夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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「全国旅行支援」で知っておくべきお得ポイント、78歳の私は初めて学び、やがて微苦笑して・・。

2022-10-15 15:19:19 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 マネーポストWEB 】を見ていたら、
『 都民なら都内のホテルが実質95%引きも!
    「全国旅行支援」で知っておくべきお得ポイント 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた戸建てに住んでいる。

そして私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、私たち夫婦の共通趣味のひとつは国内旅行であり、
結婚以来、国内の各地をときおり旅路を重ねてきた・・。




やがて2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、多々の理由で年金生活を始め、
旅行の日程から解放されて、5泊6日前後の旅路が多くなったりした。    

私たちの旅路は、定年後まもなく自動車の免許書の更新を中止した私は、
最寄駅の近くにある旅行代理店に私たち特有のプランを依頼して、

JR、航空機、フェリーなど活用して、そして宿泊先を選定したりしてきた。

或いは通販のクラブツーリズムの滞在型で、魅了されたプランに参加して、
幾たびか活用したりしてきた。

いずれにしてもリゾートホテル、観光ホテル、観光旅館などに滞在して、
街中、周辺を歩き廻ったり、郊外の山里の小道を歩いたりして、遊学をしたりしてきた。

            

しかしながら2019年の5月、家内は大病となり、やがて体調回復に努めていた頃、
世の中は2020年2月頃より、新コロナウィルスの烈風となり、
お互いに
感染が怖くて、『三密(密集、密接、密閉)』となり、
旅行も自粛させられてきた・・。

こうした中、我が家の家内は、体調は万全でなく、
やむなく私たち夫婦も旅行は自粛している・・。

昨今の日本は、海明けのように旅行も奨励され、
「全国旅行支援」旅行支援など報じられ、
私は無知であったので、どのようなことなのょ、と思いながら記事を読んでしまった。

この記事は、トラベルジャーナリストの橋賀秀紀さんの寄稿文で、
【 マネーポストWEB 】に於いて、10月15日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。



《・・ 10月11日、「全国旅行支援」がスタートした。

すでにさまざまな報道がなされているが、
「難しくてわかりづらい」という声もあるようだ。
そこで、最低限おさえておきたいポイントをまとめた。


☆期間はいつからいつまで?

10月20日からスタートする東京都をのぞけば、
10月11日から始まった。

始まったといっても、これはあくまでも制度上スタートが可能という意味で、
実際には事業者の準備が整いしだい順次スタートということになる。

終了時期は、公式には12月下旬となっているが、
事実上12月21日チェックアウト分までが有効となる。

2023年1月以降も再開する可能性が高いが、
予算の消化状況によって、一部の都道府県では継続しないかもしれないし、
継続したとしても、割引率などの条件が現在実施しているものと、
異なる可能性があるだろう。



☆なぜスタート直後なのに売り切れが出るの?

全国旅行支援の財源(約5600億円)は、
国から各都道府県に対して宿泊実績などを考慮して、
すでに予算を配分済みとなっている。

それにくわえて、県民割・ブロック割の財源の残余分も投入される。

これらの予算消化率に偏りがあるため、都道府県によっては、
持ち分の予算が、すぐに消化されてしまう状況となっている。

旅行会社やホテルも、それぞれ個別の予算があるが、
特に宿泊施設では割り当ての予算が少なく、
すぐになくなってしまうところが出ている。

現在、中止となってしまった「新たなGo Toトラベル」の
予算の約2700億円がある。

また、10月12日には、松野官房長官が
全国旅行支援について追加配分を検討することを明言した。
一時的に予約終了したところも、改めて可能となる可能性が高い。

とはいえ、予定が確定するなら、早めに予約するに越したことはない。



☆1泊いくらの宿がねらい目?

全国旅行支援の旅行代金の割引は40%で、
1人1泊あたりの割引の上限は、宿泊のみの場合5000円、
交通機関+宿泊のパック料金の場合は8000円である。

それにくわえて、宿泊地のある都道府県などの飲食店などで
使える地域クーポンが平日(金曜・日曜宿泊を含む)なら
1泊(日帰り旅行の場合1日)につき1人3000円、
休日(土曜宿泊)なら1000円分得られる。

この上限を上回っても、宿泊費の割引金額は変わらないので、
宿泊費が高ければ高いほど、割引率は低くなってしまう。

では、安ければよいのかというとそれもちがう。
というのも、全国旅行支援では、割引後の宿泊費が、
地域クーポンの金額を上回らなければならないという規定があるからだ。

そのため、割引後の宿泊費がクーポンの金額と同額、
もしくは少しだけ上回るようなケースが最も割引率が高くなる。

具体的にみてみよう。
1室2名で平日宿泊の場合、1室1万円だと、
宿泊費が40%引きとなり、6000円。
それに地域クーポンが1人3000円で計6000円(2人分)獲得できる。
クーポンを金銭換算すれば、出費はゼロということになる。

もし1室1名の場合は、5000円強がねらい目ということになる。




☆身分証明書と接種証明書はパスポート並みに重要

利用者全員について、運転免許証、健康保険証などの身分証明書にくわえて、
3回目のワクチン接種証明か、PCR検査などの陰性証明書の提示が必要になる。

ただし、家族で旅行する場合、
同居している12歳未満は、証明が不要となる。

都道府県によっては、同行者のうち1人でも、
ワクチン接種証明を持っていない人がいると、
全員分割引が適用されないところもある。

身分証明書とワクチンの接種証明は、
当面海外に行くときのパスポートのようなものと心得たい。

全国旅行支援開始に予約した商品が割引対象になるかどうかは、
予約した旅行会社や、予約日などによって異なる。
これについては各旅行会社のホームページなどを確認してほしい。




☆他の割引制度と併用できる?

全国旅行支援は、その他の割引制度と併用することも可能だ。

例えば10月20日からスタートする東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」は、
東京都在住者のみが対象の都民割「もっとtokyo」と組み合わせることができる。

たとえば1室2名2万2000円のホテルに平日宿泊した場合、
まず都民割で1万円引きの1万2000円となる。

その後、全国旅行支援で宿泊費が40%引きの7200円となる。
さらに2名で計6000円の地域クーポンがもらえる。

このクーポン分を差し引くと、2万20000円のホテルに、
わずか1200円相当で宿泊する計算となり、
実質的な割引率は約95%となる。

ちなみに全国旅行支援単体で最も割引率が高いのは、
奈良県の「いまなら。キャンペーン2022プラス」である。

全国旅行支援から全国の都道府県で唯一、
居住地制限なく、割引を行っていたのが奈良県だ。

全国旅行支援後は、通常の宿泊費40%に10%上乗せとなり、
50%引きとなる。
休日の地域クーポンも1000円上乗せされ、2000円もらえる。

このほか、さまざまな県で、全国旅行支援と併用できる割引制度がある。
その多くは1泊につき1000円程度の割引だが、
大盤振る舞いが期待できる県がある。

それが埼玉県だ。
10月12日時点では正式に発表されていないが、
2022年11月中旬から2023年2月28日にかけて、
埼玉県内の指定施設に宿泊すると、
1人1泊につき3000円分のクーポンが提供される
「とくとく埼玉!観光応援キャンペーン」が予定されている。

仮に全国旅行支援と併用できるなら、平日で1室2名なら1泊につき、
1万2000円分ものクーポンが得られることになる。

このほか、札幌市の「サッポロ割」や、函館市の「はこだて割」、
名古屋市の「シャチ泊」など、各市町村が実施する割引については、
 併用が可能なケースが多い。

ただし、人気の宿はクーポンがすぐ枯渇してしまううえ、
個別の宿によっては併用を認めていないところがあるので、
注意が必要となる。




☆クーポンを貯め込む裏ワザができる県は?

Go Toトラベルの地域共通クーポンにあたるのが、
地域クーポンである。

ただし、実際のクーポンの名称は、各都道府県で異なる。
多くの都道府県では、紙のクーポンだが、
一部、電子クーポンも使用できるところがある。

Go Toトラベルのように、隣接県では使用できない。

多くの都道府県で利用期限は、チェックアウト日までとなっている。
 ただし、埼玉県や石川県など、
12月21日まで有効期限があるところもある。

近隣在住なら、複数の旅行のクーポンを貯め込んで、
一気に使うという裏ワザも使えそうだ。・・ 》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、トラベルジャーナリストの橋賀秀紀さんの寄稿文に導かれて、

《・・「全国旅行支援」で知っておくべきお得ポイント・・》に関して、
具体的に多岐に及び、数多くのことを初めて学んだりした・・。

全国旅行支援に加えて、自治体ごとに設定される各種割引も活用したケース、
それぞれ多彩にある、と初めて知ったりした。

たまたま私は東京の都民のひとりであるので、
今回の制度を活用し、都心にあるシティホテルに宿泊した時、
《・・実質的な割引率は約95%となる・・ 》と学び、驚いたりした。



私たち夫婦は、過ぎし遠い昔、都心で結婚披露宴後、
付近にあるシティホテルに宿泊し、翌日より新婚旅行に行ったりした。

そして結婚一年の記念日に、あえて都心のこのシティホテルに宿泊したりした。

これ以外は、都心の郊外に住む私たち夫婦は無縁であるが、
家内の体調の状況で、やむえず見送りだよなぁ・・と微苦笑したりしている。

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