その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

正常な判断が狂うとき…

2025-02-12 07:57:52 | 巡礼

さっきまで『団結小屋』で寝ていたのに^^;

 昨日、今日と雪は小康状態でありますが、明日はまた大荒れの予報であります。5日間降り続いた雪で第3・第4ハウス間の通路(幅員6mほど、2tトラックも余裕で通行可^^;)には、天幕に積もった雪を脇に移動しただけなので、約1.2m(場所によっては1.6m)の高さまで堆積しております。(サボっていた訳ではなく、少しずつ水路には運んでいたのだけれど降る量に排雪が追い付かない状態だったのでありますよ^^;)昨日は祝日だから、長男『ポン太郎くん』には休息日を与え(我が農園はブラックではないのである^^;)農場長は「管理職」だからトラクターショベルで何度も水路と通路を往復…排雪場所さえあれば、終わるであろう仕事もようやく半分程度、移動融雪できただけでありますよ。


「アスパラ菜」も「薹立ち」してきました^^;

 水路が雪で一杯になれば、ハウスまでの通路を確保して、1週間ぶりにハウス内に到達しましたよ^^; 雪で土は湿っているから、枯れるということは無いだろうけれど、寒さの中でどう変化したかが気になりましてねぇ。移植した『今高値キャベツ』は、ひと回り大きくなったような気がする。直播したホウレンソウは下葉が枯れている。(失敗!)一方、ハウス内でトンネル栽培をした「移植ホウレンソウ」は塩梅良く育っていました。そして、今年初挑戦の「アスパラ菜」は、中心の花蕾が「薹立ち」してきました。1、2輪花が咲いた頃が収穫適期らしいのだけれど、脇芽を試食した時には感じられなかった「アスパラガス」の風味が楽しめるでしょうか?「アブラナ(クキタチ菜)」の「薹立ち」よりも成長が早く、耐寒性もあるようだから、これは雪国でもイケるかも知れない。トンネル内の「結球レタス」も順調に葉を巻いているようであります。(トンネルの効果は確かにあるようだ^^;)と、失敗と成功を見比べながら、もう来年に向けた作付けを思い描いておりますよ(笑)


ホレホレ「ホウレンソウ」も大きくなってきた

 はてさて、2月、3月の収入を求めて色々実験を繰り広げておりますが、雪片付けに追われて収穫作業や直売所への出荷が出来ません。昨日は、ストックしてある長ネギとブロッコリーの「側花蕾」、順調に育っているキャベツを自宅に持ち帰って終わりでありますよ。焦ってみても仕方が無い、空から降る雪を誰も止めることは出来ないのだから…。アララ、FB上で1年前の画像が「振り返り」でUpされましてね、昨年の今頃は雪もなく「お荷物運び」のアルバイトをしていた。当然、お給金もあって資金繰り的には楽だったのだけれど、今年は依頼がないので、運んでいるのは『1文にもならないお荷物(雪)』でありますよ^^; 同じ『お荷物』なのにねぇ(笑)


グダグダ言わず、肉無し焼うどんで一杯^^;

 働くから腹も減る…昨日は、ビールひと缶が重かったのだけれど、今日は水割りにも手が伸びた。結構けっこうと横になったら、晩飯の時間を前に眠ってしまっておりました。(疲れているんだわねぇ^^;)この辺りが我慢のしどころではあるけれど、疲れが溜まれば不慮の事故にもつながりかねない。山形県内でも雪下ろしや除雪作業中の事故のニュースが流れておりますよ。疲れが溜まると、普段では考えられないような行動を取ってしまうことがあるんだなぁ…。
『にゃんこ先生』にアスパラ菜の収穫適期を尋ねても、「オラ、食ったことねぇから知らねぇ。」ですと…役に立たない師匠である^^; エンジンを掛けたまま、可動部の雪を取り除いてはいけません。屋根の雪下ろしの際は、命綱とヘルメットの着用を…そんな教科書通りのアナウンスは皆分かっているのさ。それでも起こる雪の事故…疲れが正常な判断を狂わせてしまうのよ。『おやじぃ』も皆さんも注意ちゅうい(笑)


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