三タテをくう…

レタスは3回目の植え直し…クソッ…いた！

　順調に芯が巻き始めたレタスに対して、トンネルの連続した3ヶ所だけ育たない場所がある。1ヶ所は凍害で根元が腐るようだし、もう1ヶ所は『ネキリ虫』の食害のようである。2度植え直し、犯人捜しをしたのだけれど見つからない、これで3度目の植え直しだから、捜索範囲を半径20㎝に広げてみたらやっぱり居た！『軍法会議』に掛け、即、死刑判決…いえいえ、捕虜に対してはキャベツの若葉を与え、アイスクリームカップの中に拘束…来るべき捕虜交換交渉に使う予定であります。（我が農園側に捕虜として拘束されている兵はいないはずである^^;）
　大きさからいっても「終齢幼虫」ではないかと思うのだけれど「蛹化」しない。被害株はここ1ヶ所だけで、さほどの摂食量でもない…低温（地温は8℃前後）で休眠とは言わないものの、「幼若ホルモン」が分泌され続けているに違いない。こうして発生時期をずらすことで、繁殖機会の好機を待つ『生き残り戦略』のひとつかも知れないねぇ…。「幼若ホルモン（ＪＨ）」は、脱皮や蛹化に影響するホルモンだから、学生時代に「幼若ホルモン」を『若返りホルモン』として研究されていた方もいらっしゃった記憶なのだけれど、「アンチエージングには最適ですから食べなはれ！」と言われても姿形を見たら、さすがに婦女子ウケはしませんわなぁ。（当然、商品化の際はエキス、成分使用として販売しないかなぁ…フリーダイヤル3838ってなぁ^^;）

朝から和洋中の三点セット（残りモノ^^;）

　さて、『若返りの昆虫食』は諦めて、今日も地道にハウス周りの排雪作業をいたしましょう。年末年始の9連休と成人の日を含む3連休で、長男『ポン太郎くん』は極端に朝起きが悪くなってしまいました。ここは一喝！根性を叩き直さなければ…。いやいや、彼の脳内のどこかに『アラタ体』が存在し、『幼若ホルモン』を放出し続けているに違いない。というか、彼に今働かれると、収入（売上）が無いのにお給料を払わなければいけないから、ここしばらくは寝ていてもらった方が楽である^^;（何と優しくブラックな経営主であることよ^^;）

あっという間に一日が終わる？

　はてさて、1月だというのに雨である。（まるで3月のような陽気であります。）ハウス周りの雪を排雪し、用水路が一杯になれば中断して、幾ばくかの野菜を直売所に持参する。給料には遠く及ばない売上なので、何がしかのアルバイト仕事を探さなくてはいけないのだけれど、雪が降れば、また除雪、排雪作業をしなければいけないから、適当なお仕事が見つからないのよねぇ…。ほれほれ、そうこうしている内に、ご近所の老姉弟の車庫の屋根の雪が落ちて通路を塞いでしまった。「危ないから、どけ～！オラが掃いて（除雪して）やるから…」と声掛けしたら、弟御はどこかに消えた？『人任せで、とっとと撤退かよ？（おやじぃ心の声）』…彼は近くの自販機まで行って、温かい缶コーヒーを買って来てくれたのだった^^;（彼なりの精一杯の心遣いであり、前日には姉から缶ビールを謝礼で頂いているのだよ。…これが現金だったらねぇ助かるのに）よ～し、今度はトラクターに幟旗を掲げて集落を回るかね「除雪１時間2,000円」てなぁ。（受け取れないクセにね^^;）

接待役はお前かよ(笑)

　つまり～商売下手なんだわなぁ^^;　晩酌のホステス『シロ♀』には、湯豆腐の鰹節のチップで我慢いただきまして…これじゃ～モテないねぇ。歓迎されるのはジジババばかりってなぁ^^;　どこかの若い子、水路で脱輪しませんかねぇ…救援準備は整っておりますから…。（今までの経験では、礼も言わずにさっさと立ち去っていくのが常でありますけれどね。第一、今時、この集落に若い子なんて迷い込みませんから～(笑)）
　本日のお題は『三タテをくう』だったわねぇ…「立て」という言葉には、助数詞として、連続しての「負け」を数える際に用いるらしい。『おやじぃ』が言いたかったのは「昔懐かしいタコさんウインナーを三個食った。」でしょう。そうそう、野球の打者は3連続凡打を「三タコ」というらしい。排雪、屋根雪、屋根雪…確かにお金にならない「三タコ」だったわ(笑)