『 日本のクスリ、実はほぼ「中国製」だった・・・!
患者が知らない「ヤバすぎる実態」
~「要衝」を中国に握られている~ と題された見出しを見たりした。
こうした中、私は糖尿病の予備軍のひとりであり、最寄りの内科医院に、
8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けている。
糖尿病の指標となる血液検査項目のHbA1cに於いて、
糖尿病の境界値である6・5%を切れば、糖尿病予備軍となります、
このようなことを明言されたりした。
そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
このように毎日、薬を服用しているが、
今回、《・・日本のクスリ、実はほぼ「中国製」だった・・・!・・》、
私は真摯に学びたく、記事を読んでしまった。
普段からクスリを飲んでいる人は、
作っているのが、どこの製薬会社か確認してみてほしい。
おそらくそのほとんどが日本、あるいは欧米のメーカーの製品だろう。
一部の漢方薬を除いて、中国製のものを飲んでいる人は、ほとんどいないのではないだろうか。
しかしそれらのクスリも、製造工程の上流へとたどっていけば、「中国製」と言える。
慶應義塾大学名誉教授で、医療経済研究機構の副所長を務める印南一路氏が解説する。
「そもそもクスリを製造するには、原料となる化学物質が必要です。
実はその大部分を製造しているのが、中国のメーカーなのです」
実は製薬会社は、原料から直接クスリを作っているわけではない。
図で示すように、クスリは「原料→中間体→原薬→医薬品」という4つのステップを経て、
私たちの手元に届く。
ほとんどのケースにおいて製薬会社が担っているのは、「原薬」から医薬品を作る最後の過程だけだ。
☆1から作っていない
原薬とは、クスリのパッケージに記載されている有効成分のこと。
たとえばよく使われる解熱鎮痛剤のロキソニンであれば、
「ロキソプロフェンナトリウム水和物」が原薬にあたる。
製薬会社は、そこに添加剤などを加えて、カプセルや錠剤に加工して販売しているのだ。
なお原薬を作る際には、原料となる化学物質をさまざまに反応させる必要があるが、
1回反応させただけで、効果の高い原薬ができるとは限らない。
場合によっては原薬になるまで、10回以上も化学反応を繰り返す必要がある。
その途中でできた化合物のことを「中間体」と呼ぶ。
「日本の製薬会社で、原薬を1から、自社で製造しているところは、1社もありません。
中国やインド、イタリア、韓国などのメーカーから購入したものを使って、医薬品を製造しています」
(印南氏、以下「 」内は同)
仮に原薬の輸入元であるどこか一国との関係が悪化し、輸入が断たれたとしても、
別の国から調達することができるだろう。
また厚生労働省も、国内に原薬工場を作ったり備蓄を進めたりして、安定供給を目指している。
日本政府も、この問題を認識し対応に努めているものの、打開するのは簡単ではない。
それどころか、すでに中国の影響を受けて「クスリを作れなくなる事態」まで起こっているという。
「週刊現代」2024年7月13日号より ・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
製薬業界にも無知な私は、今回、初めて薬の製造過程を学び、
原料の大部分は「中国製」である、と学び、動顛させられたりした・・。
そして何かと気弱な私は、健康を維持する大切な薬、
他国に委(ゆだ)ねていても、関係が悪化した場合、
大丈夫なのかしら、と不安を感じ深めたりした。
尚、この記事の最終行に、後編の記事には、
『習近平の思惑で、日本で「クスリを作れない」大惨事に…これから起こりうる「最悪の事態」』
で詳しく解説する、明記されていたので、
関心のある御方は、クリックされてお読み下さい。
そもそも医薬品だけではなく、洗剤や、接着剤、殺虫剤、農薬、またリン酸やカリなどの基本的な米の化学肥料も含めて、すべての化合物は、中国をはじめとする海外から輸入された原薬・中間体が無ければ製造できません。
中国と関係が悪化したら、ほとんどすべての化合物は国産できなくなります。なので医薬品だけでなく、台所用品や溶剤を使う塗料や建築用の物資などなど、多くのものがなくなります。お米やお野菜も収量が激減して食料不足に陥ります。
そういうところをちゃんと対策するのが、真の安全保障なのです。でもアメリカから武器を買う以外の対策は、とても疎かになってますね。政府には本気で国を守る気がないとしか思えません。日本は何一つ時給出来ない国の体質に、この60年ほどでなっています。長い時間をかけて根本的な産業構造から見直さないと、戦争なんか出来ない国柄になっていること、いくら警告しても誰も注意してくれません。マスコミも社会のエリート支配層の一部だから。このままだと徹底的に富を搾り取られた末に、カラカラの搾りかすになった日本国民は、戦争という焼却炉に投げ込まれて終わりです。
ちなみに原薬や中間体は海外製だからといって粗悪なものではありません。もし粗悪=不純物があると次の反応が正しく起きないので、最初から使い物になりませんから。分子レベルで同じ構造をした化学物質なので、どこ製だろうと関係はありません。なので健康には影響ありません。
先程、貴女様よりコメントを頂いたことに気付きまして、
大変失礼を致しました。
>週刊誌の記事にあまり煽られない方がいいと思います。
>そもそも医薬品だけではなく、洗剤や、接着剤、殺虫剤、農薬、またリン酸やカリなどの基本的な米の化学肥料も含めて、
>すべての化合物は、中国をはじめとする海外から輸入された原薬・中間体が無ければ製造できません。
>中国と関係が悪化したら、ほとんどすべての化合物は国産できなくなります。
>なので医薬品だけでなく、台所用品や溶剤を使う塗料や建築用の物資などなど、多くのものがなくなります。
>お米やお野菜も収量が激減して食料不足に陥ります。
>そういうところをちゃんと対策するのが、真の安全保障なのです。
>でもアメリカから武器を買う以外の対策は、とても疎かになってますね。
>政府には本気で国を守る気がないとしか思えません。
>日本は何一つ時給出来ない国の体質に、この60年ほどでなっています。
>長い時間をかけて根本的な産業構造から見直さないと、
>戦争なんか出来ない国柄になっていること、いくら警告しても誰も注意してくれません。
>マスコミも社会のエリート支配層の一部だから。
>このままだと徹底的に富を搾り取られた末に、
>カラカラの搾りかすになった日本国民は、戦争という焼却炉に投げ込まれて終わりです。
>ちなみに原薬や中間体は海外製だからといって粗悪なものではありません。
>もし粗悪=不純物があると次の反応が正しく起きないので、最初から使い物になりませんから。
>分子レベルで同じ構造をした化学物質なので、どこ製だろうと関係はありません。
>なので健康には影響ありません。
真摯なコメントを頂き、恐縮しながら、多々教示されました。
今回の私の投稿文、製薬業界に無知な私は、日本の製薬メーカーが一から開発されて、
厚生労働省の認可を得て、やがて私たちが入手できる・・と単純に思ってきた次第でした・・。
ひとえに私の無知で、お詫びいたします。
今回のコメント、日本の総体的な欠乏・・論評を提示して下さり、
多々教示させられた次第です。
今後ともよろしくお願いいたします。