぼう」の視点がとても大切になります。
4 くすり
ポリファーマシー 4つ目はMedication。
Medicationは、ズバリ「くすり」のことです。
高齢になると、多くの方がたくさんの薬を飲むようになります。
1日に服用する薬の数が非常に多い状態を「ポリファーマシー」と呼びます。
薬やそれが治療する病気の性格上、
どうしても長い間飲まなければならない薬、
飲んだ方が良い薬があることに間違いはありません。
一方で、やめられる薬、やめた方がいい薬もあるにもかかわらず、
それに医師も患者さん本人も気がつかずに続けられてしまっているケースが
多くあるのもまた事実です。
こうしてポリファーマシーが蔓延してしまうのです。
このMedicationの軸では、そういった「くすり」の問題を明らかにし、
どのような工夫ができるかを考えます。
5 いきがい
人生で一番大切なこと 最後に忘れてはならないのが、
Matters Most to Meです。
これは、「あなたの人生にとって何が最も大切か」という視点です。
人はそれぞれ、自分の健康上のゴールや好みがあるはずです。
人によっては、寝たきりになってでも、
とにかく長生きをすることが大切と考える一方で、
人に依存しない生き方こそが大切だと考える人もいます。
あるいは、登山が好きな人にとっては、
山登りのない人生など考えられないかもしれません。
このように、個々人の「いきがい」、
最も大切なことは何かに目を向けることも、
上手に歳を重ねる上で大切なポイントになります。
上手に歳を重ねるための方法論は、
このように5つの視点で整理することができます。
5つのMは、「からだ」、「こころ」、「よぼう」、「くすり」、
「いきがい」とまとめることもできるかもしれません。
★「5つのM」は、アメリカの高齢者診療の常識
この5つのMは、現在では米国中の老年医学専門医にその考え方が浸透し、
高齢者を診療する基本指針とされています。
私自身も日々5つのMに沿って診療を行っています。
日本ではまだ浸透するには至っていませんが、
この5つのMはただ高齢者の診療に活用できるだけではなく、
より若い世代が上手に歳を重ねる上での指針にもなるのではないかと考えています。(略) ・・山田 悠史・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、アメリカで内科専門医をされている山田 悠史さんの寄稿文に導かれて、
遅ればせながら『5つのM』、多々教示されたりした。
確かに、「からだ」、「こころ」、「よぼう」、「くすり」、「いきがい」・・、
こうした大切な要素をふまえて、70代からの老後の生活を過ごせば、
その人なりの光明のある人生を過ごせる、
と76歳の私は、遅ればせながら深く教示されたりした。
遅ればせながら『5つのM』、多々教示されたりした。
確かに、「からだ」、「こころ」、「よぼう」、「くすり」、「いきがい」・・、
こうした大切な要素をふまえて、70代からの老後の生活を過ごせば、
その人なりの光明のある人生を過ごせる、
と76歳の私は、遅ればせながら深く教示されたりした。