有翅型の「モモアカアブラムシ」…
アブラムシ(ゴキブリのことではありません。)も昆虫です。なぜなら、こうして脚は6本、翅もある。ご家庭ならば、庭のバラの新梢や家庭菜園のキュウリ側枝の先端で、コロコロと太った翅の無い緑や黒い大群に巡り合うことが出来るかも知れません。
人間の勝手な解釈によれば、生活者の密度が高くなって生活条件が悪くなると、こうして有翅型の個体が現れるなどとも言われているようですがどうでしょう?翅があることで移動が可能になるという解釈ですが、所詮小さな昆虫ですからどの程度移動出来るのやら…風に乗って飛ばされるという大冒険もアリマキでしょうけれど^^;
これは「茶碗蒸し」と言いますが…昆虫ではありません!
何でこの節「アブラムシ」の話題なのか?6年前の「3・11」に、一体私は何をしていたのだろうかと振り返ってみましたら、父を亡くして1年以上経過しておりましたが、色々と疲れてしまい「ブログ」を半年ほど休んでいた頃でした。だから、画像も当時の気持ちも何もこのブログには残っておりません。
「条件が悪くなれば、てんでに翅を着けて、新たな環境を求めてその場を逃げ出せば良い。」…アブラムシのコロニー(個体群)が、種として生き残るための戦略ではありますが、人間は容易に移動できるものでもありません。不平不満を言いながら、結局、地元にしがみついている。(まだ、故郷に帰れない方々もいらっしゃるのに。)
改めて、かの災害でお亡くなりになった方々に、心から哀悼の意を表します。