中華四川料理「重慶飯店」(ジュウケイハンテン) 新館。再訪。
遅めの時間帯のランチ、ピークタイムも一区切りついたようでスムーズに入店が叶う。
店内右手の壁側4人掛けテーブル席を2名で利用。
テーブル・セッティング等は変わりがないため省略。
メニューの束を広げ選んだのは、サービスランチ@1,620(税・サービス料込)。
白飯・今週のスープ・季節のデザート又はコーヒー(温or冷)付き。
A~Eまで5種の主菜(A.ラム肉・エビ・イカの四川風土鍋煮込み、
B.白身魚とイカの辛子ニンニク炒め、C.手羽先の醤油炒め
、D.牛肉と玉ねぎの炒め、
E.豚肉とロメインレタスのニンニク炒め)は週替わりで、唐辛子印のついた辛い料理は3種。
本日は四川料理の老舗にお邪魔したのだからと、辛い料理にターゲットを絞り、
各自違えてシェアする算段。
また、ランチタイム限定の料理(3種)もお手頃価格で紹介されていたので、
副菜として2品チョイスした。やはり“限定”の二文字は食いしん坊心を捉えるようだ。
(タクロー) ドリンクは生ビール(中)だな。銘柄を選べるだよ。
酒の肴、飯の友になり得る、喜ばしいザーサイは2名分一緒盛りという形ですぐに登場した。
サービスランチのためか、料理たちは一斉にサーブされ、卓は百花繚乱の賑わいぶり。
煙肉什菜湯(ベーコンと五目野菜のスープ)
今週のスープは、ベーコンと五目野菜のスープ。
芳しいベーコンがスープに風味を与え、キャベツや根菜もたっぷり入っているので
食べ応えも十分です。
四川什錦砂鍋(ラム肉・エビ・イカの四川風土鍋煮込み)
週替わりの主菜。蓋は目前で外される。
主役のラム肉・エビ・イカのほか、厚揚げ、ブロッコリー、白菜、春菊、えのきだけ、
春雨なども加わり、具だくさんで土鍋内ぱんぱんの満員御礼状態。
ラム肉独特の風味にスパイス使いもエッジが効いて、爽快感のあるスパイシーな辛さ。
煮込みスープをぐずぐずに吸い込んだ春雨がまた美味く、スープごと
さばっと白飯にかけたい衝動にかられてしまうのであった。
水餃子(3ケ入り)@380
ランチタイム限定。タレは醤油or四川風から選べる。
チョイスはもちろん四川風を選んだが、さらっとしたタイプではなく、とろっとして
辛さより甘みが先行し、特有の舌残りがあるので、2人でシェアして丁度良かった。
白飯もご飯茶碗に持ってサーブ。そして赤いおかずの進撃は続く。
魚香双鮮(白身魚とイカの辛子ニンニク炒め)
週替わりの主菜。
使用している白身魚は深海魚のオヒョウ。説明によるとカレイの仲間なのだそう。
衣をつけ揚げた白身魚をキュウリ、干しシイタケ、タケノコなどと合わせ、
ピリッと甘辛く炒めたもの。魚のふかふか食感は魅惑的ですが、やはり甘みがリードし、
のっぺりとして、いま一歩抜きんでた感がない。
また、 私自身、辛さに耐性があるのかもしれませんが、唐辛子印がついている割に普通です。
正直なところ、イメージし求めたものとのギャップがありました。
麻婆豆腐@400
こちらもランチタイム限定。ミニサイズでの提供。
滑らかな木綿タイプの豆腐で、クラシカルな旨辛さのある麻婆豆腐。重慶飯店的王道でしょう。
ミニサイズというものの意外に量があり、シェアするのが妥当。
迷ったけれど、白飯とのコンビプレーは麻婆豆腐のっけ飯で決まり!ガツガツいこか。
季節のデザートは杏仁豆腐。マンゴーピューレが表面を覆う。
むっちりして粘着度が高い感じ。デザートは別腹なので楽しく完食です。
会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)
辛いもの縛りで、結果、味の傾向が振幅として狭く感じられ、やや油も重たかったかなあ。
ボリュームもたっぷりだから、夕飯の時間になってもまったくお腹が空きませんでしたわ。
ある意味経済的?!ご馳走さまでした。
重慶飯店(ジュウケイハンテン) 新館1F
神奈川県横浜市中区山下町77 ローズ ホテル 横浜 1F
TEL 045-681-6885
営業時間/ 11:30~23:00(22:00L.O.)
定休日 無休