その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

雪国のトンネル…

2024-12-12 06:20:49 | 巡礼

国境の長いトンネルは「清水トンネル」だった^^;

 昨年の今頃は、友人『ノロ社長』のアルバイト仕事で、新潟県湯沢温泉に遠征していたはずである。まだスキーの本格的シーズンインとなる前の季節、ホテルの浴室改装のための備品を搬入していました。お客さんは圧倒的に東南アジアからの外国人客であり、雪を見たいと言う欲求は、今なら東京駅から越後湯沢駅まで各駅停車の「たにがわ」でさえ、1時間30分で叶えてくれるのであります。缶ビールと駅弁を買い込んで「とき」に乗り込もうものなら、ほろ酔いも覚めきらぬ内に越後湯沢駅に到着してしまう…さすがの川端康成も、1時間では旅情も湧かず、名作「雪国」も生まれなかったかも知れない^^;
 オラが在所の高畠町太陽館前(高畠駅)には、クリスマスプレゼントを満載した蒸気機関車が停車し、疲れ果てたサンタさんが木に寄りかかっていた。今のお子たちは、疲れたサンタさんを待つよりは、効率よくアマゾンに注文を入れて、翌日配達…あとの支払いはサンタさんよろしくなんてこともあるかも知れないねぇ(笑)


さすがに「抑制きゅうり」もボロボロですなぁ…

 今年は長男『ポン太郎くん』も上手に栽培管理できたようである。当然、定植後の植え痛みを防ぐために、ハウスの天幕の上に遮光ネットを掛け、もう一棟は黒マルチの苗周辺を新聞紙で覆ってみた…苗床の温度上昇を防ぐ目的であるけれど、初期成育が良かったこともあり、潅水もこまめに行ったから12月中旬まで何とか持ちこたえたようであります。来年こそは露地栽培の技術を習得させたいのでありますが…暗渠排水設備を導入する必要があるのかも知れない…また、お金が^^;


さて、今日の本題『雪国のトンネル』…

 『おやじぃ』は今、『第1ハウス』に掛かりきりであります。本来の予定では、年末年始用の「セリ」を収穫しているはずであるけれど、この前の雪の影響で葉っぱが解けてしまった^^; 転作田の「セリ」も苗を入れた時期が悪く…チョロチョロ程度。どうやら「セリ」は春先に地下茎(新芽)を伸ばすらしく、その時期を逃さずに植え付けなければいけないのだけれど、如何せん転作田であるから、除草剤を散布して雑草を一掃してからなどと考えている内に時期を逃してしまったようであります。来年こそはきっと…恐らく来年は来るだろう。大事なのは、来るべき「新年」ではなく、何とか栽培し、お金に替えようという「信念」である…なんてなぁ(笑)


あらまぁ、今夜は立派ですこと^^;

 さすがに、雪が降り、夜遊びも短時間で終わらせて帰って来た^^; そうそう『雪国のトンネル』の話…『第1ハウス』内の温度は、一昨日の朝2℃、午後2時に32℃、午後4時で12℃とお日さま次第で急激に上昇し、急激に下降する。冬越しをさせようと思ったハクサイには温度が高く、キャベツやホウレンソウの生育には、温度の低下が悪さをしているようである。何とか二重構造にして温度を確保しようと思ったのだけれど、色々な野菜をぶち込んでいるから厄介である。そこで登場したのが「トンネル」…今年の春のホウレンソウ栽培でも実践済ではあるけれど、効果の程は未知数でありますよ。ホウレンソウ、シュンギク、菜花のポットをトンネルで覆ってみました。これで発芽しなければ育苗器に頼るしかない。調子に乗って「ミニトマト」の挿し芽も入れてみた^^;
 「抑制きゅうり」の空きを利用して植えた「トマト」はまだ実を付けているのでありますよ…もしかしたらと、残り少ない脇芽を「挿し芽」してみたものですがねぇ^^;
 長いトンネルの向こうに、川端康成は温泉の芸者「駒子」と出逢い、文豪『おやじぃ』は、お手製の短いトンネルの向こうに『トマト』が居ると信じている。おめでたい、実にお目出度い話ではあるけれど、世にいう「偉人」と『奇人』は紙一重であると信じて疑わない『おやじぃ』でありましたとさ…ホントにめでたい奴だわ(笑)


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