何だぁ~この乱雑な植え方は…『ポン太郎くん!』
天気予報とにらめっこしながら、今年もギリギリのところで耕運を済ませ、マルチを張って定植だけは出来るように準備だけはしておきました^^; 「無加温の抑制きゅうり」は今年順調で、出荷価格も高値安定していることから、長男『ポン太郎くん』にはキュウリに専念させております。彼はマルチな作業が出来るタイプの人間ではないから、まずはキュウリ栽培の要領をしっかりと覚えさせ、今度こそ任せて安心というところまで育てたい…就農6年目の『おやじぃ』の育成方針。その分、『おやじぃ』の仕事量は格段に増加しております。そして、今年は秋野菜の売れ行きも順調で、さすがに『おやじぃ』も限界に近づき、キュウリが終期を迎えようとしているこの時期に、久しぶりにタマネギの定植を丸投げしてみましたよ…。
よくよく考えてみると、9月初旬に種を蒔き、11月初旬に定植し、雪が少ない年は「とう立ち」を心配し、雪の多い年は「葉が腐る」…残ったタマネギの収穫は7月末であるから、ほぼ1年畑が埋まっていることになる。その割に、そして需要のある野菜であるにも関わらず安い^^; 良いのよいいのよ、裏の屋敷畑が草で覆われなければね。そして、そんなタマネギの植え床を眺めながら、爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」という曲を思い出しましたよ。「九段下」、「千鳥ヶ淵」という歌詞に「武道館」を想い描き…『おやじぃ』のペンフレンドとの初恋は?などと思い出に浸っている…違う、初デートは「岩波ホール」だったわ。お~い『ポン太郎くん』あと3枚残っているからな(笑)
今日も遅い朝昼兼用の昼ご飯だった^^;
さて、アルバイトの工事打合せをして、直売所に出荷し、個人から依頼された庭先販売分の野菜を届けたら、やっぱり昼ご飯は3時近くになっていた^^; 途中、かつての上司(先輩)と遭い、体調のことを聞かれたのだけれど、「もう十分回復しました。」とは伝えました。そして、昨年の体調不良の原因は「とある公職」に就くことを打診され、現在、現役で働いていることを理由にお断りしようと思ったのだけれど、それを周りは許してくれず、ならば「頭が(精神的に)おかしくなった。」ということを理由に「引き籠り生活」をしていたことが真実であることを話し、理解を求めましたよ。(逃げたくても逃げられない。けれども、公職に就けば、その後の後継者がいないことがハッキリしているから、就いたら死ぬまで引き受け続けなければいけないのだよ。申し訳ないけれど、ようやく手に入れた自由なのに…)
はてさて、人の善意やボランティアに頼る社会福祉施策は、もう曲がり角に来ているのである。年金で悠々自適な生活をしているならばまだしも、野菜を売りながら生活費を稼いでいる身で、他人の心配などしていられますか?自分の口が干上がってしまう…そして、我が家が困ったときに、助けてくれると言うのかね?言いたいことは山ほどあるけれど、お国の制度をそうそう変えられるものでもない。こうして、人の善意による「相互互助・監視制度」は、「五人組」「トントン隣の隣組」とお役所に都合の良いように出来ている。人手不足というならば、退職し雇用延長されて未だに役所にしがみ付いている『公務い~ん』にやらせれば良いじゃないか。やらないだろう?だって、見返りの報酬がほとんどないのだから…。
屋根の上にある『大きな玉ねぎ(擬宝珠)』は、ひとつまみの人間であり、本来は本体であるはずの『武道館(国民)』を利用するだけ利用して、利益を吸い上げる。もう結構ですよ(笑)