新丸子の「三ちゃん食堂」 (さんちゃんしょくどう)
某日、ドラマ版「孤独のグルメ」にも登場した当店へ初上陸を果たした。
暖簾をくぐり、ガラスの引き戸の前に立つと中から賑やかな声が漏れ聞こえてくる。
このガラスは上部のみ曇りがないため、背の高いお客様のほとんどが覗きこんでから
入ってこられる。利用した時間は16時頃、ワイワイがやがやとした店内にはちらほら空席が
あり店のお姉さんの声かけで、好きな席を選び座ることができた。
卓は長テーブルが縦に並び、当然相席スタイル。
生ビールとともに白菜の漬物がお通しでだされる。サーバーのお掃除もきちんとされている
ようで生ビールが美味い。立て続けに3杯飲んでしまったよ。
(寝太郎) 持論だけれど、生ビールの美味い店は信用できるんだ。
卓には必要とされる調味料一式(醤油、酢、ソース、辣油、一味唐辛子、胡椒、アジシオ、
ドレッシング)や爪楊枝、割り箸、灰皿が置かれ、準備万端という感じ。
料理は店内に貼られた短冊メニューから選ぶ。
TVでも紹介された通り日式中華のほか居酒屋のつまみ、カレーなどもあって、食べてよし、
飲んでよしの大人ワンダフルなラインナップ、そして安い。
もちろんお子様にも食べれるメニューはありますが、店内は喫煙可なので、副流煙は
避けられませんからご留意を。
ほどなく注文した、メンコロミックス@300がキャベツの千切りをクッションに
辛子を皿に伴い登場。想像できるとおり、メンチカツとコロッケの黄金タッグ。
メンチカツはつなぎが多いため柔らかく、コロッケもチープな甘さで攻めてくる。
なんとも愛らしい2人組ではありませんか。自身は卓上のソースで応戦した。
モツ煮込み@350
思いのほか、臭みがなく柔らかくて美味い。好感触であります。
みょうが天ぷら@280
カイワレ菜を従え、食卓塩が添えられている。
でへへ、この塩舐めてればもう1杯酒が飲めますな。
餃子@250
おそらく冷凍餃子、でもそんなことはもはや関係なし。自分で焼く手間が省けているんだもん🎶
ネギぬた@250
ぬたの甘酸っぱさが自分好み!
アスパラマヨネーズ@180
酒は、一刻者をボトルで1本空けちゃいましたよ。いい感じに酔いが回ってきたところで、
卓に新聞(夕刊)をもらえました。この生活感もたまらん。ますます肩の力が抜けちゃうなあ。
当店の営業は20時まで。18時近くになるとまたお客様の波があり、店内は徐々に満席に。
見ていると、やはりみなさんあのガラス戸越しに、中の様子を窺ってから入店してくるので面白い。
1人客で黙々とご飯を食べている方もいれば、カップルやジョッキを片手にグループで
盛り上がっている方々もいる。
ここは“深夜食堂”のような喜怒哀楽の人間模様が展開される大衆食のワンダーランド。
近いのでまた寄らせてもらおう。
三ちゃん食堂 (さんちゃんしょくどう)
神奈川県川崎市中原区新丸子町733
TEL 044-722-2863
営業時間/ 12:00~20:15
定休日 水曜日 -店舗情報「食べログ」より-