一宿一飯の返礼は「薪割り」が定番です^^;
お金持ちの暖炉では、広葉樹のミズナラが焚かれるのでしょうけれど、貧乏人の『夢屋農園』の薪ストーブでは、針葉樹であるスギ材(廃材)が焚かれるのであります^^;
広葉樹と針葉樹の薪の違いと言えば、針葉樹には樹脂が含まれるので燃焼が早く火持ちが悪い。そして煤がでる。さらに、樹脂が燃えるので高温になり炉心を早く痛めてしまうと言われております。(大体、お金持ちのストーブは数十万円からでしょう。お百姓さんの薪ストーブは4万円ですから…炉心が傷んだら買い換えれば良いんです!)
そして、今朝も薪割り…これ結構ストレス解消に良いんです。良く乾燥した広葉樹の丸太でも、意外に簡単に割れます。一方、針葉樹は節があって素直に割れてくれません。廃材(柱材)なんかがあると、これは見事に割れる。気分は腕の立つ素浪人の薪割り風景であります^^;
「アンガス種」はスコットランドが原産地
短角黒毛和牛(松坂牛・但馬牛etc.)の交配に使われたと言われる「アンガス種」でありますが、穀物で育てた「ブラック・アンガス牛」と銘打って売れ残り、半額になったこのお肉が柔らかくて美味しい^^; 日本人はサシ入りの牛肉がお好みなのかも知れませんが、お年寄りには柔らかさの方が重要では…大量の穀物を輸入し、濃厚飼料を与えて高級牛を肥育するのも商売でありますが、穀倉地帯で肥育技術を輸出して現地で育てたほうが、輸送費もお安くなるのでは…TPPに対抗するには、日本という括りの中で問題を解決しようとするからつまずいてしまうのであって、時にはこちらから打って出ることも必要じゃないかなどと…アタシャ、資力も気力も体力も減退傾向でありますから、地場消費向けの野菜作りで何とか糊口をしのごうかと思ってますけれど…でも、たまには牛を食べたいよねぇ^^;