その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

春の恵み(10)

2009-05-08 08:08:08 | 食とレシピ

夢屋農・庭園の春の恵みをご紹介して、早や10回目。
我が屋敷には、一体何種類の動植物が居るのだろうと思ってしまいます。
(ふふふ、実は自慢しております。)
今日は、『シドケ(通称:ヤブレガサ)』山菜の王様などとも呼ばれますが、
これもまたキドイ(にがい…キドイとは、苦味ともやや違う独特のエグミ)
前回は、「ウルシの新芽」と「コシアブラの新芽」を間違えて食べてしまった
方のお話をしましたが、『シドケ』の場合は、その葉型から『トリガブト』を
間違えて食べてしまう方がいます。

         
          画像出典:『壁紙.com 写真部』より

花が咲くとまったく違う植物と分かるのですが、展葉前の新芽は、判りづらい
かもしれません。
むしろ、同じキンポウゲ科の『ニリンソウ』の方が、なおさら判りづらい。

     

職場帰りに、私のフィールド1で、そそくさと撮影してきたので、画像が悪い
です。『キクザキイチゲ』の花が終わり、少しだけですが、『ニリンソウ』が
咲いていました。
やはり、素人の目には、『トリカブト』も『ニリンソウ』も区別がつきません。
『ニリンソウ』は、食べることができるので、これもまた中毒事故の報道が
あります。食には貪欲でありますが、素人は手を出さないことが無難なよう
です。とは言え、直売店でも、山菜の中に有毒植物が混じっていたなどと言
うことが、まれに報道されますから、この場合はどうしようもない。
山の春の恵みは、「目(め)で具(ぐ)を良く見(み)る。」ことから、
始めなければならない、「めぐみ」なのです。
ちなみに、職場の「めぐみちゃん」は、良く私にドクをはきます…^^;

「さくらの季節さん」「杏奈さん」さっそくコメントありがとう。


     
        



 


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