中華ダイニング「高格」 再訪。某日は宴会仕様。
以下の料理は、すべて幹事さんが、事前に店側と打ち合わせをしたうえ、
提供されたものなので、今回の料理に興味のある場合は、お店に確認を行い相談等を願います。
テーブル・セッティング等は、 変わりがないため省略。
料理は一部を除きすべて大皿での提供で、取り分け作業が必要。
当日、菜單の提示はなく、口頭説明。
したがって、中国料理名は後日、リンさんから教えてもらいました。感謝!
今回も以前記録した料理の細かい記録は省きます。
冷菜拼盘(前菜3点盛)
油焖笋(筍の醤油煮)、四喜烤麸(烤麩の煮物)、绍兴酔鸡肉(酔っ払い鳥)。
炸双拼(揚げ物の2点盛)
浙江の名物料理、炸响铃(湯葉の挽肉包み揚げ)と春卷。
きつね色に揚がった春巻は、具材をとろりとしたあんでまとめた親しみやすい味。
拖黄鱼(キグチの天ぷら)
スタンダードなもの(拖黄鱼)と衣に青のりを使った(苔菜拖黄鱼)2タイプで提供。
「お好みでつけてお召し上がりください。」
ソースはトマトケチャップですが、黒酢を少し垂らして食べるのもオススメとのこと。
キグチは身がふかふかと柔らかく淡泊なお味。ただし小骨が多いため注意が必要です。、
红焖鸡(鶏の醤油煮込み)
サーブ時にはナイフ、フォーク、スプーンがセット。
自分たちの手でネギなどを抱き込んだチキンに入刀し、食べやすいように解体する。
ほろほろに崩れた身は味がしっかり浸みこんでいるけれど、濃すぎずベストな塩梅。
この加減は妙妙たるもの。
参加型アトラクション効果大の红焖鸡は、骨のみを残し卓を囲むメンバーの胃袋へと納まった。
乌贼蒸肉末(イカとひき肉の蒸し物)
黒く見えるのはイカ墨。
ひき肉は少し蒸しすぎた感があり、口に含むとやはり硬かった。
タイミングが狂ってしまったのだろう。調味加減は全く問題ありません。
炒豆苗(豆苗炒め)
ザーサイも微量参加させ、塩味の整え方が絶妙。技量の確かさがうかがえ、
シャキシャキ食感の豆苗を存分に楽しめた。
雪菜大汤黄鱼(石持と高菜のスープ)
包丁を入れ、両面を焼いたイシモチを生姜とスープで煮て、塩胡椒で調味し、
雪菜を合わせ、味を整えたもの。煮崩れ感がなく、見目良いビジュアルですが、
個人的にはもう少し雪菜の量が欲しく、スープに白濁感が欲しいなあ。
生意気に贅沢を申してすみません(汗)。
げせわになりすぎず、きちんとレストラン味がシェフの持ち味なのであります。
青菜扒香(青梗菜とシイタケの特製ソース掛け)
肉厚の椎茸にひき肉を詰め、特製ソースを絡めたもの。
シイタケをコートする艶やかなソースは味にくどさがなく、こなれた旨さを発揮。
品の良ささえ感じます。
(ノブロー) 1個の充実感がしっかりあって、満足度の高い肉詰めシイタケだで🎶
苔菜小方烤(特製角煮の青のり掛け)
雪菜炒饭(高菜炒飯)
ここまでで、12品いただいており、そろそろお腹も一杯になってきましたが、ひと口目で復活。
とっても優しい味だから、このままでも美味しいのですが、他の料理とかけ合せても
抜群の包容力を見せてくれます。エンドレスでぱくぱく食べれそう。
宁波汤圆(寧波団子)
以上、計13品の宴会料理。油っこさからくる胃袋へのダメージなし。
本場の味を大切にした当店は、日本のお客様の口にも合うマイルドな味付け。
神田駅北口から少し目立たない立地にありますが、オーナーのリンさんの誠実で
心温まる接客と、浙江料理のスキルに富んだシェフが作り上げる優しい味が魅力。
皆さまに自信をもってオススメできる1軒です。
中華ダイニング高格(コウカク)
東京都千代田区神田富山町28-5 大曾根ビル 1F
TEL 03-6206-8682
営業時間/ 月~金 11:00~23:00 ラスト22:30
土 11:00~23:00 ラスト22:30 土曜は不定休あり
定休日 日曜日・祝日(土曜日・不定休あり) -店舗情報「食べログ」より-
※お店の方々をはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。